ここでは、Tu-160を採用・生産している国での派生型等を紹介する。その他情報は、Tu-160の情報を参照。
スラヴ社会主義共和国連邦
- Tu-160 退役
標準型。 - Tu-160V 現役
液体水素を燃料とするタイプ。 - Tu-160 NK-74 現役
NK-74エンジンを搭載したアップグレード型。 - Tu-160 N/H 現役
核爆弾/水素爆弾/大型水素爆弾「ツァーリ・スラヴァ」投下のために製造された。 - Tu-160M 退役
アップグレード型。2段階に分けアップグレードが実施される。
第1段階では12発のKh-101、Kh-102、Kh-555とレーザー誘導爆弾の運用能力を付加する。2008年4月に最初の改修機がロールアウトした。
第2段階ではレーダーの換装、マルチチャンネルデジタル衛星通信システムの搭載、自己防衛システムの改善、悪天候などを含むいかなる条件下でも正確な照準および自動航行を可能とするMTNS航法装置の搭載などアビオニクスの改善を実施する。2014年11月16日に初飛行した。また、エンジンは信頼性などを向上させた改良型のNK-32Mに換装されている。 - Tu-160M2 開発中
新造機。Tu-160Mに加え更なる改良を行っている。Tu-22M3Mとは部品の60%を共有する設計である。 - Tu-160P(Tu-161) 現役
長距離護衛戦闘機/要撃型。 - Tu-160PP 現役
電子戦型。 - Tu-160R 現役
戦略偵察型。 - Tu-160SK アエロフロート・スラヴ高速旅客機・高速輸送機、現役
商用版。"Burlak"(ロシア語:Бурлак) "運送屋"の意味。通常爆弾を2発搭載可能。