個人的回顧録

Last-modified: 2016-12-15 (木) 23:00:16
 

1ヶ月もの間にわたって行われたCWCもついに終わり、いろいろと思うことがあったので回顧録を作ろうと思う。
あとで自分が読み返してしんみりなれればそれでいいかなって。

 

まず最初に

 

まず最初に去年の話を少々。
3年前にWoTを始め、やっと青になったのでそろそろ傭兵でクランウォーズに参加しても許されるだろうと思い、参加すること。
しかし、基本的に身内でしかこのゲームをやっていなかったことが災いして、大手クランには一人も知り合いがおらず、また、どこのクランが強いか全くわからなかった。
とりあえずレーティングで検索したら-NYAKが引っかかり、多国籍クランっぽかったので、ここなら人間関係がゼロでも大丈夫だろうと思い、申請して加入することに。
そしたら日本人クランでしかもみんな傭兵だったので、知り合いが少ない僕にとっては最高の場所だった。やったぜ。
いろいろな困難を乗り越え、無事にobj907をGET。
みんなにお礼を述べ僕は自分のクランに、一部は残ってRAISEを結成したのであった。終わり。

 

そして今年の話。
今年もどこかしらのクランに入って傭兵をさせて貰おうと考えていた。
が、秋ごろにやっていた260ミッションのせいで直近の成績が大分下がっており、こんな成績じゃどこにも受け入れて貰えないことに気づく。
この事に気づいたのが2週間ほど前。開始まで時間もなく、焦った。
唯一の宛であるRAISEは、前々回のCWEでいろいろとわがままを言ってしまったので、もう迷惑はかけられなかったし。
260ミッションやるんじゃなかったと涙目になってたところ、RAISEの幹部の方たちが「しかたがないにゃぁ…」と受け入れてくれたことにより、無事に今年もCWC参戦が決まった。

 
 

ステージ1 Tier6 CW

 

傭兵だし、兵士として求められることだけして、無難なことだけしてようと心に決め、始まったCWC。
ティア6は7vs7のこともあり、15分ズレ領土を駆使しても2部隊は当たり前、最大で4部隊を動かすことになった。
そうなるとただでさえ人気のないティア6CW、当然指揮官が足りなくなるわけで。
CWに関してはなんの知識もなかったが、ティア6なら分権隊のノリで出来るだろうと手伝うことに。
結果は、微妙。勝率としては7,8割といったところか。
いや、初めての指揮官としては十分すぎるのだが、個々のスタッツで殴っただけで、指揮どうこうの話ではなかった。

 

ALL T37編成にしてスタッツで殴るのが一番勝てると気づいたのは終盤になってから。もっと早く気づいてればもう少し勝てたはず。
この頃のタクはわりと適当に作ってた。7vs7なんてどう作ってもじゃんけん要素が出来てしまうため、考えるだけ無駄だったから。

 

一方、僕らが頑張っている裏でライバル?のCROWNは圧倒的アクティブ数でシルクロードを作っていた。
ステージ1は領土を維持できれば出来るほどポイントが手に入るルールだったので、
クランランキングはCROWNとそれ以外の争いって感じになるほど圧倒的なポイント差だった。

 

そんな覇道を行くCROWN、沢山領土がある24時領土で大人しくしていればいいのに、段々と早い時間帯に。
24時から23時→22時と領土の中心地が移っていく様はどうみても染みにしか見えない。

 

染み.jpg

 

染みが僕らの領土に移ってくる前に叩き洗いをしなければ…。
かくしてRAISEは正義の名の下にシルクロードを破壊したのであった。

 

染み3.jpg

 

最終日はこんな感じに。
21時の防衛と重なる関係で、21時への侵攻を抑えるのが限界だった。ちょっと染みちゃったけど。
その代わり、防衛が終わったあとに23時の領土を攻撃して、シルクロードを切断して遊んでました。楽しかったです。

 

