VAMTについて
- VAMT(Volume Activation Management Tool)を使用することで、Microsoft製品のライセンスの一元管理ができます。
- VAMTを使用するには、SQL Server 2008 以降(Expressも含む)のインストールが必要なようですが、基本的にはどのバージョンでも良いかもしれません。
- 本手順ではMicrosoft docsに合わせてSQL Server 2017 Expressをダウンロードしている想定とします。
※SQL Server 2019 Expressでも大丈夫でした。
手順1(Microsoft SQL Server 2017 Expressのインストール)
1.「SQLEXPR_x64_JPN.exe」を実行する。
※UACを聞かれる場合は「はい」をクリックする。
2.「OK」をクリックする。
3.「SQL Serverの新規スタンドアロン インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加」をクリックする。
4.ライセンス条項を確認したら「ライセンス条項に同意します。」にチェックを入れて「次へ」をクリックする。
5.「次へ」をクリックする。
※Microsoft Updateを使用して自動更新する場合は「Microsoft Updateを使用して更新プログラムを確認する」にチェックを入れる。
6.手順5でチェックを入れない場合はエラーメッセージが出るが、内容を確認して問題なさそうなので無視して「次へ」をクリックする。
7.「次へ」をクリックする。
※「Windowsファイアウォール」が警告になっているが、「ファイアウォールが有効になっているが大丈夫か」という警告なので無視。
8.特に何も変えずに「次へ」をクリックする。
9.「インスタンス ID」をメモしておく。よければ「次へ」をクリックする。
10.「次へ」をクリックする。
11.「次へ」をクリックする。
12.「閉じる」をクリックする。
13.SQL Serverインストールセンターを閉じる。
手順2(VAMTのインストール)
1.「adksetup.exe」を実行する。
2.「次へ」をクリックする。
3.使用状況データを送信したくないので「いいえ」を選択して「次へ」をクリックする。
4.ライセンス条項を確認し、よければ「同意する」をクリックする。
5.「ボリュームライセンス認証管理ツール(VAMT)」を選択して「インストール」をクリックする。
※UACの許可を求められる場合は「はい」をクリックする。
6.「閉じる」をクリックする。
7.「スタート」→「Windows Kits」→「Volume Activation Management Tool 3.1」をクリックする。
※UACの許可を求められる場合は「はい」をクリックする。
8.メモしておいた「インスタンスID」をもとに、以下のように入力して「Connect」をクリックする。
※インスタンスIDが「SQLEXPRESS」→「.\SQLEXPRESS」
※Databaseは「VAMT」で固定
9.「はい」をクリックする。
※「指定したサーバ(SQLEXPRESS)に指定したデータベース(VAMT)がないので新しく作るか」と聞いている。
10.中央ペインに「Successfully connected to Server...」というメッセージが出ていて、左ペインに画像のようにツリーが出来ている事を確認する。