BSoDとは
WindowsPCを使用している時に、急に青い画面に英字の画面が出る事があります。
これを一般的にはブルースクリーン、ブルスクなどと言いますが、正式にはBSoD(Blue Screen of Death)と言います。
BSoDが発生する理由
パソコンは通常、CPU、メモリ、ストレージ、その他周辺機器などが接続されていますが、これらが破損していたり
またその結果不正な値を送受信すると、Windows自身や周辺機器の破損につながります。
そこで、WindowsはWindowsを実行するのに支障がでないように操作を制限し、自動で復旧動作に入ります。
※OSを動かす根幹部分をカーネルと呼ぶため、BSoDの事をカーネルパニックとも言います。
BSoDはこの復旧動作を行っています。「BSoDが発生した」=「PCが壊れた(クラッシュした)」というのは早計です。
例えばですが、CPUとグラフィックボードでいうと、CPUとグラフィックボード間のデータのやり取りをOSが仲立ちします。
この際にドライバの異常などで不正な値がやりとりされるとOS側がそれを検知し、保護機能的にBSoDが発生します。
STOPコードについて
もしBSoDが発生した場合はSTOPコードと呼ばれるエラーコードが表示されています。また、STOPコードの種類によっては16進数の値も表示される事があります。まずは焦らずに、表示されているメッセージをメモしましょう。
次に、エラーメッセージで検索を行ってみましょう。
BSoD発生後の対処
新しい周辺機器を接続した
BSoDが発生するのは、大抵が新しい周辺機器を接続した場合が多いです。
そのような場合は、接続した周辺機器の
- ドライバの修復
- ドライバの再インストール
- 最新のドライバのインストール
を試してみましょう。
急にBSoDになった
新しい周辺機器を接続していないのにBSoDが発生する場合は、ハード異常の可能性が出てきます。新しいドライバのインストール、ドライバのアンインストール&インストール、OSの再インストール、ハードの交換を順に試して何が悪いのかを切り分けてみましょう。