正直、ティア6CWに関しては特に思い出がない。
1戦の重みは8や10とそこまで差は無い分、じゃんけんで負けることがあるためストレスが溜まりやすかったことくらいか。
今思えば、この程度のストレスは序の口だったが。

 
 

ステージ2 Tier8 CW

 

2日間の休憩を入れて始まったステージ2、ティア8クランウォーズ。
なぜかそこには指揮をしている僕の姿があった。なぜだ。
ティア6のタクは普段の分権隊と同じようなことしてれば何とかなったが、僕のクランはティア8以上の団体戦はやっていない。
YoutubeでRUとSEAのCW動画を漁りまくり、1日中タクを考えることになった。
ここらへんから自分の能力以上のことをやり始めたので、穢れが溜まり始めた。

 

魔女.png

 
 

ステージ2は飛び地と呼ばれる2~4個の領土からなる地域を制圧することでポイントが得られるルール。
最初は全く狙ってなかったけど、中盤で漁師とフィヨルドを落としたことにより中規模飛び地を制圧!
維持し続ければ、毎ターン6500の名声が入るようになった。

 

飛び地2_1.jpg

 

これにより2位が手の届くところまで来てしまった。これがいけなかった。
飛び地内の戦闘は名声ポイントに係数がかかるため、毎日いろんなクランが攻めてくる。
負けたら2位が遠ざかってしまうため負けられない。凄いストレスが溜まった。
3日ほど連続で飛び地に攻めてくるクランを迎撃していたらみんな諦めていったが、CROWNだけが永遠に攻めてきた。

 

CyPeqPqVEAA6o0K.jpg

 

それも防衛がガン有利のフィヨルドに。毎日毎日毎日攻めてきた。
ゴールドチームの人まで投入してきたときは本気で殺してやろうかと思った。お前らもうポイント有り余ってるだろと。

 

殺す1.PNG

 

僕らの切実な願いはCROWNに…

 

殺す2.PNG

 

ぎあ殺す。

 

実際は、飛び地内の戦闘はポイントに係数がかかるし、攻めない理由も無いから攻めてるだけなのですが。
他のクランはわりと簡単に迎撃できるのだが、さすがにCROWNはそうも行かない。
一度見せたタクは変えなければいけないので、凄い勢いでストレスが溜まった。CROWN殺す。
いらんなストレスと重なり、Twitterで発狂し始めたのはこの頃。
世間の流行語はともかく、この頃のRAISEの流行語は絶対「フィヨルド来たCROWN死ね」だと思う。

 

しかし、これが後にマリノフカの初見殺しタクを作るきっかけとなる。

 

CyPewq6VEAAGoT6.jpg

 

それでも頑張って維持し続けてると、気づいたらVPAが大規模飛び地を手に入れる直前まで来ていた。
大規模飛び地は毎日22000の名声ポイントが入るため、1日でも確保されたら順位は逆転する。
当然、阻止しようという話がクラン内で上がる。
一方で、本部が22時の領土にあったのと、他のクランが既に攻めていることから放置でいいという声も。
守ってるだけで5倍戦闘が発生するのに動かす意味があるのか、と。

 

しかし相手はVPA。他のクランに妨害を任せて安心…とはいかないので、結局直々に邪魔をしにいくことに。
気づくのが遅かったため、今日VPAを倒せなければ逆転される大事な試合。マップは糞芋マップの山岳路。
タクを練りに練り、万全の状態で挑んだ。結果は…

 

CyW7UD2VIAA1pm7.jpg

 

無事勝利!VPAを下すことが出来た。
こちらの想定どおりに動いてきたので、事前に用意していた対応策で完封。

 

翌日に再度VPAを攻め、トドメを刺したところでステージ2が終了した。

 
 

ティア8_1.jpg

 

ティア8の最終結果は2位となった。
1位はともかくとして3位との差は2万で、接戦だったことが伺える。

 

途中、Eloレーティングが1400越えた!と喜んでいたが、最終的には1462となった。
アジアサーバーでは初めての快挙じゃないかな?

