原始棒銀(▲7六歩型)対策

Last-modified: 2015-06-01 (月) 18:17:57
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▲2六歩△3四歩▲2五歩△3三角▲7六歩△4四歩▲3八銀(中央図)△4二飛▲2七銀(右図)△3二銀▲2六銀(左下図)

 後手番初手は原則的に△3四歩なので、▲2六歩には△3四歩と突いて角道を開ける。飛車先の歩交換を受けるために、▲2五歩には△3三角と上がる。「飛車先の歩交換3つの得あり」の格言より、無条件で飛車先の歩交換を許してはいけない。ちなみに、3つの得とは、(1)持ち駒に歩が増える(2)歩が居なくなった場所に自分の駒を進められる(3)飛車が敵陣を直射できる。
 ノーマル四間飛車を目指すので、▲7六歩には△4四歩と突いて角道を止める。ノーマル四間飛車を目指しているので、▲3八銀には△4二飛と振る。角交換になったとき、▲3三角成を△同銀で取れるようにするために、△3二銀と上がる。

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△6二玉▲1六歩(中央図)△1四歩▲3六歩(右図)△4五歩(左下図)

 「居玉は避けよ」の格言より、△6二玉で居玉を解消する。端歩には端歩の原則より、▲1六歩には△1四歩と受けて▲1五銀と出られないようにする。▲3六歩は▲3五歩△同歩▲同銀を狙っているので、▲3六歩には△4五歩と突いて反発する。△4五歩に対して考えられる応手は、▲3三角成▲3五歩

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▲3五歩(中央図)△同歩▲同銀(右図)△8八角成▲同銀(左下図)

 あ

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△5五角▲1八飛(中央図)△3四歩▲同銀(右図)△4六歩▲同歩△同飛▲3七角(左下図)

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