デバイスドライバとは
パソコンに接続された周辺機器(デバイス)は、通常はそのまま繋げても使用できないか、変な挙動をしてしまいます。
これは、新しいハード(周辺機器)をOSが正常に制御・認識できていないために発生します。
OSがハードを正常に制御できるようにするために、ドライバというものがOSとハードを仲介してくれています。
インボックスドライバ
OSをインストールした後は接続されたハードに対応したデバイスのドライバが入っておらず、インストールディスクにあらかじめ入っているドライバがあたっています。
これをインボックスドライバと言います。
しかし、インボックスドライバはMicrosoftで用意された標準的なものなので、推奨のドライバではないことがあります。
不明なデバイス
また、インボックスドライバでは対応していないデバイスの場合は「不明なデバイス」という表示になっています。
そのまま使用できないこともありませんが、この状態で使用すると、正常な動作が保証されません。
要するに、OSインストール後や、新しい機器を接続した場合は推奨のドライバをインストールする必要があります。
ドライバ インストールのアプローチ
Windows Update
インターネットに接続していてデバイスドライバがWindows Updateに用意されている場合は、Windows Updateが自動でドライバをあててくれます。
メーカーのページからダウンロード
しかし、Windows Updateに用意されていない場合は手動でインストールする必要があります。
また、Windows Updateに用意されているドライバが推奨ドライバでない場合や、最新のドライバでない場合も手動であてる必要があります。
この場合は、機器を提供しているメーカーのページから自分の環境に適したドライバをダウンロードしてくる必要があります。
添付のインストール メディア
メーカーすべてがWebでドライバを提供しているわけではありませんし、部分的にない場合があります。
その際は、デバイスを購入した際に添付されているディスクからインストールできます。
※ただし、最新のドライバではない場合があります。
デバイスマネージャー
デバイスドライバの状況は「デバイスマネージャー」画面から見ることができます。
devmgmt.mmscで開く
1.Win+Rで「ファイル名を指定して実行」を開く。
2.「devmgmt.msc」を入力して「OK」をクリックする。