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大前提注釈
この設定はとある方が考案したある設定をベースにした龍牙天翔による独自設定です。同様にある設定を使っている場合であってもこれと同様ではありません。
龍牙天翔が使用しているPCのうちほとんどはこれらに該当しますが、一部のみ例外が存在しています。例外は[夕立改二]および[電]となります。
艦娘になるには
艦娘の種別については後述するが共通する事項として[艦娘因子]と呼ばれる細胞を所持している。ほとんどの場合は後天的に投与されるが、種別によっては最初から含まれていることもある。
後天的に投与される場合、艦娘になる前段階として適正を調べたり適合するかどうかを調べたりする。これらを怠ると意図せぬ事故が発生したり、癌細胞のように変質して悪影響を及ぼしてしまう。
適正は主に人間から艦娘になる場合に行われる。女性であれば統計学上7割が適正を持つとされている。このため、ほとんどの女性は艦娘になることを希望する傾向にあると言われている。
男性の艦娘適正所持率は2割5分ほどとされている。ただし、艦娘になった後に肉体が男性そのままであるということは4割ほどの割合でありほとんどの場合は肉体が女性化してしまう。
女性化したとしても、男性的特長が残る場合も存在しており両性具有となっている艦娘も存在するとの報告がある。
適合は主に[素体]とも呼ばれる人造人間に[艦娘因子]を投与する場合に行われる。この適合とは[どの艦種になり、どの艦娘になりやすいか]を調べるもの。
だがどれほど調べたとしてもそれはあくまでも[確率的になりやすい]だけであり、決してそうなるとは限らない。特定の艦娘になるための技術もあるらしいが、噂程度に留まる。
艦娘の区分
艦娘には二種類の区分が存在する。艦娘そのものの人権を浸透定着させるのを主眼とした[広報型艦娘]と深海棲艦との戦いなどを行う[戦闘型艦娘]である。
[広報型艦娘]は古くは何らかの理由で戦えなくなった艦娘を一般の人々にも認知してもらうのを基本とした。そのため、古くから[広報型艦娘]であるものは戦闘用の艤装を解体しているものが多い。
その後に紆余曲折を経て人間から艦娘になることが承認されるようになる。その中で人間から艦娘になる場合の条件が制定されることとなった。
だが、その条件を満たないものでも艦娘になろうとしたものが出てくるようになったため、受け皿として[広報型艦娘]になるための条件が制定された。日本国においての条件については以下に記載する。
- [広報型艦娘]要項
1.元[戦闘型艦娘]が何らかの理由により戦えなくなった場合、その戦闘用艤装を解体することを条件に[広報型艦娘]になることができる。
2.人間から艦娘になるものの場合、満12歳以上であり保護者の承認あるいは[広報型艦娘]となった後に所属する予定の企業など(※)の承諾を得ている場合にのみ[広報型艦娘]になることができる。
※対象として含まれるのは[企業、児童福祉施設、児童擁護施設]とする。 - [戦闘型艦娘]要項
1.特定種別(※)の艦娘は自動的にこの区分に含まれるものとする。
2.人間から艦娘になるものの場合、満15歳以上かつ最終学歴が中等学校卒業以上であることとする。
ただし、例外的に満12歳以上かつ保護者の承認と近隣鎮守府の提督からの推薦があった場合は最終学歴や満年齢が12歳以上15歳以下であっても[戦闘型艦娘]になれるものとする。
3.人間から艦娘になった[広報型艦娘]としての活動歴が2年以上であることを前提に、特定書類を記入して提出し審査を通った場合にのみ限り[広報型艦娘]から[戦闘型艦娘]に区分を変更できる。
なお、いかなる場合であっても[戦闘型艦娘]になった直後は近隣の艦娘学校へと入学し、最短1年、最長3年の修学期間を定めるものとする。
※建造型艦娘、建造型艦娘亜種、由来不明型、艦娘出産型が該当する
艦娘因子について
艦娘に必要な細胞郡であり、艦娘が艦娘たる所以とすら言われるもの。同時に人間から艦娘になることが一時期禁止されていた理由そのものでもある。
その理由はまず、人間の場合いかなる年齢であっても艦娘となればあらゆる面で若返ることや、ほとんどの状況下で細胞の劣化などが発生しないことが挙げられる。
すなわち、ある種の夢物語であった不老が限定的に達成されることとなるのに加え、ほぼ確実に外見は美醜における美に傾くのである。ちなみに、細胞の劣化が発生しないだけで変化はする。
そのため、基本的には肉体的な成長は発生しないが条件がまったく不明のため偶発的に肉体の成長が発生する。ただし、どんなに年月が経っても老化はしない。これはどの種別の艦娘であっても同様。
