ルアーに関する用語
- スプーン
【アイ】(Eye)
- ラインとルアー(またはフック)を結ぶ丸い輪の部分。
ラインを結びつける“ラインアイ”と、フックを取り付ける“フックアイ”がある。ルアーによっては、このアイにリングがついていて、そこにラインを結ぶものが多い。ない場合は、直接ラインを結ぶ。フックアイにもリングがついていることが多いが、フックアイに変わってヒートンが使用されていることもある。
【アクション(ルアー)】(Action)「動き」
【アピールカラー】(Appealing Color/Appealing Pattern)「派手系」
- 自然界ではありえない派手な色使いのこと。ルアーの存在をアピールしてリアクションバイト*1を狙う。濁りが強いときや、魚の動きが活発なときには特に有効と言われている。逆に小魚などを模した自然なカラーは、ナチュラルカラーという。
【移動式ウエイトシステム】(Movable Weight System)「移動重心」
- ルアー内部にあるメインウエイトがキャスト*2時とリトリーブ*3時に、ルアートップ(頭部)付近からテール(尾部)方向まで移動して、重心が移動する仕組みのこと。固定式と比べ、キャスト*4時の飛距離が伸び、アクションにメリハリがつく。
移動式ウエイトシステムは、80年代後期~90年代初期にかけて国内メーカーが研究を重ね、より一層キャスタビリティーを向上させるために考案された。
【ウエイト】(Weight)「重さ/おもり」
【キャスタビリティー】(Castability)「飛距離」
【固定式ウエイトシステム】(Fixed Weight System)「固定のヤツ」
【ジグ】(Jig)
【ジグミノー】(Jig Minnow)
- ジグとミノーの中間的存在で、魚のフォルムをしているがリップはなく、テール(尾部)にだけフックがついている。内部には重量級のウエイトが仕込まれており、かなりの遠投性能を持っている。
リップレスミノーとの違いはあいまいだが、しいて分類するならば、取り付けられたフックが複数あるものがリップレスミノーとなることが多い。
【シャッド】(shad)
- シャッドに似せたミノーのこと。一般的にボディが丸っこい形状なのに対し、テール(尾部)はすらっと細くなっている形状を持つ。大きめのリップをもち、派手目のアクションをする。
- 大西洋に生息する産卵時期に河川に遡上するニシン科の魚。居着いて淡水域で一生を終えるシャッドもいる。ただし、シャッドは日本に生息していない。バスのベイトフィッシュ。ライブベイト*7でバスを釣る際に使用されることも多い。
【スピナー】(Spinner)
【スプリットリング】(Split Ring)「わっか」
【ナチュラルカラー】(Natural Color/Natural Pattern)
- 実際の小魚そっくりに仕上た色使いのこと。
(参考:マッチ ザ ベイト)
【フック】(Hook)「はり」
- 釣りばりのこと。魚と直接やり取りをする最重要パーツ。用途によって形や大きさが変わる。
【ブレード】(Blade)
- 薄い金属片。揺ら揺ら動いたり、クルクル回ったりすることでアピールする。
【マッチ ザ ベイト】(Match The Bate)
- ターゲットの魚が実際に食べている魚そっくりのルアーを使用すること。
【ミノー】(Minnow)
- ほとんどが魚の形をしたボディに複数のフックを取り付けた疑似餌。虫や魚卵、ペレット*11形状のものもある。
小さめのリップ(ビル)がついていて、そこで水の抵抗を受けてアクションがつく。- 【フローティング~】(Floating Minnow)
静止状態で浮き上がる、比重の小さいミノー。流れに乗りやすく飛距離を出しにくい。 - 【サスペンド~】(Suspend Minnow)
静止状態で浮きも沈みもしない、水と比重がほとんど同じミノー。 - 【シンキング~】(Sinking Minnow)
静止状態で沈んでいく、比重の大きいミノー。飛距離を出しやすい一方レンジ*12をキープするのが難しい。
- 【フローティング~】(Floating Minnow)
【リップ】(Lip)
- 主にミノーについている水の抵抗を受けるベロのようなもの。別名ビル。
大きいリップ、特に水平方向に伸びたリップを持つものは、リトリーブ*13することで深く潜るタイプのミノーで、ディープ・ダイバー・ロングビルなどの名称がつくことが多い。
逆に小さいリップや、垂直方向に伸びたリップを持つものは、リトリーブ*14で浮き上がるタイプとなり、シャロー・サーフィスなどの名称がつくことが多い。
【リップレスミノー】(Lipless Minnow)
ウエイトシステム比較
重量と形状が同じだった場合の比較です。