煌キン

Last-modified: 2024-04-24 (水) 14:55:45

情報

名前きらめキン
異名光落(ライオット)
性別男…?
性格傲慢・外道
人称(偽装)俺/貴様
年齢(偽装)43
体格(偽装)180.0cm/71.9kg
好き強者
得意奇術
嫌い弱者
苦手ヒカキン族
出身本人も覚えていない
住所【隔離世界形成型時空変動空間】
属性(偽装)【全】
種族(偽装)【セイキン族】/【零鬼(ゼロキ)ン】

ヒカマニ世界最悪の事件とされている【PROJECT-LIGHT】の被験者の一人。二人いる被験生存者の内の一人。しかし現状その事件を知るものはいない。
輝キンの永遠の好敵手。
当初は渋谷のロフトにいた記憶があるらしいが、その最中に人体実験を受けた…その際に自身の吸収能力が力に呼応する形で発現し、施設の何百万もの極級クラス卵を吸収。その力で身体は破壊されるどころかそれすら上回る程の覚醒した再生能力で保持している。
ヒカマニ世界において史上最強の被験体だったが今ではそれらは最重要機密情報とされており、彼を知る者はごく一部とされている。
設定上の情報ではセイキン族となっている。容姿もしっかりセイキン族らしい…がその正体を知るものはこの世で四人*1しかいない。

台詞

  • 「…お前も零鬼(ゼロキ)にならないか?」

契約

彼女と契約した場合、彼女の能力を分け与えられる。

戦闘情報

概要

格闘術を極めている為に素手ならワンパンで卵を粉々にできるが、それより恐ろしいのは彼…?が抱える恐ろしい能力の数々。物理系から精神系から更に上位のものまで揃いに揃っている。

所有物

能力(スキル)