 

Elo1.jpg

 

1451を越えたことにより、RAISEと戦うだけで最大で15倍戦闘というボーナスクランとなった。やったぜ。

 

Elo2.jpg

 

ステージ3 Tier10 CW

 
 

短い休みを挟んでの最終ステージ。ティア10 CW。
ティア10は隠居してる指揮官が戻ってくるだろうと考えていて、僕の出番はないと安心しきっていた。
が、現実は甘くなかった。誰も帰ってこなかった。
誰もやらないわけにはいかず、ティア6、8とやっていた僕に出番が回ってきてしまう。ほわーいじゃぱにーずぴーぽー!!
後述するが、指揮の難しさとクランタスクのせいでぶっちぎりでストレスが溜まった。

 
 

こうして始まったステージ3。
ステージ2以上にタク作りに精を出していた。寝るときですらタクを考えていた。
だが、ステージ3が始まって3日くらいでさすがに疲れが限界に来た僕はタクを練るのを放棄。

 

その結果、21時、22時、23時と負け混むこととなった。
完全にメンタルが死に、兵士も意気消沈となった。

 

それでも、24時にはクランタスクの大事な戦闘があったため、一人になってリフレッシュ。
タクもちゃんと練り直し、迎えた24時。無事に全勝。

 

メンタルリセット.jpg

 

そして気づいたら個人名声ポイントが3位になってた。傭兵とは一体。

 

asd.PNG

 
 

Xデーに反省した僕は、今まで以上にタクを練るようになる。
今まではただひたすら隙のないようにタクを作っていたが、相手のクランの傾向や指揮官の傾向まで考慮するようになった。
第一弾としてティア8で散々嫌がらせをしてきたCROWNの指揮官、ぎあ君とかめ君を殺すタクを作る。

 

タク.PNG

 

残念ながら直々に使う機会は無かったが。
これを期に今までの無難なタクに加えて、特定の形を完封するタクを作り始めるように。
そしてまたまたこれが最終決戦への布石となった。ありがとうCROWN、ありがとうギア君。

 
 

そんなこんなで勝っていると、24時のタスクが5日目まで2つとも維持するという快挙を達成。
戦闘時間が15分ズレとかは無かったため、別に1軍を投入したわけではないのになぜだ。
結果、翌日どちらも成功すれば5万ポイントが2つで1位になることが可能になってしまった。
当然、それを黙って見てる王者ではない。邪魔をしに来る。
RAISEの目標領土に侵攻し、お互い全力を出しての戦い。王者決定戦。
戦闘マップはフィヨルド。僕の得意なマップであり、僕に自信を付けさせることになったマップだ。
王者決定戦の開幕である。

 
 

タスク50k.PNG

 

結果は勝利!
しかし対CROWNにメンツを固めたせいでもう片方が敗北。
これで獲得ポイントは5万のタスクが1つだけとなり、このままでは逆転にはあと一歩届かなくなってしまった。

 

その日の夜、クランタスクを継続するか、とても悩んだ。
ここで降りて、残りの4日間で3万ポイント稼ぐか、それとも明日勝って、10万ポイントを手に入れて大逆転するか。
今までは2つタスク進んでいたので片方さえ勝てればそれでいいかとやってきたが、今度はそうは行かない。
明日勝てれば1位、負ければ2位。全ての責任を負う事になる。
だったら無難にここで降りて、責任を分散すべきではないか。そう考えていた。

 

しかし、弱気になっていては絶対に勝てないことを思い出す。
直接対決でチャンピオンを倒してこそ本当の王者。

 

頂上.PNG

 

クランタスク続行をして、王者決定戦は延長戦へと続いた。

 
 

迎えた決戦の日。とても苦悩していた。
このままでは確実に負けるという核心があったため、タクを一から作り直そうとしていたからである。
今までのタクは無難な形で6,8,10と基本形は変えずに使ってきて高い勝率を維持している優秀なタク。

