行動の処理

Last-modified: 2009-12-14 (月) 21:52:44

● 主な行動

武器攻撃

武器攻撃とは、装備している武器を使用して攻撃を行うことです。
武器攻撃の射程は武器の射程に依存し、また特に明記されて無い場合は
射程内のキャラクター1体を対象として行います。
 
武器攻撃を行う場合、行為者の命中力判定と対象の回避力判定で対決を行います。
行為者が対決に勝利した場合ダメージの処理を行います。
また、命中力判定でクリティカルが出た場合、ダメージが増えます。

スキルの使用

スキルを使用する場合は、スキルごとに指定された判定を行い、達成値を求めて下さい。
対象を取るスキルの場合、受動側はスキルの分類が物理であれば回避力判定で、
魔術であれば魔力判定で対決を行います。
この時、複数の対象を取るスキルを使用する場合は能動側は1回だけ達成値を求め、
受動側はそれぞれがその達成値に対して対決を行います。
 
行為者が対決に勝利した場合、スキルの効果が発揮されます。
ダメージを与える、またはHPを回復するスキルの場合ダメージの処理を行います。
尚、付帯行動として行うことができるスキルのように
判定:-となっているスキルは判定を行うことなく効果を発揮します。

ダメージの処理

  • ダメージの種類の決定
    ダメージには物理ダメージと魔法ダメージの2種類があります。
    武器攻撃による攻撃や、特に魔法ダメージを与えると明記されていない攻撃は物理ダメージになります。
    分類:魔術のスキルや魔法メージを与えると明記されたスキルによる攻撃は魔法ダメージになります。
  • 攻撃時のクリティカル
    武器攻撃の命中力判定、またはダメージを与えたりHPを回復するスキルを
    使用した際の判定でクリティカルが発生した場合、
    ダメージやスキルの効果量に2D6を加えます。
  • ダメージの正規化
    武器の攻撃力やスキルの効果によるダメージを求めます。
    この時、補助効果などによるダメージの上昇効果を同時に適用します。
    次に補助効果や防御力などによるダメージの減少効果を適用して
    最終的に受けるダメージを決定し、HPまたはMPを減少させます。
     
    この時も複数の対象を取るスキルを使用した場合は
    1回だけダメージを求め、そのダメージを全員に適用します。
  • 戦闘不能
    ダメージを受けた結果、HPが0以下になった場合、
    そのキャラクターはHP=0の戦闘不能状態になります。
    戦闘不能状態のキャラクターはあらゆる行動と判定を行えません。
    戦闘不能はスキルやアイテムによって回復することができます。
    また、戦闘が終了した場合も自動的にHP=1となって回復します。
  • キャラクターの死亡
    戦闘不能状態の時に更にダメージを受けるとHPは負の値をとります。
    負のHPの絶対値がキャラクターの耐久を超えた時点で
    そのキャラクターは死亡します。

状態異常

戦闘中、スキルやアイテムの効果などで状態異常を受けることがあります。
また、異なる状態異常は同時に効果を発揮します。

戦闘中の状態異常の回復方法はそれぞれ異なりますが、 
戦闘が終了すれば、全ての状態異常が回復します。
状態異常の効果と戦闘中の回復方法は下記の通りです。


  • 毒を受けたキャラクターはクリンナップ毎に、一定のダメージを受けます。
    毒によるダメージ量は毒を与えるスキルやアイテムによって異なります。
    複数の毒を同時に受けた場合、最も効果の高い毒だけが適用されます。
     
    戦闘中の回復方法:アイテムかスキルで回復できます。
  • 麻痺
    麻痺を受けたキャラクターは、行動の処理を行う前に1D6を行い、
    その結果が1だった場合行動がキャンセルされます。
     
    戦闘中の回復方法:スキルで回復できます。
  • 恐怖
    恐怖を受けたキャラクターは、全ての行為判定のファンブル値が+1されます。
     
    戦闘中の回復方法:スキルで回復できます。

その他の行動

  • アイテムの使用
    アイテムを使用して、その効果を適用します。
    特に明記されていない場合、アイテムは自身にしか使用できません。
  • 隊列の変更
    白兵エリアから自陣後衛エリアに、
    もしくは自陣後衛エリアから白兵エリアに移動します。

行動の変更

対象を指定した行動の宣言から実行までに行動の対象が戦闘不能になっている
または戦闘から離脱していた場合、能動側は行動の対象を変更するか
行動をキャンセルすることができます。
 
尚、複数の対象を指定した行動を宣言していた場合、
それら全てが戦闘不能または離脱していない限り行動の変更は生じません。

  • 対象の変更
    行動内容を変更しない範囲で対象を変更できる場合、行動対象を変更できます。
    対象を変更できない(しない)場合、行動はキャンセルされます。
  • 行動のキャンセル
    対象の変更を行わない場合、行動そのものを行わずにキャンセルします。
    但し戦闘不能の対象を死亡させるなどの意図があれば、行動を実行しても構いません。