  • 能力創生(スキルホルダー)
    卵の創生能力を駆使してあらゆる能力を生成できる。
  • 幽波紋(スタンド)
    彼女にとって否定能力の影響で一人一つまでという制約は存在しない。
    • スタープラチナ
      【破壊力A / スピードA / 射程距離C / 持続力A / 精密動作性A / 成長性A】
      「オラオラオラオラ……オラァ!!」
      古代ローマの拳闘士にも例えられる屈強な戦士を模した(ヴィジョン)が特徴。
      「物体に干渉する力」「スピード」「精密動作性」がずば抜けて高い。
      時空をひん曲げ、特級卵を押し返すばかりか投げ飛ばし、殴り飛ばした敵ごと後方の壁や物体をぶち壊すなど、清々しいまでの剛腕ぶり。精密動作もお手の物で、動体視力はハイスピードカメラ以上。こめかみから数センチの距離で撃たれた拳銃の弾をつまみ取り、暗闇で撮られた写真の背景から蠅を見つけ、超高速で放たれる敵スタンドの攻撃を捉えて迎撃、超動体視力で捉えた敵スタンドを精密にスケッチに起こすなど、パワー面と合わせて「シンプル・イズ・ベスト」を突き詰めた応用性の高さが最大の特長といえる。近距離での格闘戦には滅法強い。また、特殊能力と呼べるような力を持っていないので、飛び道具を警戒して防御策を講じたり、スタープラチナに投擲をさせることで遠くの目標を攻撃したりと工夫している。
      更に5秒間の時間停止能力「スタープラチナ・ザ・ワールド」を行える。スタープラチナの卓越したスピードが光や時を越えると世界はその動きを止め、時間が止まる…要するに超凄いスピードで動くことで、経過する時間をゼロにしてしまう能力。使う度に一呼吸のインターバルが発生するため連続使用は不可能。
    • スタープラチナ・オーバーヘブン
      【破壊力不明 / スピード不明 / 射程距離不明 / 持続力不明 / 精密動作性不明 / 成長性不明】
      スタンドか本体が拳で殴ったり触れたりしたものに自身の望む真実を上書きする。
      全ステータスが不明である程に高い。
      スタープラチナで出来ることは全て可能である事に加えて、特殊能力無効化、回復、敵の存在を消す、歴史改変等…強さに拍車がかかっている。
    • クレイジー・ダイヤモンド
      【破壊力A / スピードA / 射程距離D / 持続力B / 精密動作性B / 成長性C】
      「ドラララララララララァ!」
      近距離パワータイプの人間型。
      発動できる射程は2m程度と短いがパワーとスピードに優れる。弾幕を拳で撃ち落としたり至近距離から撃たれた銃弾を掴むなど、精密さにも優れている。
      殴るスピードは時速300km。瞬間的な爆発力ならスタープラチナ以上。ベアリング弾やライフル弾による狙撃も行える。
      「壊れたものを直す、生物の傷を治す」能力。ただし、本体には適用されないため自身の傷は治せない。単純な能力のようで応用の幅がとても広く、使い方によっては治療や修繕以外の効果を発揮する。「直す能力」だけではなくスタンドそのものが持つ高い破壊力とスピード、精密性がいずれも高く併せ持つからこそ可能な芸当が多数ある。
      ・《体内に敵スタンドが入り込んでしまった人の腹を拳で突き破って敵スタンドを捕獲しつつ、瞬時に傷を治して人体が痛みすら感じないほんの一瞬で敵スタンドを摘出する。》
      ・《直後、破片が飛び散るようにガラス瓶を叩き割ってから直し、敵スタンドなどの物質をガラス瓶の中に閉じ込める。》
      ・《建物内で敵に追い詰められた際、壁を破壊して向こう側に移動し、直後に壁を治して無事に危機を脱する。》
      ・《地面を壊してから瓦礫を壁状になるように直し、敵の攻撃を防ぐ防護壁を即座に作る。》
      ・《殴りつつ一緒に砕いた岩の復元に巻き込み、岩と人体を融合・一体化させ人ではなく岩として永遠に生き続ける罰を与える。》
      ・《調理された料理を原材料…茹でる前の乾麺や具になる前の野菜に戻したり、地面のアスファルトを原料のコールタールに戻す。》
      ・《紙に書かれた文字を跡形もなく消す。作中では筆跡の一部を消して別の文字に見えるように細工していた。》
      ・《敵が体の一部を飛ばして攻撃してくるタイプの場合は、それを治して本体に戻してしまう。つまり、一部の間接攻撃の無効化ができる。》
      ・《走行中のバイクを一度バラバラに壊して障害物を乗り越え、その直後バイクを即座に元通りに復元し、スピードを落とさないまま回避ができる。》
      ・《人体が爆弾の爆発で木っ端微塵に吹き飛んだその瞬間にスタンド能力をその「爆発で粉砕された瞬間の人体」に使い、爆破される前にまで戻して救える。爆破された者の体が爆散しきって落命を迎えてからでは助からないため、タイミングが非常にシビアではある。》
      ・《相手に何らかの物体の欠片Aを持たせて、自分の手元にある同じ物体の欠片Bを「直す」と、敵の所持する欠片Aに引き寄せられて欠片Bが飛んでいくので追跡・誘導弾として使える。直す対象やパーツごとの引き寄せをコントロールできる。逆に欠片Aを手元のBに引き寄せてAが入っている容器ごと奪い取る利用法も出来る。》
      ・《このうち引き寄せる性質だけは本体も利用できるため、地面の破片など思いもよらぬものを利用した急接近や緊急回避が可能。引き寄せられる物体に縋ればスタンドの能力の応用であるためか、本来問答無用で発生するスタンド能力による効果に抵抗すら出来る。》
      …などなど、無機物・有機物を選ばず、復元するタイミング・範囲・段階まで任意で選べるためかなり応用の利く能力である。
      ただし、治せないものもあり
      ・《パーツ部品同士やクレイジー・ダイヤモンドと距離が離れ過ぎていると治せない。》
      ・《使用済み燃料等、消費されて既に消えたエネルギーを呼び戻せない。》
      ・《「ザ・ハンド」で削り取られたものは、「元からなかった扱いになる」ため直せない。》
      ・《人や生き物の怪我は治せるが病気は治せない。》
      ・《そして失われた生命、および本体の損傷そのものも戻せない。》
      厳密には『触れた物を損壊もしくは怪我をする以前の状態に戻す』もしくは『物質を組み立て直す(元通りとは限らない)』能力と思われる。厳密には「『エントロピー増大の法則』の不可逆性を覆す性質」である。
      一連の復元効果を使わず、スタンドでダメージを与えて破壊するだけに留めるのも可能。
      死んだ者に対しては遺体の損傷を修復するだけに留まり、生き返らせはできないが、逆に完全に死亡してさえいなければ対象がどんな致命傷を負っていたとしても、何事もなかったかのように一瞬で完治させられる。
      尚、元の状態には戻さず歪んだ形に復元する事もできる。
    • ゴールド・エクスペリエンス
      【破壊力C / スピードA / 射程距離C / 持続力D / 精密動作性C / 成長性A】
      「無駄無駄無駄無駄…無駄ッ!」
      テントウムシがモチーフの近距離パワー型。
      触れた物体に生命力を注ぎ込み生命を生み出すこのスタンドだが、その使い方は多岐にわたる。
      生み出した生き物は本体の意思で生き死にが決められ、死ぬと元の物体に戻る。ただし、その場の環境に適応した生物しか生み出すことができない。絶対零度の状態で生物が生まれることはできない、低温の環境では植物も短い草しか育たない等。
      スタンド自体の射程距離に関係無く、能力によって生み出されたものには距離的な制限は無い。
      動物を生み出した場合は基本的にその生物は「ベースとなった物体由来の場所に帰巣する」という習性を持ち、折れた歯から生み出された蝿は元の歯の持ち主へ、石碑の破片から生まれたテントウムシは石碑のもとへそれぞれ帰っている。
      また生物に対して命令を仕込むことも可能であり、暗殺・捜索にも活かされている。
      チームでの戦闘にも有効な能力であり
      ・《ウィルスが散布された場所の物体に生命を与えて生まれたヘビからウィルスへの抗体を採取する》
      ・《テントウムシのブローチに生命を与えたものを敵の衣類にくっつけて発信機代わりにする》
      ・《銃弾に生命を与えてヘリコプターへの着弾後に木の根を張り巡らせて身動きを封じる》
      などの使用法も見られた。
      この能力で生み出された生物は物理攻撃に対して無敵であり、生物自体に一切ダメージが入らないばかりかその衝撃が反射されて攻撃を仕掛けた人間に丸々返ってくる。
      生命に更に生命力を注いだ場合、過剰になった生命力によって意識が加速し、動作やものの見え方が非常にゆっくりとなり、受けた感覚も非常に長びく。
      ただしこれはあくまでも意識だけが超加速した状態であり、その加速には肉体は勿論、精神のヴィジョンであるスタンドですら付いてこれない。意識はいくらでも動くのに肉体もスタンドも動かせず、むしろ拘束されているようにすら感じてしまうという、まさに暴走状態。
      もしこの状態で攻撃を受けると、ゆっくりとダメージを受けて行き必要以上の痛みを感じることになる。
      理論的に考えるとラッシュを食らった者は非常にエグイ事になる。
      能力を応用して手や舌、内臓など部分的な体組織を他の物体から生み出し、これを移植することで肉体が欠損する程の外傷も治療できるようになった。部位によっては部品を作るのに時間がかかる場合がある。
      損傷した人体を治すという意味ではクレイジー・ダイヤモンドに似ているが、大きな相違点として「自分自身も治療できる」点と「要は『麻酔無しの臓器移植手術』なので、治療時に激痛を伴う」点が大きく違う。
      また治療の際にはパーツの定着や傷の回復を促すために生命エネルギーも流し込んでおり、これによって肉体が完全に死亡しながらもゾンビに近い状態で数日間だけ命を長らえて活動させられる。
  • 否定能力
    彼女が持つ全て能力はスイッチの様に起動させるか否かは自分が設定できるものだが。この能力も範囲内である。
    • UNDEAD-不死-
      自対象強制発動型。発動条件は自身が死に近付くこと。
      死に関わる怪我などを否定する。自身が傷を負ったり体の一部を欠損すると、強制的にそれらの損傷が再生される。
      再生に上限はないが、傷口を焼かれると再生にかかる時間が延びる。
      この他、老いも死に近付く要素として否定される。
    • UNLUCK-不運-
      他対象強制発動型。発動条件は自身が好感を抱いて直接的な接触があること。
      自身に触れた・触れられた相手の「運」を否定し「何か」の不運を与える能力。
      到来する不運は『外部からのダメージ』という形で発生する。
      内容は『接触面積』『接触時間』『好感度』『接触の価値』によって強度が決定される。接触の価値とは【「運」の器がどれだけその接触に心を揺らしたか】であり、その好感触が大きいほど不運は強くなる。
      規模は好感度と接触の価値に大きく依存し、『よく知らない・苦手な相手』には天井の一部が相手の頭部に落下したり捻挫程度の軽傷のダメージ、『理解が深い・接触の価値が高い』場合は『爆発事故・隕石落下』という重傷~死傷のダメージが発生する。因みに、起きる不運は外的・肉体的なダメージに限定され、心臓麻痺の様な内的ダメージは発生しない。
      到来する不運は基本的に周囲の物を利用して発生する。だが強度に見合った不運の種が近くになければ、遠くの物を強引に引き寄せてでも不運が発生する。これを利用し、近くに大きな不運の種がある時に強度の高い接触を行えば、その不運を意図的に選択して発生させる事が可能となる。
      更に呼び寄せる不運は必中であり、例えば触れた対象が強力なバリアで守られたとしてもそれを貫通できるような不運が発生するため基本的に回避は不可能である。
      布越しに触れるなどの直接でない接触だと発動せず、また好感度が低い…嫌いな相手に対しては自ら触れても発動しない。
    • UNTOUCHABLE-不可触-
      自対象強制発動型。常時発動。
      自身に常時展開される不可視の空間が発生し、自身へあらゆる物が触れる事象を否定する。正確には自身の頭髪と外皮に接触する物体全てが対象であり、常に数mの球状として発動される。
      なお自分自身に触れる事は可能で、腕組みや口を抑えるといった仕草はできる。
      地面との接触も否定するため常に宙へ浮いた状態にもなる。足を動かす事で移動はできる。
      生身で外部への干渉は出来なくなるが、例外として口を開けた部分に空間へ穴が空くため、食事や呼吸は可能である。また光や音などの光線・音波・電波といった波長類は対象外で、視覚・聴覚に支障はない。
    • UNSTOPPABLE-不停止-
