艦艇紹介/Y459:天津風(あまつかぜ)

Last-modified: 2021-12-11 (土) 11:05:35

基本性能

艦名天津風
艦番号JBNS-Y-459
艦種航洋直接教育艦(駆逐艦)
基準排水量2,033t
満載排水量2,553t
全長118.5m
全幅10.8m
吃水3.8m
ボイラーロ号艦本式缶3基
主機関艦本式衝動タービン2基2軸
出力52,000馬力
速力35.0ノット
航続距離18ノットで5,000海里
兵装20mm単装機銃4基
爆雷16個
61cm4連装魚雷発射管2基(予備魚雷8本)
50口径12.7cm連装砲3基
レーダー55式対水上探知機、69式航海探知機
ソナー56式遠距離探針装置
搭載機中型スキッパー2機
乗員31人
(劇場版Blu-ray&DVD ブックレットより)

詳細

Y459(YS21-20459):天津風(あまつかぜ)
初出第1話 05'45"
 第1話、配属艦発表の掲示板にて。
 出港前のシーンでは、晴風の隣に停泊している。

 本作世界における陽炎型の建造経緯については、Y467:晴風(はれかぜ)を参照のこと。

 

 艦名は「天高く吹き抜ける風」から。信号符字(コールサイン)は"JJOD"天津風.PNG。史実では、陽炎型駆逐艦の9番艦となるが、他の陽炎型と異なり次世代用の新型ボイラーを搭載していた。(試作とはいえ、晴風ほど手を焼く事はなかった様子。)輸送船団を護衛中、魚雷攻撃を受けて艦橋を含む艦前半を失うも後半部は沈没を免れた。その後、貴重な高性能缶を積んでいた事情もあり、仮の艦首・艦橋を設置し自力で日本への帰還を目指す事になった。(全長が半分余りになってしまった様子と、その状態で交戦中の写真。)帰還に際し、資源輸送船団への加入(護衛される側)を命じられたものの、駆逐艦としての意地もあり交渉の末、護衛する側として輪形陣の一翼を担う事になった。しかし時に1945年春、すでに制海権もなく船団は壊滅、ただ一隻残った天津風も大破、航行不能となってしまう。本来の艦首を失っていた天津風には代用の錨しかなく、漂流を止める術はなかった。結局、アモイの浅瀬に擱座し警備艇が曳航を試みたものの離礁は叶わず、軍艦旗降下の上、爆破自沈した。近年、その残骸と思しき物体が発見され、中国の抗日記念館に展示されたという。(だいぶ端折ってしまっているので、興味を持たれた方はぜひ文献(参考:森田友幸著『25歳の艦長海戦記 駆逐艦「天津風」かく戦えり』光人社NF文庫 ISBN 4-7698-2438-6)等を読んで頂きたい。)

 

こぼれ話


  • 筆者、文才がないものですから、泣く泣くエピソード削りましたm〇m 。(他の艦の記事も書いて行かないとなりませんし…。執筆、遅いので気長に待って下さい。)
     
    (天津風)良くそんなので執筆始めたわねっ! (OO;
    (鷹城) だって、誰も記事書いてくれないし…。 (T-T -- 鷹城? 2017-04-25 (火) 22:24:03