ただし、現在においては世論の変化などにより様々な国である程度の条件を定めれば人間から艦娘になることが承認されている。宗教的理由で認めない国も少なからず存在しているが。
これらの理由などにより非常に厳重にその製造方法や必要な材料などは軍事機密として秘匿されており、製造方法などを知るものは軍に所属する研究者のみとなっている。
稀に元軍所属研究者が企業に所属することはあるが、そのような研究者は製造方法などを知らされていない末端中の末端研究者であることがほとんどとなっている。
極めて稀に企業が管理する鎮守府が存在するが、それらに対しては一般公開の禁止および考えられうる流出経路を防止する条件で限定的に技術の伝達および必要な物資の供給が行われている。
なお、これはあくまでも余談ではあるが人間が艦娘になることが世論的に許されたほぼ同時期に艦娘を深海棲艦との戦い以外に投入することは原則禁止されている。
艦娘の種別について
- 建造型艦娘
[素体]とも呼ばれる人造人間に[艦娘因子]を投与して艦娘になった者達。人造人間であるからか、子を残すという能力はない。それ以外の能力はほぼ人間同様である。
これはまず、[素体]そのものを作成するのに相応の金銭がかかるというのが大部分を占める。一体につき450万円前後とされており、これに艤装作成費を含めると650万円前後する。
[素体]が完成し適合を調べるのに半日ほどの時間が必要とされ、その後に[艦娘因子]を投与する。[艦娘因子]を投与された[素体]は建造専用容器に収められ、1日ほどの時間をかけて定着と変化を促す。
定着と変化が完了した建造型艦娘は外見や行動がほとんど人間と変わらない。髪なども定着と変化の過程で生成され、完了時点で生えきっている。
龍牙天翔該当PC：羽黒、扶桑、夕張、加賀、祥鳳、大井、叢雲、木曾、R9-A アローヘッド - 建造型艦娘亜種
通常の[建造型艦娘]ではないが、種別として[建造型艦娘]に含まれている者達。こちらは種別にもよるが子を残す能力を持つ者が多い。まとめて括られているため細かいものを以下に記載する。
1.ドロップ型
深海棲艦との戦闘が終了したあと、極めて稀に撃破ないし轟沈した深海棲艦が艦娘になることが確認されている。深海棲艦であったころの記憶の所持具合は個体によるがほぼないことのほうが多い。
また、子を残す能力については個体によってまちまちであり、大抵の場合は持っていない。姫級や鬼級などの人間に近い容貌をしたものからなったものは持っていることもある、らしい。
龍牙天翔該当PC：村雨、衣笠2.由来不明型
いかなる理由によって艦娘になったかが分からない者達がここに分類される。見た目は艦娘だが、艦娘が持ち得ない異能などを所持しているケースが少なからずあり、要研究対象となることもある。
しかしながら個体が少ないのも関係し、保護された鎮守府に早い段階で所属してしまうため遅々として研究が進まないというジレンマを抱えている。
龍牙天翔該当PC：無月、敷波3.艦娘出産型
人間から艦娘になった者が、何らかの理由で子供を出産した場合女性であれば8割ほどの確率で艦娘として生誕する。それらをどのような種別にするかが一時期紛糾した時期が存在していた。
その結果新たに制定されたのが[建造型艦娘亜種]としての[艦娘出産型]である。ちなみに、出産時に女性であった場合2割ほどの女性はほぼ確実に艦娘としての適正を所持する。
男性であった場合は6割5分ほどの率で顔立ちや髪色に艦娘の特徴が発生するのみであるが、3割5分ほどの率で艦娘適正を持つという研究結果が存在している。
ただし、艦娘として生誕した場合最長でも1年、短くて1ヶ月ほどで艦娘として活動可能な肉体年齢にまで成長するため一般教養などがきちんと身についていないことが多いとされる。
そのため、日本国においてはできれば3年は[広報型艦娘]として活動しつつ一般教養などを教え、その後に[戦闘型艦娘]への区分変更を推奨している。 - 元人間型艦娘
人間から艦娘になったものはこれに該当する。顔立ちなどは[艦娘因子]を投与されて定着と変化が完了した時点の艦娘のものとなるが体つきや性格などは人間であったころのものを継承する。
ただし、適正を調べた時点で人間であったころの性格に近い艦娘になりやすいらしいとされている。そうではない場合もあるため、個体差が激しいという側面も持つ。
人間から艦娘になることが世界的に承認されるようになってそれなりの年月が経つのもあいまって、現在においての艦娘の主流はこちらとなっているという報告が存在している。
事実、[建造型艦娘]は人間から艦娘になることができるようになった時点でほぼ新規で作られなくなった。大まかな割合としては[建造型艦娘(亜種含む)]が4割、[元人間型艦娘]が6割とされている。
龍牙天翔該当PC：大鳳、鳥海、霧島、瑞鳳、長波、大和、狭霧、天城(雲龍型)、響、クイーン･エリザベス