      自対象強制発動型。発動条件は一定以上の速度を出した状態で足を止めようとする事。
      自身が停まろうとする行動を否定し超スピードで走り回る事ができる能力。
      つまり停まろうとする行動の反動で強制的に加速してしまう理であり、また停止しようとした直前の速度より倍以上の力で押し出される現象が発生する。そして加速した状態で停止しようとすると、その倍以上の力が発生して更に加速する仕組みとなっている。
      停止しない理が発動する副効果でか、走ってる間は息切れもせず、更に能力発動前と比べて脚力に加え筋力が相当に強化される模様。
      これの応用で跳躍にも優れ、壁と床を跳ね回る運動も可能となり、3次元的な戦闘へ発展させる事ができる。
      いわば身体強化の一種だが、身体の耐久力は能力発動前とさして変わらない様子。
      停止条件は体の形状が著しく変化すること…つまり骨折以上の損傷。
    • UNFEEL-不感-
      自対象強制発動型。常時発動。
      自身の感情、感覚を否定する…つまり喋ること等もできなくなる。
    • UNBELIEVABLE-不可信-
      自対象強制発動型。常時発動。
      当然と信じられている事象を否定し、信じがたい程奇跡的な結果を実現する。剣での斬撃や、銃撃の対象に当たるわけがない的外れな方向へ攻撃すると、跳弾などの経緯で確実に的中する。
    • UNFORGETTABLE-不忘-
      自対象強制発動型。常時発動。
      自身の忘却を強制的に否定し、認識した物事を無差別に記憶し続けることができる能力。
      必然的に完全記憶能力を有する事になり、戦闘に応用すれば1度でも見た技や構えをコピーして繰り出せる。
      更にあらゆる知識を完全に記憶できるので、能力の持ち主が技術者の場合、その技術力は証明不要なレベルに達する。
      その時その瞬間の気温や湿度、臭いや細かな形状等、本来なら記憶から削ぎ落とされる情報すら忘れられないが、それによって過去の記憶を食いつぶす恐れもある。
    • UNTRUST-不信-
      自対象強制発動型。常時発動。
      自身へ向けられた攻撃の軌道を逸らすことで、自身に攻撃が当たることを否定する。また事実と異なる結果を占うことで、自身の占いが当たることを否定する。
      自身が当たると信じている事を当たらないようにすることで否定する能力だと考えられる。
      占いはその能力により絶対に当たらない。しかし絶対に当たらない占いというのは絶対に当たる占いと同義である。但し、あくまでも効果があるのは「占い」に対してのみであり、知識に基づく考察などはちゃんと当たる。
    • UNDECREASE-不減-
      自対象強制発動型。常時発動。
      自身が所有物と認識する物質・物体・物品の物量が減る事象を否定する。これは消費すると強制的に、何もない所から出現した同一の消費物が補充される。
      銃火器の実弾が消費する事象が否定され、銃身・砲身が壊れない限り銃撃は減退しない派手な戦闘を繰り広げる。この他、毒ガス缶やスタングレネードなどの投擲武器、更には核爆弾や超弩級電磁砲にも作用する恐るべき持続力・攻撃力を発揮する。
      なお消費して強制発動する理屈なので、炸裂・爆発の兵器が不発となった場合は能力も不発となる。
    • UNFADE-不老-
      自対象強制発動型。常時発動。
      老いによる肉体や技術の衰えを否定する。
      年月を経ても老朽化しない肉体や技術力、それに加えて損傷からも回復復帰できる。
      但し、直接的な死を否定する事はできない。
    • UNKNOWN-不明-
      自対象強制発動型。常時発動。
      自身の言動・行動および、それで起こった外的変化は自分以外の生物に感知されない。即ち発現した瞬間から、これ以降における自身を裏付ける手段・事物が無くなり、自身は消息不明・正体不明の立場を強制させられる。
      しかし自身に繋がらない実証を明かした「何か」であれば他者へ知ってもらえる…つまり自身の事ではない身分証(アカウント)を創る事で世界に関わってる明了ができる。
    • UNSEEN-不可視-
      自対象強制発動型。発動条件は自身が両目を閉じること。片目を開けていると発動しない。
      発動すると自身と自身の所有物を不可視にする。この不可視とは他者から視認できない状態を指す。
      不可視状態になったものは人の目では見えなくなり、カメラにも映らなくなる。いわゆる透明人間状態。
      但し赤外線には影響しないため、サーモグラフィーによって簡単に発見されてしまう。
      また瞬きでも発動するため、意識して目を開け続けるか閉じ続けるかしていないと人前ではむしろ非常に目立つ。
    • UNTELL-不通-
      自対象強制発動型。自身が伝達行為を行おうとしたとき発動する。
      発動すると自身は伝達行為が行えなくなる。
      声で伝えようとすれば失語症のように声が出なくなる。
      指を叩いてモールス信号を送ろうとすれば指が動かなくなる。
      相手に直接会って情報を伝えるため移動しようとしたら足が動かなくなる。
      但し、相手が呼吸音や心音などから自身の心象を読み取ることは可能。この場合、自身が相手にそれが可能だと理解していても能力は発動しない。あくまで自分の意志で伝達するのを否定するのみで、本人の意志と関係のない身体機能には能力が及ばない。
    • UNHEALTHY-不健康-
      自対象強制発動型。常時発動。
      自身の「肉体」の健康を否定する能力。
      どれだけ安静に過ごそうが、献身的な治療を受けようが不健康状態が固定されてるため、肉体の衰弱緩和程度にしか働かない。
      但し、幽体離脱等で霊体が他の魂へ触れてる間、触れられた魂が宿る肉体に自身の能力を与えられる。幽体離脱中はその能力が自身に作用しない。
    • UNSLEEP-不眠-
      自対象強制発動型。常時発動。
      自身の眠気・睡眠を否定する。長時間眠らずに活動が可能であり、眠気に襲われることもない。
      しかし不眠によって否定されるのは眠気そのものであり、眠気の原因である疲労やストレスは否定されない。むしろ睡眠ができない為に体力回復が極めて難しい。
      睡眠はできないが極限の疲労状態による気絶は可能であり、これにより体力回復を行うことはできる。しばらくすると無意識に気絶から睡眠に入ったと捉えてしまい勝手に体が起きてしまう。
    • UNFAIR-不公平-
      他対象任意発動型。発動条件は敵視されること。ただ嫌われる程度では達成できず、憎しみや怒りといった強いマイナスの感情を向けられる必要がある。
      本来一人一つの能力という公平性を複数持つ事で否定する。
      いわゆるコピー能力だが、同時にコピーできる能力の個数に上限などは確認できず、さらにコピーした能力は複数同時に発動できる。
      なおこの能力自体は任意発動型だが、コピーした能力が強制の場合は強制でしか使えない。
    • UNTRUTH-不真実-
      他対象強制発動型。視認する対象を「好き」になること。
      自身が視認した対象の刹那に抱く嘘偽り無い意識を否定する。つまり強制的に「行動・発言が真逆になる」現象が発生する。
      逃走しようとする相手を視認すれば、対象は「逃げるために動きたいが動けない」一種の拘束状態になる。
      攻撃の刹那ならば、視認した対象の動きを真逆に出来る。右蹴りが左蹴りになったり、刀で斬ろうとすれば斬る動きを取れない。
      相手が答えたくない事柄に対して、視認しながら質問するとその無意識を反転させて強制的に暴露させられる。
      この視認する距離に上限はなく、例えば町の郊外から否定能力の効果対象を見つける状況でも問題なく発揮される。だが、煙幕など視界が遮られる状況だと効果は無効化される。
      また能力者本人が効果対象を「視ていない」場合だと、当然に能力は発動しない。そのため、意図的に視線を外す・瞼を閉じるなどして「視界」に注視することで、ある程度は能力の発動有無を操作できる。また、両目だけでなく片目だけで視認しても「不真実」は発動する。
      しかし、難儀な発動条件により、視界へ入れば強制的に発動させてしまう当人にとって、親しい間柄の者と共同生活する事は不便となる。
      戦闘においては、当人へ敵意を抱いて向かってくる相手に「好意(好き)」を抱くことは、並大抵の人間では困難を極めるため殆ど役立たずになると推測される。
      この他、視認相手について情報不足で「好意(好き)」が湧かない対象・状況だと発動しない。つまり発動条件「好意(好き)」の反対「無関心」「嫌悪(嫌い)」といった状態では能力が発動しない。このため当初は「好意(好き)」を抱いていたが、その相手から不快な言動により気持ちが冷めて「嫌悪(嫌い)」となった場合なども、発動条件の理屈から外れて無効化してしまう。
    • UNAVOIDABLE-不可避-
      他対象強制発動型。発動条件は自身が攻撃態勢をとる事/心で念じる事
      自身が特定の条件を行う事で他の「逃避・退避」事を否定する。
      対戦者の「逃避・退避」を否定し一種の拘束状態を発生させる。
      能力の発動条件は、簡易な行動で成立する。即ち攻撃の瞬間に能力は発動し、そのまま打撃を繰り出す連携技により、相手の「逃避・退避」が不可能な拘束状態へ大打撃を与えられる。
      この拘束状態は「相手の筋肉の動きを止めている」という原理によって生じており、対象の生理現象などは効果適用外。つまり対峙した者は、意識がある状態で瞼を閉じる筋肉が動かず攻撃が迫ってくる様子を見続ける事で格闘技を防御できず受ける恐ろしい事態となる。
      なお反撃は効果適用外。上記の性質から、能力を発動しようとすれば防御態勢に変わる=構えを解くと能力解除になるため、自身も回避行動が出来ない難点がある。
      また目前の事象にある「回避・待避」を否定し一種の幸運状態を到来させる。つまり自身が心で念じた結果を否定するというもの。
    • UNCHANGE-不変-
      他対象任意発動型。発動条件は素手もしくは素足で対象に触れること。
      自身が直に触れた対象の変化を否定し固定する能力。
      効果対象は物体のみで、生物には作用しない。
      汎用性は大きく、物の形状や空気の形さえも対象となり、これらの変化を否定し固定する。つまり身に付けている物を固定して長時間の形状維持を発揮したり、空気を固定して直視できない透明な球状のバリヤーを発現したり、「空気の手」で能力対象外である生物を拘束する事が可能となる。
      防御力・拘束力に特化しているが、本質は「物の形の変化を否定し固定する」ので能力自体に攻撃力は皆無。だが理に合わせた専用道具を用いることで、容易に殺傷力を帯びる危険性がある。
      能力の操作に集中するためか、自己の動きに制限を付けないと持続困難である。つまりどんな攻防の最中でも早歩き程度が限界である。
      また「空気を固定して拘束」は、断続的に発動と解除を繰り返して「対象を捕まえる」ことを強く意識することで、手のような形が発現し対象を拘束する。
      発動条件に関しても、能力を発動するため、否応なく素手や素足の状態にならなければならない。また強制的に物体を固定はされず、能力解除を意識してる間に素手や素足へ物が触れても固定化は起きない。
      「空気のバリヤー」は移動や呼吸の為に足元だけ穴を開けての発動を余儀なくされている。これに関連してバリヤーを発動中は無敵と思われる防御力を発揮するが、材質はあくまで空気であるため光は透過する、足元だけ内部に通ずる穴がある、といった理にある抜け目を突かれると致命的な状況へ変化する。
    • UNJUSTICE-不正義-
      他対象強制発動型。発動条件は対象が一定の大義を持ち合わせている者が能力者当人の「問いかけに応える」事。
      自身が認識した相手の正義を否定し、それに反する行動を強いる能力。
      相手の目的が「大事な人を護る事•側に居る事」なら対象にその人を殺させ、「生き抜く事」なら自殺させ、「闘う事」なら戦闘態勢を解かせる。
      上記のように対人戦では有効な能力で、かつ「不正義」を発動しながら接近戦を有利に進めるなどの応用も出来る。また下記にあるように一個人で大群相手の物量戦にも有効な恐るべき汎用性を持っている。
      能力の行使は視認性に関わっており。目を少し開けて、チラッと対象を認識しただけで寸止めが可能。全開にすれば宇宙すら巻き込む範囲になる。
    • UNBREAKABLE-不壊-
