Windowsのライセンス形態
Windowsのライセンスは、大まかに以下3つの形態があります。これを配布チャネルと言います。
- Retail
- OEM(original equipment manufacturing)
- VolumeLisence
Retail(リテール)
- 通常では最も一般的なライセンスです。
- インストールメディア(最近ではUSB)とライセンスキーが同梱されています。
- 1端末で1ライセンスとして使用します。
- 同じライセンスキーで複数の端末を認証してはいけません。
- 端末に登録したライセンスをはずすことで他の端末で認証する事ができます。
OEM(original equipment manufacturing)チャネル
- メーカー製のPCにプリインストールされているライセンスです。
- メーカーは認証された状態で販売しているため、通常は自分で認証手続きをする必要はありません。
- 購入時のハード構成でなければ使用できません。
- Retailのように、ライセンスを抜いてそのライセンスで他のPCを認証する事はできません。
DSP (Delivery Service Partner version)
- 特定のPCパーツが存在する条件下でのみ使用できるライセンスです。
- Retailよりも安価ですが、紐づけられた特定のPCパーツが破損したり、交換した場合はライセンスが使用できなくなります。
※slmgrを実行するとシステム的にはOEMの扱いのようです。
ボリュームライセンスチャネル
- 企業等で大量に購入する人向けのライセンスです。
- 大量展開向けの再イメージング権を取得する事ができます。
- KMS認証、MAK認証ができます。