概要
初出はアルガス救出後のシーンから。
ラムザがベオルブ家の者だと知ったとたんアルガスが
「ベオルブって……あの佐天騎士団の
ベオルブ家か? そいつはすごい!
「それがたとえ妾(めかけ)の
子だとしてもね…。
と、嫌味ったらしく煽ってきた。くそ貴族すね。
さらに、イグーロス城に戻ると兄のダイスダーグ卿まで
「それがたとえ妾(めかけ)の
子だとしてもね…。
と煽ってくる始末。腹違いの兄に面と向かってこんなこと言われるなんて、ひどいよお。
まあこの兄貴は原作でも本性はこんな感じなのだが。
元々はライオネル城城内でのドラクロワ枢機卿からラムザへのセリフ。つまりラムザが妾の子なこと自体は本当。
一応「母は妾でも天騎士の息子なだけはある」という旨の誉め言葉の一部である(おそらく嫌味の意図もあるが)。
コメントとしては、ガムテープや聖王のように無関係な内容に後付けして使われることがある。それがたとえ妾(めかけ)の子だとしてもね…。
ちなみに妾(めかけ)とは正妻のほかに養っている女性のことを指す。
日本においては江戸時代、とくに武家社会において正妻との子に後継ぎとなる男子が生まれない場合に、めかけによって得ようとする行為がしばしば行われていた。