      他対象任意発動型。発動条件は魂を込めてその物体を作る事。
      自身が一心に魂を込めた製作物の「壊」を否定し、金剛不壊の物体にする超能力。
      能力が宿った製作物は、残壊・毀壊などに繋がる理が否定され破壊不可の性質を帯びる。これが武器・防具なら、磨耗・刃こぼれ・腐食といった損壊は無く、鋭利さは半永久的に持続・あらゆる衝撃を防御する決して壊れない珠玉の逸品となる。
      なお始めから存在する物体や既に作られた物へは付与できない。これらは補強具制作などで理をすり抜けられる場合がある。能力は付与のみで、製作物の外装・性能といった良し悪しは製作者による腕しだいである。
      少しでも製作物に対する「自信や覚悟が欠ける=心が乱れる」と付与できない。また自身が死亡すると、当人が製作した品々の能力は解けて、破壊可能な製作物になってしまう。
    • UNREPAIR-不治-
      他対象強制発動型。発動条件は自身が傷を負わせる事。
      自身が負わせた傷は、あらゆる治癒・治療を否定する。この理屈から、かすり傷からは出血が止まらず、急所の傷からは大量出血が続く様相となり、容易く死へ至らしめる異常な殺傷力を有している。
      自身が負わせた傷の"治療する意志"を否定する理なので、自身から傷を負った者が"治療する意志"で動くと【治したいのに治せない】金縛り状態へ陥る現象に見舞われてしまう。
      自身から傷を負った者が「攻撃して無力化させる≒傷を負わせた自身を死なせる」は、つまり"自身からの傷へ対する治療行為"と判定され【縛り】が発動してしまう。この特質系から、戦闘において自身は相手へちょっぴりでも傷を付ければ、その時点で無敵状態にも等しい状況が作れる。
      しかし彼女自身が死ぬ以外にも、能力の影響を受けていない他者へ処置してもらったり、"治療する意志"を持たず"攻撃のために"負傷部位を切除したり、自己ではなく"誰かのために動く"事で彼女自身へ致命傷を与える。
      しかしこの策も再び彼女自身からの傷を負うと、知ってしまった「動ける手段」が「治療行為へ繋がる」と判定され【縛り】が発動してしまう。
      …但し、自分の身体も含め容易な外科治療が不能になると言う難点があり、例えば、事故だろうと自身の体に「掠り傷を負わせた」は、それは「自傷行為≒能力の傷」でありずっと血が止まらない有り様になる…。つまり自身にも理が適用される。これにより自他の負傷を手当てしても【自身から負わせた傷】になって更に悪化した傷となり、応急手当さえ出来ない不条理に苛まれる。自身が負傷した場合は、他人頼りとならざるを得なくなる。
    • UNMOVE-不動-
      他対象強制発動型。発動条件は対象を視る際に自身の四肢を固定する。
      自身が視認した物体の動きを否定する能力。
      条件を満たすと、視界にある対象の動作はおろか重力・重量といった物理法則を否定して、その場に停止させる現象を発生させる。これにより、迫りくる弾丸や落下する対象などの運動を否定して空中に停止・固定させる強力な防御力・拘束力を持つ。
      しかし、対象は視界にある物だけに限定される。遮蔽物の裏などは対象外で、例えば上着一枚だけでも簡単に逃れられてしまう。このため相手の意識や心臓など体内の動きを止める事もできない。
      対峙して動きを停止させた場合は、能力解除の反動で向かってくる動きに自身の対応が迫られる状況も発生する。
      また効果時間が「対象を視ている間」であるため、瞬きや目を瞑るまでと短い欠点もある。
    • UNBACK-不出-
      他対象強制発動型。発動条件は対象を何かで包む事。
      包んだ物から外に出せなくなる能力。これは自分にも相当する。
    • UNCHASTE-不貞-
      他対象任意発動型。発動条件は特定のポーズをとること。
      自身を見た相手を強制的に魅了する。魅了した相手は自身に襲い掛かる。つまるところ、自分に「攻撃対象を固定」するデコイ能力。そのままでは自身に直接的なデメリットがある能力。
      能力が効かない相手は「恋を知らない」相手か「揺るがない愛」を持つ相手。
    • UNBURN-不燃-
      他対象強制発動型。常時発動。
      燃焼そのものを否定する為、この能力がある限り何も燃えず、火を付けられない。
      タバコに火を付ける事もできなければ、料理の為に火を使う事もできない。
      戦闘面で活躍できる機会は限定的だが、その分はまれば強力な能力と言える。
      ただし、燃焼は否定できるが熱そのものは否定できない。
    • UNDRAW-不抜-
      他対象任意発動型。
      発動すれば物が抜けなくなる拘束型の否定能力。
      しかし自身にも影響が及び、刀は抜けず、銃をホルスターから抜けなくなる等、能力者によっては不殺を強制されるような能力。
      更に箸等口に咥えた物も相当な力づくでなければ抜けなくなる。
      裏を返せば、相手の武器を限定的だが使用不可能にし、体の一部が埋まりさえすれば、例え神であっても容易には抜けなくなる。
      「抜く」動作が絡むなら何でも否定できる為、手榴弾の安全ピンも抜けなくなる。
  • チェンソー
    頭部がチェンソーを模した仮面状になり、両腕や両足からチェンソーの刃を生やすことができるようになる。
    自身の名前を呼んで、助けを求める対象の目前に転移できる。叫ばれた者も助けを求めた者もバラバラに殺される。誰かに殺されても、そのたびに何度でもエンジンをふかして復活する。食われた者は、その名前の概念ごと存在も、記録も、記憶も全て消滅してしまう。一度消えてしまえば誰も存在した事すら認識できなくなる。
  • 《刀》
    頭部及び両腕が長大な刀へと変形する。生えてくる刀は通常の刀以上の切断力を持ち、明らかに刃渡り以上の大きさの物も切断する事ができる。右腕を左脇に構える、いわゆる「居合」のような構えをとった後、視認不可能な速度で敵の懐に飛び込みすれ違いざま一刀両断する。「構えたと思った直後には斬られている」といったような非常に強力な能力であり、それなりに間合いも広いため、近接戦を主体とする者相手には有利。
  • 《爆弾》
    頭部が投下型爆弾のような形状に、両腕が導火線で編んだオペラグローブのような形状に変形、さらにダイナマイトを連ねたエプロンが出現する。体の一部を自在に爆破し、爆風による高速移動と対象の破壊を行う。切り離した体の一部を手榴弾として投げつけるという荒業は可能。
  • 《弓矢》
    頭部及び両腕が弓矢に変形する。両腕の弓などから人形を容易く貫通するほどの威力の矢を無数に放つ事ができ、正面から戦っては近づく事さえままならない程に高い攻撃力を有する。
  • 《長剣》
    腕に両刃の剣がつき、目のあたりに後頭部に向かって伸びる2本の剣がつく。
  • 《火炎放射器》
    頭部が燃料タンク、両腕に火炎放射器が付く。
  • 《槍》
    背筋から槍を引き抜く。それを武器にできる。
  • 《鞭》
    腕から鞭を引き出す。
  • 《鮫》
    壁の中や地面などどこであろうと水中を泳ぐかのように潜航する事ができる。
  • 《知識》
    一瞬で知識を引き出したり、解析能力も得る。
  • 《龍》
    口から火を吹く。
  • 《宇宙》
    相手に宇宙の情報を強制的に『理解』させる。
    「本気のハロウィン」では精神世界に本の形で存在する情報を全て流し込まれ、思考の全てが塗り潰される。死ぬまでハロウィンの事しか考えられなくなり結果、「ハロウィン!」と壊れたラジカセのように繰り返し叫ぶ廃人となる。ある程度の知性を持つ相手には殊の外有効である。
    ある程度は効果の軽重の調整が可能。
  • 《落下》
    「落ちる」という概念全般を司る。物理的・精神的問わずに「相手を落とす」ことで攻撃を仕掛けてられる。
    重力を操ったり、『心に傷を抱えた人間のトラウマをフラッシュバックさせ、気持ちが落ち込むほどに身体が上空へと落ちる』という攻撃も可能。
    空に落ちる攻撃を受けた人間は虚空に浮かぶ白い扉へ誘導され、固有空間の内部へと引きずり込まれる。落とされた人間はそこで『お客様』である悪魔達の餌食にされてしまう。その場にいなくとも落下に巻き込める程の射程範囲も持つ。
    単純な膂力・再生能力にも優れており、何より重力を操る力は強力そのもの。
  • 《ゴキブリ》
    圧倒的な力と光速以上の速度を得る。
  • 《戦争》
    自分のものだと認識した物体・生物を触れるか、名前を呼ぶと武器に変える。法的な所有権に関わらず、実効支配している物体ならば能力の対象となる。また、自分に好意を持つ生物も所有物と見做して武器に変えることができる。本来個人が所有できないような高額なものであっても「金を払って買ったから自分のもの」と思い込むことができれば武器に変えられる。
    武器の強さは、自身が対象に抱く罪悪感に比例する。武器にするのは人ではなく物や動物でも可能。
    武器は壊れれば使い捨てであるため2度と同じものは使えない。
  • 《火》
    他者を望む姿へ変えたり、慕う者や同胞が多ければ多いほど力を増す。
  • 《正義》
    怪物へ変貌したり、思考を読み取る。
  • 《血》
    血を操る能力があり、自身の血を凝固させて武器を作ることができ、自身や他者の怪我の止血などの応用も可能。
    血から生成する武器はハンマーやナイフのような単純な近接武器がほとんどだが、あらかじめ瓶に入れた血を設置し、近付いた敵に向けて血の武器を射出するといった罠のような使い方もできる。
    更に他人の血を使えば、生きた他人の体内から血の武器を作り出し、内部からズタズタに引き裂くことができる。
    無数の血武器を虚空に作り出し、雨のように連射することも可能。
  • 《支配》
    小動物の支配・それによる盗聴・他者の身体を操る・記憶改竄・またはそういった暗示・他者の思考能力を放棄させ操る・致命傷を負っても短時間で復活する等…
    不死性に関しては他の平行世界の自分を身代わりに復活しているので不死身。
  • 《闇》
    圧倒的な物量による不可視の攻撃を触れずに行う。鈴のついた異形の剣で体を貫いて鈴を鳴らし、全身をバラバラにする。また、闇の中での攻撃は一切通じず、闇の中で瞬時に傷が回復する。周囲を闇に包む能力も相まって実質無敵に等しい。
  • 《地獄》
    生きている者全てを法則を無視して地獄へと落とす事ができる。
  • 《蛸》
    触手を用いた攻撃のほかに蛸墨を煙幕のように周囲に撒き散らす。触手は単純に攻撃用として用いる他、吹き飛ばされた際のクッション代わりに使用したり高所から落下した際にキャッチしたり、更には椅子代わりに使用したりと小回りの利く多彩な応用が可能。さらに周囲の小動物などを捜索することもできる。
  • 《人形》
    触れるだけで生物を人形にする事ができ、さらに「人形に触れられた生物」も人形化するため、ねずみ算式に人形が増えていく。人形にされた人間は自我を完全に喪失し、手足が刃物等に自在に変形するようになり外見も人形のように変化する。
    ただし外見の変化に関しては、「精巧な人形」であれば生物の姿を完全に保ったまま人形化できる。
  • 《皮》
    触れた死体の外見を奪う。
  • 《カビ》
    カビを生やす。カビは生きているものであれば生やす事ができ、内臓にカビが生えた場合口や鼻から出血するほどのダメージを負う。カビを消す事はできないため、カビに侵された箇所を分離するしかなくなる。
  • 《台風》
    その渦巻く巨躯での単純な破壊のほかに、天候を嵐に変える。
  • 《天使》
    人間に対し直接触れる事で寿命を吸い取ることができる。ほんの数秒触れただけでも数ヶ月分は行く。あくまで直接の接触に限られるため、服やハンカチといった布越しでの接触などの対策は可能。この能力で死に至らしめる時は苦痛を感じない。その能力で奪った寿命をストックし、剣や槍といった武器に変換することができる。武器生成能力を使用する時は、使用する寿命を「◯年使用」と指定して頭部の輪から武器を生み出す。
    生成された武器は特殊な効果を持つらしく、触れることができないものをも切断する力を持ち、後に作った剣は振るだけで触れずとも人形を絶命させられたりもする。
  • 《蜘蛛》
    複数本の脚を持ち虚空のジッパーから現世と隔絶しているような場所でもワープできる。
  • 《未来》
    未来を見通す。戦闘においては敵の行動を先読みする事で回避ができ、しかも普通ならば気付けないような死角からの不意打ち等にも事前に気付く事が可能。本来なら決して対応できないような格上の攻撃にも先読みで対応して防いだり、単なる戦闘の際の先読みだけでなく周囲の人物にこれから起こる危険を察知して、事前に警告を発したり対応したりする事も可能。

