詳細
史実における高雄型重巡洋艦。本作世界では天城型巡洋戦艦3番艦が「高雄」、4番艦が「愛宕」と命名されている為、本艦型の1番艦と2番艦はそれぞれ「伊吹」、「生駒」となっている。
新造時には飛行船が分解収容できる格納庫を有していた。しかし、飛行船の大型化に対応できず、後の近代化改装時に撤去され、飛行船作業甲板が拡張されることとなった。
「伊吹」の艦名は、横須賀で建造されるはずだった未成巡洋戦艦*1の1番艦に、先代であった筑波型巡洋戦艦2番艦の退役を受けて踏襲されるされる予定だった*2が、ニイハウ条約により建造中止となってしまった。よって、「重巡洋艦 伊吹」は横須賀市民にとって生まれ変わりのような存在として映り、進水式には多くの市民が見学に訪れたという。
ブルマー移籍後も同型艦4隻が全て横須賀校に配備されており、本艦型と横須賀は強い関係性で結ばれている。