.30cal M1 Carbine

WikiPedia.ja:U.S.M1カービン

アメリカ軍が後方部隊用火器として開発したセミオートの短銃身小銃である。
後方の護衛などに携わる部隊用の火器としては主に拳銃、小銃、短機関銃があったが、
拳銃は威力・射程不足、軽機関銃や小銃は重く取り回しが不便と欠点があった。
そこで、それらにかわる自衛用火器として小銃と軽機関銃の中間の性質を持つ本銃が開発された。
小銃に劣らぬ命中率と軽機関銃以上とされる火力を有しつつも、
取り回しを重視して軽量に仕上げられた本銃は最前線の士官にも高く評価され、
空挺部隊などにも配備される等、大戦期を通じて広く活躍した。
ベトナム戦争期にアメリカ軍からは退役したものの、その同盟国に供与され使用され続けた。
M1カービンの特徴である軽量で取り回しの容易な護衛用火器というコンセプトは
近年、個人用防衛火器という形で復活しつつあり、それに伴い本銃も再度評価を高めることとなっている。

装弾数15発、予備弾5マガジン。
歩兵に対しては以下のようにダメージを与える。
050m以内 - 頭部174.40 / 胴体76.30 / 手足45.78
125m以遠 - 頭部096.00 / 胴体42.00 / 手足25.20

アメリカ軍の工兵やNCOキットに含まれている半自動小銃。
他の小銃より精度が悪く遠距離戦には適していない。
威力も低めだが、反動は小さく連射速度も(手動ではあるが)速い。

.30cal M1A1 Carbineとほぼ共通。