  • 巨大な蛇のような胴体と人間の腕で編まれたような口を持つ蛇を召喚。尾による打撃、敵を丸呑み、丸飲みしたものを吐き出す等多彩であり、吐き出した対象を使役する事が可能。
  • 呪い
    能力の媒介となる「釘」となるものを対象に複数回刺す事で能力を発動。この「釘」に関しては何でもよく、媒介となる「釘」は煌キン本人ではなく、他人が代わりに刺しても問題はないらしい。
    釘を刺す度に唇がカウントしていき、3カウントで「0」をカウントした瞬間、相手は空中に磔にされて呪殺される。どんな相手であろうとも特定数釘を刺すだけで即死させられるという恐ろしい能力であり、カース本体の声や姿は煌キンにしか認識できないので、第三者には突然攻撃対象者が空中に浮いて死んだようにしか見えない。
    釘を刺す回数に関しては、カウントは「3」から始まるので最大3~0までの4回対象を刺す必要がある。
  • 永遠
    心臓を破壊されない限りは完全な不死。建造物等に取り憑いて内部の空間を捻じ曲げて時間を止め、外部と完全に遮断された脱出不可能な自らの領域を作る事ができる。その空間はどこをどう移動しても脱出する事はできない。基本的に取り込まれれば対処は不可能で、さらに閉じ込めた人間の恐怖心を吸って際限なく強くなる。
  • 幽霊
    透明になる。別の腕を出して怪力を発揮。恐怖心を視認する。

