データ
| ひらがな | ろっこちゃん |
| ローマ字 | Rokko Chan |
| ジャンル | アクションゲーム |
| 対応機種 | Windows |
| メディア | ダウンロード |
| プレイ人数 | 1人 |
| オフライン | 専用 |
| 再開方式 | パスワード |
概要
2011年12月25日に同人ゲーム配布サイト『王の巣窟exit』にて公開された、個人制作ゲーム作者であるキング氏によるFLASH形式のブラウザアクションゲームのタイトルである。
作品の正式名称は『ROKKO CHAN』。
この作品は『人生オワタの大冒険』で知られる同氏による最新作であり、過去の代表作を超える完成度を誇ると評価されている。
本作は『ロックマンシリーズ』への強いリスペクトを基盤として制作されたものであり、まるで『ロックマン』のハックロム作品と見間違えるほど、ファミリーコンピュータ時代の2Dアクションを忠実に再現した作風が特徴だ。
ドット絵や操作感、敵キャラクターの挙動、そしてゲームシステム全般に至るまで徹底的に作り込まれており、シンプルながらも高難易度で奥深いステージ構成が展開される。
また、登場するキャラクターや背景グラフィック、BGMは全てスタッフの完全オリジナルであり、単なる模倣に留まらず独自性も兼ね備えている。
主人公の「ロッコちゃん」は、「ロックマン」と「ロールちゃん」を掛け合わせたような外見を持ち、可愛らしい少女型ロボットとしてデザインされている。
見た目の愛らしさとは裏腹に、ゲーム内容は骨太であり、アクションゲームに慣れていない者にはかなり手応えのある難易度となっている。
操作方法はキーボード入力に対応しているが、キーコンフィグを設定しても複雑な操作や素早い入力を求められる場面が多く、快適に遊ぶためにはゲームパッドの利用が強く推奨される。
特にボス戦やトリッキーなギミックの多いステージでは、パッド操作の方が安定した攻略が可能となる。
作者であるキング氏のブログによると、製作期間は実に2年に及んだとされ、その間に数度の試作や調整を重ねて完成へと至ったという。ブログには設定資料集や開発時の裏設定、キャラクター案などが数多く公開されており、ファンにとって読み応えのある貴重な資料となっている。
さらに、制作当初のコンセプトアートや未公開の没アイデアも一部公開されており、作品の裏側を知る事が出来る点も大きな魅力である。
また、2014年にはインディーゲームイベント「BitSummit2014exit」に出展するための特別版として、3D化された「ロッコちゃん3D」が試作され、従来の2D作品とは異なる視覚的表現に挑戦した。
この試作品は完全版としては公開されなかったものの、当時の会場では大きな注目を集め、ロッコちゃんというキャラクターの幅広い可能性を示した事例とされている。
公開から十年以上が経過した現在においても、国内外のレトロアクションゲームファンの間で語り継がれ、実況動画やレビュー記事などで再評価される機会も多い。
ロッコちゃんは単なるオマージュ作品に留まらず、インディーゲーム史の中で確かな存在感を残した作品であると言える。