基本性能
艦名 | 天津風 |
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艦番号 | JBNS-Y-459 |
艦種 | 航洋直接教育艦(駆逐艦) |
基準排水量 | 2,033t |
満載排水量 | 2,553t |
全長 | 118.5m |
全幅 | 10.8m |
吃水 | 3.8m |
ボイラー | ロ号艦本式缶3基 |
主機関 | 艦本式衝動タービン2基2軸 |
出力 | 52,000馬力 |
速力 | 35.0ノット |
航続距離 | 18ノットで5,000海里 |
兵装 | 20mm単装機銃4基 |
爆雷16個 | |
61cm4連装魚雷発射管2基(予備魚雷8本) | |
50口径12.7cm連装砲3基 | |
レーダー | 55式対水上探知機、69式航海探知機 |
ソナー | 56式遠距離探針装置 |
搭載機 | 中型スキッパー2機 |
乗員 | 31人 |
(劇場版Blu-ray&DVD ブックレットより)
詳細
Y459(YS21-20459):天津風(あまつかぜ)
初出第1話 05'45"
第1話、配属艦発表の掲示板にて。
出港前のシーンでは、晴風の隣に停泊している。
本作世界における陽炎型の建造経緯については、Y467:晴風(はれかぜ)を参照のこと。
艦名は「天高く吹き抜ける風」から。信号符字は"JJOD"。史実では、陽炎型駆逐艦の9番艦となるが、他の陽炎型と異なり次世代用の新型ボイラーを搭載していた。(試作とはいえ、晴風ほど手を焼く事はなかった様子。)輸送船団を護衛中、魚雷攻撃を受けて艦橋を含む艦前半を失うも後半部は沈没を免れた。その後、貴重な高性能缶を積んでいた事情もあり、仮の艦首・艦橋を設置し自力で日本への帰還を目指す事になった。(全長が半分余りになってしまった様子と、その状態で交戦中の写真。)帰還に際し、資源輸送船団への加入(護衛される側)を命じられたものの、駆逐艦としての意地もあり交渉の末、護衛する側として輪形陣の一翼を担う事になった。しかし時に1945年春、すでに制海権もなく船団は壊滅、ただ一隻残った天津風も大破、航行不能となってしまう。本来の艦首を失っていた天津風には代用の錨しかなく、漂流を止める術はなかった。結局、アモイの浅瀬に擱座し警備艇が曳航を試みたものの離礁は叶わず、軍艦旗降下の上、爆破自沈した。近年、その残骸と思しき物体が発見され、中国の抗日記念館に展示されたという。(だいぶ端折ってしまっているので、興味を持たれた方はぜひ文献(参考:森田友幸著『25歳の艦長海戦記 駆逐艦「天津風」かく戦えり』光人社NF文庫 ISBN 4-7698-2438-6)等を読んで頂きたい。)
(鷹城) だって、誰も記事書いてくれないし…。 -- 鷹城? 2017-04-25 (火) 22:24:03