 

「変えなくてもいいんじゃない?」
「これが一番強いと思うけど」
「下手に変えて負けたら元も子もない」

 

などいろいろ言われた。
それでもやはり、確実に負けるという不安は拭いきれなかった。

 

そこで戦闘マップについて徹底的に調べた。
強ポジなど既知のこともなぜそうなのか、ここからはどこに射線が通るのか、一から調べなおした。
その結果、一般的に強ポジといわれた場所がある一手で完封できること、強いと思われてなかった場所が実は強いことなどいくつか発見することができた。
新しい情報を得た僕らはその情報を元に、あえて敵を強ポジだった場所へと誘導するタクを作成。
それを叩き台に改良を重ねていったのであった。
お互いが出せる力を出しきっての頂上決戦。
この先はぜひとも動画を見てから読んで欲しい。結果は…。

 
 

vs CROWN 王者決定戦
相手クランに了承を得ています。

 
 

勝利したのはRAISEだった。
CROWNとの王者決定戦に勝利し、ミリオネアの10万タスクを無事に達成!
10万近くのポイント差があったCROWNに大逆転を果たしたのであった。

 

タスク2.jpg

 

ティア10_2.jpg

 
 

しかし、まだ安心はできない。
リードしているのは2万ポイント。
やり返される可能性が残っている。
ならばと、翌日クラウンのタスクを邪魔しにいくことに。

 

かまわん.jpg

 

これも無事に勝利し、革命返しは阻止されたのであった。南無南無。

 
 

翌日、24時まで1人でひたすら15分ごとに指揮をするという悪夢に見まわれたが、なんとか全勝。
CROWNの妨害をしつつ、自分のクランタスクを進めることに成功した。
CROWNの逆転を阻止した後は、全員ボーダー越えていて特にやる意味もなかったので撤退。

 

離脱.jpg

 

こうして1ヶ月もの間に渡って行われたクソゲーが終わったのであった。完。

 
 

ぎあくん.PNG

 

撤退したあとにぎあ君が意味深なツイートをしてたから、結構焦ったが結局何事もなく終わった。
ムカついたから嫌がらせにCROWNの拠点を攻めようかと思ったけど、断念。残念。

 

総評

 

優勝!.jpg

 

今回のCWC5は大成功と言えるだろう。
アクティブ数が余り多くない中で本当によくやったと思う。
「量」と「質」、どちらの可能性も示すことができ、他のクランに希望を見せることができたのではないか。
これをきっかけに、AsiaサーバーのCWが活発になることを願っている。

 

そして、タク作りを手伝ってくれた人や声だしをしてくれた人、不穏な空気になったときに仲裁してくれた人。
本当に沢山の人に助けられたCWCだった。
今思えば、今までの出来事はこの結果への布石だったように思える。
ティア8で飛び地を手に入れてなければ2位のままだったし、VPAの邪魔が出来てなければ3位だったかもしれない。
Xデーがなければ頂上決戦で負けてたかもしれないし、仲違いをしてみんなで力を合わせることもなかったかもしれない。

 

今回のCWC5の経験が何かへの「布石」となることを願っています。

 
 
 

クランランキング1位

 

ラスト_0.jpg

 

個人ランキング2位

 

2位.PNG

 

勝率

 

勝率.jpg

 
 

タクのストックは0からスタートして最終的に43個に。
トナメ1、トナメ2、攻撃、防衛、その他対応策と数えるととんでもない数になった。

 

タク2_0.PNG

 

次に使うことがあるとすれば1年後だけど、その頃にはセオリーが変わっているんだろうなぁ…。

 

なにはともわれ、皆さん本当にお疲れ様でした。

他の人の回顧録

 

なんかCWC5の回顧録を書いてる人が結構居たのでリンクを貼っておきます。

 

[CROWN]ぎあ君
[RAISE]たかひろさん
[RAISE]_VaL