伊吹型重巡洋艦・伊吹型大型巡洋直接教育艦

Last-modified: 2021-12-19 (日) 01:45:35

詳細

 史実における高雄型重巡洋艦。本作世界では天城型巡洋戦艦3番艦が「高雄」、4番艦が「愛宕」と命名されている為、本艦型の1番艦と2番艦はそれぞれ「伊吹」、「生駒」となっている。

 新造時には飛行船が分解収容できる格納庫を有していた。しかし、飛行船の大型化に対応できず、後の近代化改装時に撤去され、飛行船作業甲板が拡張されることとなった。

 「伊吹」の艦名は、横須賀で建造されるはずだった未成巡洋戦艦*1の1番艦に、先代であった筑波型巡洋戦艦2番艦の退役を受けて踏襲されるされる予定だった*2が、ニイハウ条約により建造中止となってしまった。よって、「重巡洋艦 伊吹」は横須賀市民にとって生まれ変わりのような存在として映り、進水式には多くの市民が見学に訪れたという。

 ブルマー移籍後も同型艦4隻が全て横須賀校に配備されており、本艦型と横須賀は強い関係性で結ばれている。


*1 おそらく十三号型巡洋戦艦のこと
*2 …とBD特典ブックレット5巻に書いてあるが、実際に「伊吹」が使われていたの鞍馬型の2番艦である。誤植なのか、はたまた作品上の設定なのかは不明。