M4A3E2 Sherman Jumbo
概要
v.0.6.7で追加された、ツリーの隙間に挟まったような車両。
アメリカMTらしくはないが、ある意味ではアメリカらしい車両である。
というかMTらしさはサイズくらいかもしれない。
性能
機動
一つ前の無印M4の最終エンジンを中間エンジンとして引き継げるが、重量も増えてしまっているため、多少もっさりとした動きになってしまう。
さらに最高速度が35km/h程度しかないため、MTとしては遅い…が、HTとしては早い。指揮官さん、毎度お手数をかけます。
車体装甲
車体装甲は、カタログスペックで101/76/38。背中以外は無印に比べて倍増している。
この101mmの装甲は、詐欺でもなんでもなく車体正面の傾斜装甲が全て101mmの一枚板であるため、正面から狙うと47度程の傾斜が付き、APの標準化を入れても136mm程の効果となる。
さらに10度の俯角を活かすと165mmとこの時点で既にMTではない。
一見弱点のように見える下部も、139mm~165mmと十分な厚さを持つ。弱点でないばかりか、ラムアタックの際には協力な武器となる。
側面も76mmと垂直ながら薄くは無く、10榴を食らっても安定して貫通させない。
また、25度程の昼飯を取ることで、平地においても正面/側面共に150mmもの装甲厚を発揮できる。これに俯角が組み合わさると170mm程と格上も怖くない。
ただし、履帯裏は履帯20mm+車体38mmと厚くはないため、注意が必要である。
天板も後部中央が19mm、他は38mmと普通である。が、背も低くはなく、車体の形状などもあって自走砲弾含めそれほどは当たらない。
砲塔装甲
何よりも特筆すべきは、この初期砲塔の硬さである。
旋回32度/s、視界330mという欠点こそあれ防盾裏の僅かなスペースを除き正面から背中まで全周152mmの球状。
さらに防盾は中央含む大部分が177mm、端の方でも91mmと冗談のような厚さである。
そしてこれまた弱点のように見えるキューポラも一律152mmでさらに45度程の傾斜が付き、全く弱点になりえない。
砲塔天板は25mmなので、自走砲が居る際はこまめに動こう。幸いにも車体が大きくないため、自走砲とすると動かれた場合厄介な相手となる。
改良砲塔にすると旋回38度/s、視界380m、(おまけに重量大幅減少)と大きく向上するが、装甲厚76/50/50と無印シャーマンの初期砲塔と同じカタログスペックとなってしまう。
実際は全周63mmと防盾88mmであるが、これを積んで運用するならばM4A3E8に乗るべきだと思う。
XVM等で敵のジャンボが改良砲塔を積んでいることが分かったら、迷わず撃ち抜こう。
砲性能
ここまで長所ばかりでOP感も否めない…が、ここに来て欠点が出て来る。
初期砲塔で搭載する砲の選択肢は2つある。
一つは76 mm Gun M1A1で、無印M4の最終砲であり、T1Heavyなどでも使う砲…ではあるが、いかんせんTier5でも今ひとつだった主砲はTier6では力不足感が強くなってくる。
AP貫通が122しか無いためAPCRの使用頻度も上がるだろう。それでも177mmしか貫通しないのだが。
もう一つの選択肢は105 mm M4であり、発射速度こそ向上したものの無印M4の榴弾砲そのままである。が、筆者は基本的にこれを推奨する。
Tier8HTを相手にしても、履帯などモジュール破壊や爆風ダメージなどダメージを入れることはでき、側面や後方であればHEATという選択肢もある。
なお、改良砲塔では76 mm Gun M1A2が搭載できるが、前述の通り改良砲塔の搭載は推奨しないため、割愛する。
運用
ここまででソコソコの足回りとMTらしからぬ装甲厚、貧弱な砲…と解説した。
なお、MTとしては硬いというだけで、TDや英国17ポンド群など、胴体は割りと抜かれる。過信しないようにしよう。
この戦車はMTとHTの中間にあり、Mapや味方の動き、戦況次第でどちらにも行ける。
柔軟に考えて、強みを活かすべきだろう。
小さく、硬く、比較的機動力もあるので、側面などを取っても良い。幸運を祈る。
ちなみに開発においては、中間エンジンや主砲を引き継げて砲塔もそのままで良いため、楽な車両であると思われる。
備考
M26E4(スーパーパーシング)などと違い、現地改造車ではないためゲーム内では良好な機動力を発揮する。
器用貧乏になりがちだが、よく言えばオールラウンダーである。