  • 周囲1500kmの全対象の心臓部に弾丸を放ち続ける。巨体を超高速で移動させ、その軌道上にある全ての物をなぎ倒す。銃口から強力なエネルギーを発射したり銃撃が行える。

  • 指定された攻撃対象に対して同心円模様の目を複数持つ巨大な狐を召喚。その巨躯で一撃を加えて去っていく。
  • コウモリ
    羽根で空を飛ぶ事ができ、口からは特級卵を砕くほどの超音波を放つ。
  • 筋肉
    筋肉を自在に操る能力を持ち、人間を強制的に動かしたり意に反した事を喋らせたりといった事が可能。また限界を超えて無理やり筋肉を操る事で肉体を損傷させるような使い方もできる。
  • ゾンビ
    人間をゾンビにする。ゾンビになった者は理性を失って言いなりとなり、人間を見境なく襲うようになる。
    そしてゾンビに噛まれた者もまたゾンビとなり、際限なく増殖していく。
  • トマト
    赤い液体を放出したり、死んでも種から復活する。
  • 呪魔女王(のろいまじょうおう)
    変幻自在の姿と底なしの魔力を有する。
  • 氷凝呪法(ひこりじゅほう)
    氷を顕現させて周囲を氷結させ操る術式。精度・規模・威力共に凄まじく、指先に氷柱のような氷のナイフを作り、相手を攻撃する事もできる。
  • 蝕爛腐術(しょくらんふじゅつ)
    自身の血液に呪力を込めて自在に操って相手を攻撃し、自分の血を取り込ませた対象を血を媒介とする事でその肉体の分解し、肉体を腐らせて生きたまま相手を溶解する術式である。さらに血を操って義手のように使い、失った右腕を一時的にリカバリーするといった使い方もできる。あくまでも本質は「元々毒性がある血が、分解という作用を得て、結果的により強力な毒に変わる」という事である。魔力を血液に変換できる。「当たれば勝ちの術式」と評される程に凶悪。
  • 赤血操術(せっけつそうじゅつ)
    自分の血液と血液がついた物を自在に操れる。血液パックの血液も有効。近・中・遠全てに対応できるバランス力を有した術式。更に魔力を血液に変換できる。
  • 奇跡繰術
    日常の小さな奇跡(デジタル時計のゾロ目など)を記憶から抹消して貯え、貯えられた奇跡は自身の命に関わる場面で放出される。放出される奇跡によって危機を回避したり、致命傷や即死級のダメージを耐えることができる。ただし、あくまでギリギリで耐える能力であって無効にしたり受けたダメージを回復するわけではなく、ダメージや怪我自体はちゃんと発生する。
  • 解捌■開(かいはちマフーガ)
    不可視の斬撃と炎を顕現させ矢の形にして放つ術式。
  • 無為転変(むいてんぺん)
    自分や相手の肉体・精神・記憶から魂に触れ、魂の形状を操作して、肉体を思うがままに変形・改造する。魂を作り変えられた生物は彼が自在にコントロールできる。改造された魂は支配しなければ短時間で死ぬ。これを利用して自身の肉体を自在に変形させられる、それを利用して分裂も可能。現状、自身の意思以外で変形を元に戻す方法はない。
    欠点は相手の魂は素手で触れなければ効果はない。その為に何らかの形で腕が無くなると自分にしか使えなくなるが修復は可能。ドリルや鈍器、刃物や棘といった肉体の武器化や巨大化・伸縮・増殖・液状化、身体能力の強化が容易に可能。
    相手の体格を真似て、疑似的にその相手の技術を模倣できる。これは高等偽装としても使える。どれだけ肉体を破壊されようと、魂に直接干渉されない限り即座に再生できる事実上の不死身。だがダメージを与え続けられたり、全身を一撃で粉々に吹き飛ばすような攻撃は肉体修復に時間がかかる。
  • 噴炎繰術(ふんえんそうじゅつ)
    自分自身の身体、壁、地面等を火口に変化させ噴火で攻撃する他、拳から火炎や熱線を放出したり、さらに火山弾を生み出して相手に叩きつける事ができる。噴火の攻撃は一撃で星一つを焼き払える程の威力がある上に、火口出現から発射までのタイムラグもほとんどない。
  • 植樹繰術(しょくじゅそうじゅつ)
    植物を操る。その場にある植物や樹木を具現化・顕現させているものを自由に使い分けることができる。具現化させたものは出し入れ自由自在。その気になれば辺り一面を覆い尽くし何十mもの高さのある木を一瞬で出現させられる。遠距離攻撃が多いが攻撃は物理主体。
  • 水棲繰術(すいらいそうじゅつ)
    大量の水の生成する術式や水棲生物を模した式神を召喚する術式。
  • ケツ鬼術(きじゅつ)
    超常的な現象をも引き起こす異能の力であり、自身の血やエネルギーを消費する事で発動できる。
    とにかく千差万別かつ非常に多岐に亘る。
    日光や藤の花の中では解除・無効化されてしまう。
    • 《肉体変化》
      七つの心臓と五つの脳を有する実体は、身体構造自体が自由に変化し、その外見も攻撃手段も文字通り変幻自在。再生能力も極めて高く、ほぼ斬られた瞬間に傷口が瞬時に癒着・再生する。《ケツ鬼術(きじゅつ)》は己の血液やエネルギーを消費するがこの力によって無力化される。
    • 虚哭神去(きょこくかむさり)
      装備している刀。外観は通常の日本刀だが、その刀身や鍔には血管の様な模様が走り、さらに刀全体に眼が無数に付いている。この眼から三日月斬が出ている。変形能力と再生能力を備えており、相手に応じて刀の形を変えたり、破壊されても即座に復元・作り直しができる。三本の枝分かれした刃を持つ長大な大太刀に変形する。この形状は普段の刀の2倍以上に大きくなっており、単純に三日月状の斬撃の数も2倍に増えるため、これまでとは比較にならないほどの攻撃範囲・威力を見せる。その気になれば全身から刀を生やすこともできる。こうなると全身から大量の三日月状の斬撃が飛び出るため、危機に陥った際の強力なカウンタートラップとして非常に有効。
      • 《三日月斬》
        斬撃を衝撃波として飛ばす他、剣の軌跡による斬撃に付随する自立した三日月状の細かな斬撃を発生させて、斬撃を形成する。この斬撃は触れると体を容易く切断し、三日月は大きさや形が不規則で常に変化する。そのため直接の斬撃は避ける事ができても、この三日月を回避するのは至難の業である。
      • 透通世界(すきとおるせかい)
        相手の身体が透けて見えるようになり、骨や筋肉の動きから相手の動きを読む事ができる。さらに殺気を消すことも出来る。
    • 《冷気ン操作》
      自らの血を凍らせ冷気を操る。冷気に接触していると瞬時に凍り付き、吸うと肺が凍りついて壊死する。応用性が非常に高く技数も豊富な上に、どれも高威力かつ広範囲で熟練の隊士であっても回避するのは至難を極める。
    • 《まかしとけ破壊殺(はかいさつ)は》
      自身の身体能力を強化し、その状態から徒手空拳による技を放つ。ただそれだけ。
      単純明快ながら、他のよって強化されている時点で極限に到達している上で全能力を向上させるという事は、即ち人の力の及ぶ領域を逸脱した“災厄”の降臨を意味する。
    • 《ブン!裂》
      高速再生能力とケツ鬼術(きじゅつ)を持つ分身を生み出す。与える術は自分で設定できる。
      喜怒哀楽の文字を刻まれた舌を切れば再生速度が落ちるが、気休め程度にしかならず、破壊しようともやられた分体を母体とした分身体がプラナリアのごとく分裂するだけなので絶対に倒せない。ただ攻撃力は弱体化する。さらにそれらを複合させた憎珀天を生み出す事もできる。そのカラクリは強いストレスにさらされた本体が、窮地に陥れば陥るほど、それぞれの感情に対応した凶悪無比な分身体を生み出すというもの。本体を見つけださないかぎり、理不尽な多対一の消耗戦を強いる為に打開は困難を極めるだろう。ただし、本体から供給されるエネルギーは決して無限ではなく、頚を斬られても死なないとは言え術や再生に分裂体が力を使いすぎれば本体の消耗を招く。そして分裂体も人格があるせいなのか、本体の都合もお構いなしに力を使うなど完全に制御できている訳ではない。情報を常時共有する能力は無く、互いの状況を肉眼で把握し、口頭で意思疎通や指示を行う必要があるため、ただ万能な能力ではない。
    • 《電撃錫杖》
      錫杖を鳴らして中距離から殺傷力自体は低いが、動きを妨害する強烈な雷撃を広範囲に渡って放つ。この錫杖から発せられる雷撃は精密操作により味方を巻き込む恐れがないが、絶縁体等の防御手段は普通に有効。
    • 《暴風団扇》
      天狗が使うような扇を武器とし、猛烈な突風を起こす攻撃で、振るった跡にはその風圧で羽団扇型のクレーターができ、建物の床など簡単に底抜ける。
    • 《超音波発生》
      超音波と放ち攻撃・飛行に利用する。金剛石をも砕く爪も生える。
    • 《槍操作》
      槍を操作しその場に召喚する事もできる。
    • 《石竜子》
      《電撃錫杖》《暴風団扇》《超音波発生》《槍操作》を扱う《ブン!裂》した分身を合体させる事によって生み出される分身が扱う術。樹木の龍頭を召喚して操る。
      「石竜子」自身の射程は約20m程だが、石竜子の口から更に別の石竜子を召喚するという力業でリーチを伸ばすことも可能。樹木そのものが持つ大質量で押し潰すことや、何重にも巻いて本体を隠し逃がすなど攻防一体の性能を持つ。そんな石竜子は敵を捕食し押し潰すこと以外にも砲台として使用されており、強化された雷撃・超音波・突風・刺突衝撃波を放ってくる。能力の行使にもインターバルは必要なく、えげつないほどの速度と頻度で連発してくる。
    • 《壺》
      壺を使った空間転移を可能とする。
      情報収集能力や探知探索能力にも転用できる。自分が転移したい場所に壺をあらかじめ転移させておき、そこから出入りを行う事で移動して敵を翻弄する、搦め手を用いた戦いを基本とする。また壺の中はこれ自体が一種の異空間になっているらしく、壺の中に引きずり込む事もできる。加えて壺を媒介として、様々な化物を出現させる事も可能。これらは産み出した壺を破壊しない限り再生するため、それを知られなければ一方的に広範囲へと継続的な被害を与え続けられる。
    • 《帯》
      自分の体から生成する帯を自由に操作する。
      帯は硬質と柔軟性を併せ持ち、容易く人間や家屋などを損壊させる鋭さをもつ。攻撃手段の他、帯の中に人間などを取り込み保存しておくこともできる。但し、保存されている人間は、斬撃で帯を斬ることで解放することが可能。また帯を自分の分身として切り離して操作することも可能で、その際に帯には目と口が浮かび上がる。
      物体を貯蔵したり、壁床天井に帯を隠して通路を作ると言った細工を施したり、他者を帯から監視し始末する事も可能。
    • 《あ~んチェン血鎌》
      自身の血を二振りの鎌に変化させる。
      その刃には並のヒカキン族では即死、毒物全般に強い耐性を持つ者でさえも刻一刻と弱っていく程に致死性が強い猛毒が付与されている。この毒は鎌のみならず血そのものに含まれている為、防御や回避に専念しなければ間違いなく毒で体を蝕まれる。
    • 《無限城空》
      異空間の城を作り出し操る。
      自在に壁や通路の配置などを操れるだけでなく、扉を作ることで任意の場所の空間を繋げることもできる。相手の足元に扉を作ることで任意の相手を自在に召喚したり逆に目的地へと送り込む事ができる。この力を使って、十二鬼月の面々を無限城に召集する役目も担っている。また、城内の空間を自在に変転させる事も可能。直接の攻撃性や殺傷力は低い能力だが応用が効き、守りや逃げに使われると柱単独でも敵わない。何より無限城内の全てを意のままに操ることが可能。
    • 《罅之斬撃》
      武器の斬れ味が強化され、その斬撃を喰らうと体に亀裂が奔り、肉体をヒビ割り続ける。
    • 《昏倒催眠》
      「夢を見ながら死ねるなんて幸せヨネ…」
      催眠術の要領で相手を眠らせて、意のままに夢を見せる。
      侵入した相手の記憶を読み取って任意の夢を見せられる。主に心理攻撃が主体のこの能力こそが基本戦法である。攻撃力自体は皆無だが、この術に囚われた相手は身体を動かす事ができない。なので術さえかかればほぼ勝利が確定する。夢とは元来「精神領域そのもの」であり、そこに入る事は相手の精神から様々な影響を受けて厄介な事になるリスクが高いのである。自身は決して自分の能力で見せている他人の夢の中には入ろうとしない。夢の空間内には、対象が見ている夢の世界以外にもその外側に「無意識領域」と呼ばれる空間があり、そこには「精神の核」が存在する。これを自身の歯と骨で作った錐状の武器で破壊する事で相手の精神は壊れて廃人となる。しかし自身が直接入り込むのではリスクが高く、柱のように優れた鬼狩りには殺気を感知されて術を解かれる恐れがあり、夢の中は相手の精神世界そのものである故に様々な影響を受けやすいといった危険がある。なので自身の分身を夢の中の暗殺者として送り込んでいた。
      「対象と自身の腕に特殊な縄を繋いで眠り、それを経由する」事で相手の夢の中に入れる。この縄を断たれた場合、繋がれた片方は二度と目覚めなくなってしまう。
      だが常人よりも自我が強い者の無意識領域内には「精神の核」を守護する化身が潜んでいる場合があり、領域に侵入してきた者に容赦なく襲いかかってくる。
      また、夢に囚われた者は意識と肉体を完全に切り離されるので、肉体を動かす事も自分が夢の世界に囚われている事に気付く事もできない。但し強い生存本能によって現実で体を動かして対処されたり、本能的に自分が夢の世界に囚われている事を自覚して対応されたりする可能性もある。
      夢の世界に囚われた者は、夢の中で「死ぬ」事で夢の世界から離脱して目覚める事ができる。しかし夢の中とはいえ自ら命を絶つことは常人にできる事ではなく、また「幸せな夢」の中で自死を考える者もまずいない。そもそも夢と気づかなければ何も始まらないのだ。
      他には対象者の術を解いて覚醒を促すという方法もある。とはいえそんな能力を都合よく備えている者など普通はいない。
    • 《鋼之糸》
      「絆は誰にも切れないワ」
      手から出す糸は生きているように自在に動き、敵を切り刻む鋭い刃にもなると同時に、鋼鉄並みの硬度を誇る攻防一体の武器となっている。全力を込めていない普通に繰り出している程度の糸の時点で卵をサイコロステーキレベルに物理解体できる。
    • 鹵獲腔(ろかくこう)
      「復讐してやるワ」
      影を自在に操る。術の影響下にある影は内部が亜空間と化しており、触れたものを何でも取り込む事ができる他、立体化させたり、影を纏い防御したりする事も可能となかなか多芸。体の一部を影にする事で致命傷を回避できる。操作している影には三角形の意匠が浮かぶ。また影の中に拳銃・歩兵銃・ガトリング銃・ダイナマイトなど多数の銃火器を隠し持っているため、さながら歩く武器庫。影から展開した銃火器で不意打ちしたり、相手に集中砲火を浴びせたり、時限爆弾を複数使用して罠を張ったりもする。ただしこれらの武器は術で生み出した物ではないので、撃ち尽くしてしまうと弾切れになってしまうのが欠点。
      影から狼を出現させ、相手を襲わせる「影狼(かげろう)」全身に影を纏う事で、狼の獣人のような姿に変化する「戦禍陣狼(せんかじんろう)」という技もある。
    • 《空間之鼓》
      体から鼓をせり出す。鼓を打つ事で、テリトリーである屋敷に空間転移させたり、部屋を回転させたり、爪痕のような斬撃を加えたりできる。一度ぶち抜かれると再召喚には膨大な時間を要する。
    • 影沼分裂(かげぬまぶんれつ)
      「醜くなる前に…」
      あらゆる壁や障壁を無視して移動できる沼のような異空間を作る能力。
      普段は沼の中に潜んで、夜になると壁や地面に出入口となる水面を発生させて他者を引きずり込める。壁や地面にならどこにでも出入口の水面を作れるが、何もない空中には作れない。沼の中は空気も殆どなく、沼の闇が入った者の体に纏わりついて身動きをとれなくさせる。
      影を応用した分身を生成する事もできる。それらは同一人物とはいえ完全に個々で独立しているので分身同士で互いに情報を共有するような能力はない。本体という概念はなく、再召喚には膨大な時間を要する。
    • 手鞠召喚(てまりしょうかん)
      「遊び続けよう命尽きるまで」
      毬を複製して、無数の毬を生み出す能力である。そして生成した毬を凄まじいパワーで蹴る投げるして攻撃する。その力は尋常ではなく建物の壁や床を貫通し、特級卵を粉々に砕く程。しかも反射と貫通の詳細な条件を設定できる。
    • 紅潔之矢(こうけつのや)
      「それはもう残酷に殺してやろう」
      紅い矢印で、あらゆる物体の力のベクトルを自在に操る事ができる。物体に付与し、ありえない動きに軌道を変えたり、付与する事で体勢を崩したり、上空に飛ばしたり、武器の方向をずらすなど、非常に対処のしづらい攻撃を仕掛けられる。加えて矢印そのものは斬れないという厄介さである。また視覚、嗅覚では認識できない。
      しかし、矢印の方向の先に攻撃を繰り出せば衝撃を相殺できたり、当人が矢印と同じ方向に動けば巻き取る事ができたり、決して弱点が無い訳ではない。また、矢印は放たれた順番にそれぞれ発動するので、同じ対象に無数の矢印を打ち込んでも、同時に発動して相手をバラバラに引き裂くといった事はできない。
    • 《蜘蛛糸操作》
      「私の可愛いお人形たち」
      小さい蜘蛛を操り、蜘蛛の糸を結んだ相手を操り人形のように使役させる。操っている相手の意志とは関係なしに体を動かすため、骨が折れようと関節が外れようとお構いなしに攻撃を仕掛ける。糸の根源である本体に近づくほど、使役する糸は太く強くなり、使役される相手も強くなる。
    • 溶解之繭(ようかいのまゆ)
      「自分さえ良ければそれでいいノネ」
      強靭さと柔軟性を持った糸束を操り、相手を繭状に包み込む。糸束は硬さと柔軟性を併せ持っているので破る事は難しく、繭の中は溶解液が分泌されて服や肉体を溶かしてしまう。糸束を出す速度も速い上に範囲もかなり広く、捕まればほぼ終わりとかなり凶悪な能力である。
    • 蜘蛛化毒(くもかどく)
      「逃げても無駄だワヨ」
      蜘蛛を介して毒を打ち込み、30分で顔から脚が生えた蜘蛛に変化させる。
    • 《加速》
      「私を止められた奴はいねえワ」
      全身の痣を青く光らせて、音速レベルの凄まじい速度で加速する能力。弱点は一定時間しか加速できない事に加えて、全身の痣が光ってから加速が始まる為、加速に入るまでに一定のタイムラグがある点が挙げられる。ただし、軌道なども自由に変えられる上に、再加速までのインターバルも意外に短いので、単純な移動以上に逃走や回避に特化した能力である。
    • 《笛》
      「人間が日々重ねてきた鍛錬も私の笛の音ひとつで全て無駄になるワ。」
      笛を吹く事でその音を聴いた相手の神経を狂わせる事ができる能力。笛の音を聞いた者は、足を動かそうと思えば頭が動き、手を動かそうと思えば足が動くといった具合になる。さらに使い魔として大きな黒犬を召喚する事ができ、相手は狼狽して抵抗できないまま魔犬の餌食となり、魔犬の喰った者の栄養はそのまま本体の彼のものになる模様。ただし耳栓一つで防がれてしまう完全な初見殺し系の力でもある。
    • 透明化(とうめいか)
      自分の身体を透明な状態にし、姿を隠すことができる。透過中は、姿だけでなく気配も探りにくい。攻撃する際は姿を隠すことができない。
    • 《ヒカキンTVで爆血(ばっけつ)の穴とか言ったことあんまないけど》
      「大切なのは"過去と未来の狭間"なんだヨ」
      自らの血を爆熱させる事により、血が付着した対象を焼却あるいは爆裂させる術。この火で焼くと、焼いた部分は再生能力が鈍り中々治らなくなる効果がある。しかし指定した対象の細胞のみを焼却する効果もある為に、衣類はこの炎に触れても燃えず、むしろ毒性を体内から焼却・浄化させる解毒効果を発揮するという使い方もできる。対象の能力を弱める効果さえある。
    • 惑血(わくち)NTNゲ~ル、ゥ♪》
      「私は医者でもあるノ」
      自らの血を媒介として発動する幻惑系の異能。匂いが及ぶ範囲なら無差別に影響し、様々な効果を選択できるが、強風などで匂いが拡散すると効力を失うという欠点も有している。
    • 紙眼(しがん)
      と二人で過ごす時を邪魔する気ナノ…?」
      視覚に関する超常を多面的に行使できるようであり、目の文様が描かれた紙の札「呪符(じゅふ)」を介することで能力対象を広範囲複数に広げられることもあって、その汎用性は極めて高い。
      不可視の力場などを、可視化認識し、呪符を他者の額に張り付けることで能力を貸与することもできる。あくまで補助的な役割が強いが、呪符は日光の下に晒されると焼かれて消えてしまうので昼間は使用できない。
    • 《肉の(しゅ)精子》
      予め仕掛けた細胞片を一瞬でイバラ状の枝木に成長させて、敵を刺し貫き『固定』する術。
      刺した後も細かく枝分かれする刺突は肉に深く食い込むため無理矢理引き抜く事は困難である。

魔法&技法

  • 氷凝呪法(ひこりじゅほう)
    • 霜凪(しもなぎ)
      手の平に息を吹き付け、広範囲の敵を一気に氷結させる。
    • 直瀑(ちょくばく)
      足下に円形に出現させた氷塊で、広範囲の相手を一気に凍らせて動きを止める技。頭上から大量の氷柱を降らせて追撃もできる。
  • 蝕爛腐術(しょくらんふじゅつ)
    • 極ノ番(ごくのばん)翅王(しおう)
      背中に血液で象られた大きな蝶のような翅を複数構築し、そこから血液を矢やレーザーのように無数に飛ばして、それらを自在に操作しながら相手を攻撃するという広範囲技。
      翅から撃ち出される無数の血液は高速で標的を追尾し、触れたものを血が持つ毒性によって腐食・溶解させる。射程範囲もかなり広く、森を抜ける程の距離を離さなければ逃れられない。翅王自体の血の毒性が「死ぬ程痛むが、全身に浴びない限りは死なない」程度なのもあって、朽と比べて致死性は低いのも欠点と言える。しかし、ここから朽へと繋げる事で一気に相手を追い込めるのが、この技の本領である。
    • (きゅう)
      対象の粘膜・傷口等に血を取り込ませ、侵入箇所から相手の肉体を毒と激しい痛みを伴いながら「分解」して腐蝕させていく。発動中は相手の身体の分解箇所に、薔薇の花ような形の紋様が浮き出るのが特徴。血が命中すればこの術に繋がる為に、回避するには攻撃に当たってはならないという厄介さを持つ。手順を踏まえる必要があるが、発動すれば一度に離れた場所にいる複数人を術式で蝕み10~15分以内に敵を死に至らしめる。毒と激痛で動く事すらままならないまま、骨しか残さずに溶けて消滅してしまうらしい。
  • 赤血操術(せっけつそうじゅつ)
    • 赤縛(せきばく)
      血液を縄上に編み上げ相手を拘束する。
    • 苅祓(かりばらい)
      血液を手裏剣状にして相手に投げつける。
    • 百歛(びゃくれん)
      血液を加圧して限界まで圧縮する。
    • 穿血(せんけつ)
      「百歛」で圧縮した血液を両手で挟み、矢のようにして飛ばす奥義。その威力は前述の「苅祓」を大きく凌ぐ。
  • 解捌■開(かいはちはっかい)
    • (かい)
      通常の斬撃。手を構える動作だけで対象を細切れにしたり、ビルを真っ二つにしている。連射、形状の調節が可能。
    • (はち)
      対象魔力・強度に応じて自動で最適な一太刀で相手を卸す斬撃。
    • 解捌(かいはち)
      斬撃を蜘蛛の巣のように放ち、広範囲を切り裂く。
    • 領域展開・伏魔御廚子(ふくまみずし)
      神閻魔天の印相にて展開する。
      様々な生物の頭骨に象られた寺のお堂が出現する。
      領域内の物理外概念を帯びたモノには《(かい)》、それ以外には《(はち)》が領域が消えるまで絶え間なく浴びせられる。これにより領域内の全ては粉になるまで切り刻まれ、更地と化す。
      空間を分断せずに具現化する「結界で相手を閉じ込めない」という性質を「相手に逃げ道を与える」という縛りにすることで、領域の効果範囲は指15本の時点で最大半径約200mにまで拡大されている。この縛りにより領域の出入りは自由だが、領域が広い上、絶え間なく斬撃が浴びせられるため、一度効果範囲内に捉えられると脱出するのは困難。更に結界で閉じないために領域同士の押し合いになっても相手の領域の外側にも影響を及ぼせるため、相手の結界に斬撃を浴びせて結界を破壊する事で、閉じた領域相手なら領域の押し合いを無視して一方的に勝利できるという強力極まる特性も備えている。
      魔力がない物体に対しても斬撃を浴びせる為に輝キンに有効なところ。斬撃の威力は効果範囲の広さに反比例するらしく、領域の効果範囲を絞ることで威力を高めることが可能。更に、通常の閉じた領域にも切り替えられるなど、領域の構成要件をかなり自由に調整できる模様。
  • 無為転変(むいてんぺん)
    • 改造人間(かいぞうにんげん)
      上記の無為転変で魂を作り変えられ怪物化・奇形化させられた上で操られる人間のこと。サイズは手のひらサイズから10メートルを超えるものまで造ることができ、手のひらサイズのものはいつでも取り出せるように体内でストックされており,使用時は吐き出すことで取り出す。無理やり形を変えられるため、闘わせると基本的に短時間でショック死する。改造後も僅かばかり人間の頃の自我が残っている。呪霊じみた異形として使役する他,巨大化させ質量攻撃を行う,武器に変形させるなど,応用の幅は広い。
    • 多重魂(たじゅうこん)
      二つ以上の魂を無理矢理融合させる技。
    • 多重魂(たじゅうこん)撥体(ばったい)
      多重魂(たじゅうこん)》によって発生した拒絶反応を利用し魂の質量を爆発的に高め、相手に向け解き放つ技。融合させる改造人間の魂の数に比例して威力・攻撃範囲が増加する。
    • 幾魂異性体(きこんいせいたい)
      拒絶反応の微弱な魂同士を合成した改造人間。持続時間は極端に短いが、その魂を燃料に一瞬だけ爆発的な攻撃力を実現する。
    • 遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)
      人間に近い姿をしていた今までの姿から一変し、怪人のような姿となっている。
      攻撃力・スピード・防御力が段違いに高められており、虎杖悠仁も「呪霊として変身前とは別次元の存在に成ったんだ!!」と考えるほど。
      原型の200%もの強度を持ち、「両肘のブレード以外は変型しない」という"縛り"で更に強度を底上げしている。そのブレードは「変型時間を短くする」という縛りで強度をほぼ落とさずに中距離の相手を捉える事が可能。手首から先は原型の両手のため、遍殺即霊体の状態でも無為転変は使用できる。
    • 領域展開・自閉円頓裹(じへいえんどんか)
      人間の腕が格子のように相手を囲む領域。
      本来直接対象に触れなければならない《無為転変(むいてんぺん)》が領域の効果で必中化するため、領域対策がない限り回避不能の即死技となる。
      領域内でも《無為転変(むいてんぺん)》自体は任意で発動しているため、領域が展開されてから無為転変の発動までに若干の猶予がある。領域内の相手の魂には常に触れており、いつでも魂の形状を操作できる状態にあるといえる。展開した時点で実質勝利が確定する凶悪な領域。
  • 噴炎繰術(ふんえんそうじゅつ)
    • 《噴炎》
      拳から火炎や熱線を放出したり、火山弾を生み出して相手に叩きつける事ができる。
    • 《噴火》
      壁や地面を火口に変化させ噴火で攻撃する。一撃で森の一角を焼き払える程の威力がある上に、火口出現から発射までのタイムラグもほとんどない。
    • 《噴溶》
      溶岩を操作して巨人を生み出す、
    • 火礫蟲(かれきちゅう)
      小型の羽のついた虫を生み出し相手に放つ。触れると大音量の奇声を発し、相手が怯んだところで大爆発を起こす。
    • 極ノ番(ごくのばん)(いん)
      巨大な火山弾を隕石のように降らせて相手に叩きつける。ビル数棟をまとめて吹き飛ばす程の威力である。
    • 領域展開・蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)
      領域内部が非常に高温であり、領域内に入った時点で焼き切れる。この高熱はあくまで領域による副次的な効果で術式による攻撃では無い上に、火山弾や溶岩流などの高火力な攻撃が必中となる。
  • 植樹繰術(しょくじゅそうじゅつ)
    • 《木鞠》
      鞠状の木を生成する。鞠からは木の棘が飛び出て攻撃するほか、鞠に乗ることで滞空することもできる。
    • 《花畑》
      自分、もしくは射出した植物の周囲に花畑を展開する。この花畑にあてられると戦意が削がれ気が緩む。自力での解除も容易で催眠としての効果は薄いが、戦闘中に使えば隙を作ることができる。
    • 《呪いの種子》
      魔力を餌に成長する種子を敵に撃ち込む。呪力を使えば使うほど身体に強く根を張る。能力による防御が逆効果となるため、生身のままで防御する必要がある。
    • 《供花》
      地面に掌を当てることによって、周囲の植物の生命を吸い取り呪力へと変換する。生成した呪力は左肩の花から放出され、攻撃に利用できるが、自身に還元することはできない。
    • 領域展開・朶頤光海(だいこうかい)
      相手の生命力を吸収し続ける領域。必中効果も健在。
  • 水棲繰術(すいらいそうじゅつ)
    水を発生源とする呪霊であることからか、大量の水の生成する術式や水棲生物を模した式神を召喚する術式を持つ。
    • 死累累湧軍(しるるゆうぐん)
      際限なく湧き出る水棲生物の式神。サメやヤツメウナギ、アンボイナ、ウツボ、ダイオウグソクムシなど様々なモチーフが確認できる。潤沢な魔力からほぼ無尽蔵に繰り出してくる圧倒的な物量だけでも脅威。
    • 《領域展開・蕩蘊平線(たううんへいせん)
      南国のビーチリゾートの様な領域だが、《死累累湧軍(しるるゆうぐん)》が「当たる寸前まで出現しない無尽蔵の式神という回避不可能防御至難な反則と言える攻撃」になる。
  • 《肉体変化》
    • 《管》
      両腕を変化させた肉塊の如き極太の管二本、背中から伸びる先端に骨の様な刃の着いた血管状の細い九本の管、合計十一本の管を武器とする。
      振るう管はリーチが非常に長い上に柱ですら回避が困難な程高速であり、周囲の建造物をズタズタに引き裂く。無論直撃すれば即死級、掠っただけでも傷口から無惨の血液を猛毒として注入され、全身の細胞を破壊されて死に至るというからえげつない。なお、管は無惨の意志によって自在に生やす事が可能で、不意打ちのように管を増やして攻撃する事も可能。
    • 《風之渦》
      全身に生じた口による吸息により、強烈な吸い込みを伴う風の渦を生じさせる。
      この渦も言わずもがな凶悪な威力を誇り、触れた部分の肉が抉り取られる程である。渦自体の大きさもある程度は調節可能で、 回避しようにもあまりの吸引力に引き寄せられて、大振りな回避動作を取らざるを得なくなり、通常の何倍もの体力を消耗してしまう。
      管との併用で、触手を回避した相手の裏をかくように巻き込もうとしてくる。
    • 《空気弾》
      全身の口から吸息した後、その息を高圧で吐き出して攻撃する。周囲の建造物や地面にクレーターを作る程の威力を持つ。
    • 《衝撃波》
      身体を斜めに横断する形の巨大な口を開き、稲妻のような衝撃波を放つ。
      直撃を受ければ大ダメージだけでなく神経の動きを狂わされ、呼吸を維持出来なくなる。遠く離れた場所にも衝撃が届く。
    • 《牙口》
      場所を問わず肉体を変化させて牙口を作り出す。攻撃と同時に捕食して養分にできる。体全体に巨大な口を作れたりもする。
    • 《肉の鎧》
      全身の肉を分厚く盛り上がらせ、人の背丈の数倍はあろう巨大な赤子のような姿に変化する。動きこそ鈍重になってしまうものの、その厚さをもってあらゆる攻撃に耐える事ができ、機動力の低下を補うように地面潜航能力を使えるようになる。また、その巨大な体躯と重さは強力な武器にもなり、無造作に拳を振り下ろすだけで陸を叩き潰している。
  • 虚哭神去(きょこくかむさり)
  • 《全然集中の呼吸》
    著しく増強させた心肺により一度に大量の酸素を血中に取り込む事で、瞬間的に身体能力を大幅に上昇させる身体強化の呼吸法。あくまでもヒカキン族が身に付ける“技術”である為に、骨身を削りながら修練を重ねる以外に習得方法は無い。
    これらによって生み出す呼吸のエフェクトは原作とは違い本当に殺傷力と属性を持ったエフェクトである。
    • 月の呼吸
      「去りゆく輝夜の夢の間に…ホオオオ…」
      再生力、身体力ともに人間を上回る彼…?が呼吸を使い、それを血鬼術と組み合わせることで、更に高い攻撃力と速度を発揮する。
      エフェクトは"輝く"紫の三日月。
      • (いち)ぇんちーノ型・闇月・宵之宮(やみづき・よいのみや)
        抜刀して横薙ぎに一閃する、単純な居合斬り。
        この単純な技でさえ、異次元の抜刀速度と月輪の斬撃が合わさり回避困難な一撃と化している。
      • ()いちゃ~んノ型・珠華ノ弄月(しゅかのろうげつ)
        切り上げるようにして正面に三連の斬撃を放ち、大きな月型の刃で対象を取り囲んで斬り裂く。
      • (さん)十参時間七分ノ型・厭忌月・銷(えんきづき・つが)り》
        横薙ぎの形の斬撃を月型の刃を纏わせて互い違いに2連続で放つ。
      • 《四()ぉ四伍ぉノ型・月魄災渦(げっぱくさいか)
        刀を全く振らずに竜巻の様な斬撃を出現させる。この技の存在から、鍔迫り合いなどで太刀筋を封じる事は不可能。
      • (ろく)キーロードノ型・常世孤月・無間(とこよこげつ・むけん)
        一振りで縦方向に無数の斬撃を乱れ撃ちして敵を細切れにする。一瞬のうちに前方の広範囲に放たれるこの斬撃は見切る事はおろか間合いの外に出る事すら困難という反則レベルの技。
      • (しち)NTNノ型・厄鏡・月映(やっきょう・づきば)え》
        刀を斜めに一閃し遠距離から複数の方向に地を這う高速の斬撃を5本放つ。さらに、地を這う斬撃の合間を埋める様に三日月型のうねる斬撃が伴っている。
      • 《人はみなぁ(はち)ツノ型・月龍輪尾(げつりゅうりんび)
        強烈な力で素早く繰り出す抉り斬るような横薙ぎの一閃。軌道は壱ノ型に似ているが、極太な斬閃と付随する多数の三日月型の変則刃により、壱ノ型の数倍以上に範囲が拡大している。
      • 《イ()ゥゥゥゥ~ノ型・降リ月・連面(くだりづき・れんめん)
        刀を背中から前方に振るい、敵の頭上から降り注ぐような軌道の複雑かつ無数の斬撃を放つ。
      • (じゅう)スでお願いしますノ型・穿面斬・蘿月(せんめんざん・らげつ)
        回転鋸のような形状の巨大な二連の斬撃を横に地面を削りながら複数並べて放ち、敵をすり潰す。
      • (じゅう)肆ノ型・兇変・天満繊月(きょうへん・てんまんせんげつ)
        周囲を埋め尽くす量の渦状の斬撃を折り重ねて放つ波状攻撃。伍ノ型を発展させた様な技で更に広範囲に亘り相手を斬り刻むことができるが、その分隙間も生じてしまう。
      • (じゅう)陸ノ型・月虹・片割レ月(げっこう かたわれづき)
        相手の位置を的確に狙い定めた上で、上から地面に三日月を縦に突き刺す様な斬撃を複数放つ。地面を貫通し、ひび割れさせるほどの威力を誇る。
  • 《冷気ン操作》
    • 粉凍(こなごおり)
      自身の血を凍らせて微細な霧を発生させ、これを吸った者は肺胞が凍りついて壊死する。扇を用いて周囲に散布しており、彼…?との戦闘ではこれを吸わないように行動する必要がある。
    • 蓮葉氷(はすはごおり)
      扇子を振るうことで蓮の花のような氷を発生させる技。その冷気は掠っただけでも凍結させられる程に強烈。
    • 蔓蓮華(つるれんげ)
      蓮を模した氷の蔓を四方八方から伸ばし、相手を絡めとる拘束技。
    • 枯園垂(かれそのしづ)り》
      冷気をまとった二つの扇子を連続で振るい、湾曲した氷柱を生み出す技。
    • ()(いてぐもり)
      冷気で煙幕を発生させる。周囲を凍らせるだけでなく、相手の眼球を凍結させて視界を奪うというえげつない芸当も可能。
    • 寒烈(かんれつ)白姫(しらひめ)
      氷の巫女の上体像を2体作成し、その像から広範囲を凍結させる吐息を発する範囲技。
    • (ふゆ)ざれ氷柱(つらら)
      上方から無数の鋭く尖った巨大なつららを落下させる技。
    • ()蓮華(れんげ)
      扇子を振るうと共に細かな蓮華の花弁状の氷を発生させる技。単純な威力なら蓮葉氷(はすはごおり)の方が上だが、散り蓮華は範囲の広さが強みで回避は困難。
    • 結晶ノ御子(けっしょうのみこ)
      扇同士を重ね合わせることとで自分を模した氷人形を作成する技。作り出した氷人形は完全な自律戦闘が可能なだけでなく、あろう事か本体と同じ術を同等の威力で使用する。
      さらに氷人形達が得た情報は記録されて本人へと共有される上に、複数体を同時製作して遠隔操作も可能という実質本体が複数人になったようなもの。本体が痛手を被れば機能を停止するが、逆に言うならそれ以外では抑えられない技であり、本体も相当に強いので奇襲も通じない。当然ながら人形に攻撃しても本体にダメージは通らず、本体が人形の遠隔操作が困難な程のダメージを受けない限り、誰も人形を止められない。加えてこの手の能力にありがちな「数を出すと戦闘力が低下する」や「分身の受けたダメージが本人にも伝わる」といったデメリットも一切なく、反撃を恐れることなく一方的に猛攻を繰り出せる。そして情報を共有できるので、戦った相手の技や戦術が本体にもリアルタイムで筒抜けになるというオマケまで付いている。作り出せる人形の数は6体。
    • 霧氷・睡蓮菩薩(むひょう・すいれんぼさつ)
      巨大な氷の仏像を作り出し、自在に繰る。仏像は一瞬で相手の全身を凍結させる程の冷気を放ち、他にもその圧倒的質量を駆使した単純な打撃だけでも十分に強力。
  • 《まかしとけ破壊殺(はかいさつ)は》
    • 術式展開(じゅつしきてんかい)羅針(らしん)
      武道に従う構えをとり、足元に自らを中心とした雪の結晶を模した陣を出現させる。闘気を感知して、他者の動きを読み取る「闘いの羅針盤」。これにより相手の攻撃を探知して攻防を行う。また、闘気によって人間の強さを極めて正確に識別する事ができる。加えて脳とは別に視覚機能を補助して情報を処理できる為に目潰し状態だろうと無問題。この羅針はあくまで闘気に反応するのみであり、敵の技を捌きながら強力かつ正確な返し技を繰り出せるのは、自身の高い技量あっての事である。
    • 空式(くうしき)
      中距離面制圧に用いられる拳圧の乱打。拳撃による絶大なインパクトを虚空へと打ち込む事で衝撃波を発生させ、距離の離れた対象を砕く。インパクトから衝撃の到達までのタイムラグもほぼゼロであり、あくまでただの衝撃なので当然ながら肉眼で視認する事も不可能である為に、並みのヒカキン族では反応する事も近づく事すら許されない。
    • 乱式(らんしき)
      拳打による連携・乱打。いわゆる近距離乱舞技。
    • 脚式(きゃくしき)冠先割(かむろさきわり)
      背後の相手を下から蹴り上げる。ほんの僅かに掠っただけでも出血を免れぬ威力。
    • 脚式(きゃくしき)流閃群光(りゅうせんぐんこう)
      中段から上段にかけての連続蹴り。受けた相手をはるか彼方にまで吹き飛ばす。
    • 脚式(きゃくしき)飛遊星千輪(ひゅうせいせんりん)
      近距離から上に向かって蹴り上げる。冠先割(かむろさきわり)と同様、防御しても吐血は免れない。
    • 鬼芯八重芯(きしんやえしん)
      左右四発づつ、合計八発の乱打を放つ。
    • 砕式(さいしき)万葉閃柳(まんようせんやなぎ)
      振りかぶった拳を叩きつけるように振り下ろす力業。その破壊力は絶大で、地面を砕き割るほど。
    • 滅式(めっしき)
      絶技。輝キンの全身全霊の奥義《炎の呼吸・イ()ゥゥゥゥ~ノ型・煉獄(れんごく)ゥゥゥゥ~There!》に正面から激突し互角となるほどの凄まじい威力と疾さを誇る。
    • 終式(しゅうしき)青銀乱残光(あおぎんらんざんこう)
      全方向に通常より速度と威力をさらに高めた百発の乱れ打ちをほぼ同時に放つ。輝キン最強の受け技《水の呼吸拾壱(じゅういち)億ノ型・オ(なぎ)》を以てしても回避が困難である程の破壊力と範囲を持つ大技。
    • 鈴割(すずわ)り》
      振り下ろされる武器を側面から拳で打ち叩き、真っ二つに折る武器破壊技。
  • 《壺》
    • 千本針・魚殺(せんぼんばり・ぎょさつ)
      巨大な7匹の金魚を生み出し、その口から無数の麻痺毒が含まれた大量の毒針を発射させる。致死性のものではなくじわじわ痺れさせ身体の動きを奪うもの。
    • 水獄鉢(すいごくばち)
      壺から放出させた大量の水で出来た壺の中に対象を閉じ込める。液体ゆえに柔らかくグニャグニャと変形して内部からの破壊での脱出を防ぎ、同時に水責めで敵を溺れさせる。壺から水獄鉢を発射する事もできる。
    • 蛸壺地獄(たこつぼじごく)
      壺から巨大な蛸の脚を出現させる。大質量による攻撃は言わずもがなで、その弾力は物理攻撃を通さない。
    • 一万滑空粘魚(いちまんかっくうねんぎょ)
      空を滑空しながら毒を撒き散らすサンマのような魚計一万匹を10個の壺から同時に放つ。この毒は経皮毒で、口から吸い込まずとも皮膚から毒を吸収してしまう恐れがある。
    • 《神の手》
      生物・無生物を問わず拳に触れたもの全てを鮮魚に変化させる。つまり受けたら最後、以降は魚として生きるしかないと言う事実上の接触防御不能の即死技。
    • 陣殺魚鱗(じんさつぎょりん)
      四方八方へと跳ねて攪乱しながらの物理攻撃。如何なる鉱石よりも硬く強くなる上に神の手との併用である為、一度でも触れれば即死してもおかしくない。
  • 《槍操作》
    • 激涙刺突(げきるいしとつ)
      十文字槍によって前方の5方向に突きを繰り出す。まともに喰らえば人体など容易く穴だらけになる。
  • 《石竜子》
    • 《狂鳴雷殺》
      石竜子から雷撃と超音波を放つ技。前者を喰らえば衝撃で動きを止められ、後者を喰らえば鼓膜が破壊され平衡感覚を失ってしまうほどの威力を持つ。
    • 《狂圧鳴波》
      自身の口から超音波を放つ技。常人なら体が原型を保てなくなるレベルの威力がある。
    • 《無間業樹》
      大量の石竜子で広範囲を埋め尽くす技。この石竜子からも攻撃が放てるため、尋常ではない攻撃範囲を持つ。
    • 《落雷》
      雷の砲撃。石竜子を介さずに、本体が雷撃を発することも可能。
  • 《帯》
    • 帯化
      身体を帯化させて物理的な攻撃を防いだり斬撃をかわしたりできる。但し、決して斬れないわけではなく、帯化が間に合わない不意打ちの斬撃、鋸みたいに削る攻撃、帯の柔軟性を上回る一閃や別方向から挟み込んで斬る攻撃、といった手段で攻略できる。但しそれができる存在はこの世では数限られている。また風に靡く帯のように空中浮遊できる。
    • 八重帯斬(やえおびぎ)り》
      無数の帯を交差させ、逃げ場を塞いだ上での斬撃。この時点で自分の体の一部でもある帯を一つに集結させているため、硬度と反射速度はそれまでの比ではない。
  • 《あ~んチェン血鎌》
    • 飛び血鎌(とびちがま)
      薄い刃のような血の斬撃を飛ばす。その軌道は思うがままに変わり、何かに当たって弾けるまで敵を追い続ける。「掠っただけで即死」な程に毒性は通常より濃い。
    • 跋弧跳梁(ばっこちょうりょう)
      血の斬撃で天蓋を作る防御技。発動時間が早く、全方位への防御だけでなく至近距離の迎撃にも使える攻防一体の技。
    • 円斬旋回・飛び血鎌(えんざんせんかい・とびちがま)
      飛び血鎌を螺旋状、直線の軌道で放つ。腕の振りや予備動作等もなく、その場で広範囲の斬撃を繰り出せる。最大出力ともなると、辺り一帯を更地にする程の破壊力を誇る。
  • 《昏倒催眠》
    • 《強制昏倒催眠の(ささや)き》
      言葉を聞いた相手を眠らせる術。音を介して発動させる為、防御手段は殆ど無い。攻撃手段としてこれを波動拳のように撃ち出す事もできる。
    • 《強制昏倒睡眠・(まなこ)
      目と視線を合わせた相手を強制的に眠らせる術。さらにこの術で相手を眠らせるのは意のままであり、「夢の脱出方法」を逆手に取って夢の世界に落ちたと相手を錯覚させ、現実の世界で自決させるというえげつないハメ技を挟む事もできる。
  • 《鋼之糸》
    • 刻糸牢(こくしろう)
      蜘蛛の巣状の糸で相手を包囲し、切り刻む。
    • 殺目篭(あやめかご)
      刻糸牢より狭い篭状の空間に相手を閉じ込め、確実にトドメを刺す。
    • 刻糸輪転(こくしりんてん)
      竜巻のごとく渦を巻く最硬度の糸が相手に襲い掛かり、跡形もなくバラバラにする。
  • 鹵獲腔(ろかくこう)
    • 影狼(かげろう)
      影から狼を出現させ、相手を襲わせる。
    • 戦禍陣狼(せんかじんろう)
      全身に影を纏う事で、狼の獣人のような姿に変化する。
  • 《空間之鼓》
    • 《尚速鼓打ち》
      体中の鼓を高速で交互に打つ。「爪」の数が三本から五本に増えて攻撃力が増している上、グルグルと目まぐるしく回転する部屋の中で斬撃を回避せねばならないという厄介な技。
  • 紅潔之矢(こうけつのや)
    • 《紅い矢》
      地面にかざして残る足跡からその足跡の主を特定したり、人数や持ち物、向かう先まで見る事ができるなど、追跡に使う。
  • 蜘蛛化毒(くもかどく)
    • 《斑毒痰》
      触れたものを溶かす溶解液を体内から発射できる。ちなみに相当臭いらしい。
  • 惑血(わくち)NTNゲ~ル、ゥ♪》
    • 視覚夢幻(しかくむげん)の香》
      匂いを嗅いだ者の視覚に不可思議な紋様が現れ、身動きを取れなくする。
    • 白日(はくじつ)の魔香》
      脳の機能を低下させ、虚偽を述べたり秘密を守る事が不可能な状態にする。神域以下の存在に対しては極めて有害で吸うと危険らしい。
    • 融通無碍(ゆうずうむげ)の香》
      対象者に冗談かと思うような効果が現れる…但し何が起こるかは不明。
  • 紙眼(しがん)
    • 《目隠し》
      建造物や人に呪符を張り付ける事で、周囲から認識されなくする。ただし目隠しの影響下にある者同士は互いを認識できる。見えなくなるだけでなく、声や音、匂いも認識されなくなる。だがあくまで匂いなど気配を断つだけなので、広範囲攻撃などに晒されると破壊される。また目隠し対象が周囲に干渉することで発生する土埃等の痕跡までは隠せない。
    • 《心眼》
      呪符に描かれた"眼"を通して視界を得ることができる。また、呪符を張り付けた他者への貸与が可能であり、呪符を張り付けた者同士の視覚も共有される。視覚共有の応用として筆談による意思伝達に利用することもできる。
    • 血眼(ちまなこ)
      呪符を張り付けた相手の視覚を操作し、幻覚を見せる。

特性

耐性

  • 能力完全耐性
    能力を完全に無効化する。超絶危険な耐性だが、これらに対して唯一効力を成さないのが輝キンである。

称号

  • 世界的能力者

余談

コメント

  • なんだこの自己満子満子満子チートキャラ -- 田中大田中? 2023-11-17 (金) 16:19:09
  • 剣術キン(覚醒)と殺し合わせたらどっちが勝つのか分からないね、言うまでもない。(虹の剣で能力完全耐性は無駄だから) -- ヒカマニが大好きな人? 2023-12-09 (土) 20:37:13

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*1 内三人はウン發さんとその肉親