学習計画の立て方

Last-modified: 2014-03-12 (水) 04:15:31

■学習計画の立て方

まず受験勉強のはじめに志望校の過去問を見て、問題傾向を把握しましょう。

 

○ポイント

1.問題の形式→記述問題が多いか記号問題が多いか
2.問題の種類→発音・アクセント・会話・英作文などは出るか?
3.長文の傾向→単熟語/構文のレベルはどの程度か・長さはどれくらいか・テーマに偏りはないか
4.配点の傾向→どの問題が配点が高いか ※配点が掲載されていない場合もある
5.合格ライン→他の教科との兼ね合いも考えて、何を何割正解できれば入試を突破できるか考える。

 

以上のような傾向と現在の自分の能力を把握し、どんな勉強をしたらいいか、
どの参考書をどれだけやればいいかを考えましょう。

 

■受験英語の出題形式

ひとことで「英語」といっても、いろんな出題形式があり、やみくもに勉強をすればいいわけではありません。
「どんな出題形式で点を取るために勉強をしているのか」ということを常に意識しよう。
高校1年生、2年生でも、受験勉強を始める前に志望校の過去問を必ずチェックしよう!

 

●発音アクセント問題

数個単語が慣らべられて発音やアクセントの異動のある語を選択せよという出題。

 

●文法問題(センター英語で言うところの第2問にあたる)

細かい細かい細かい英文法の知識を空所補充の多肢択一式で選択させる問題が主流。
文法だけでなく、語法(動詞の文型など)や熟語や単語の知識を問うものもある。
早稲田や上智などでは英文に下線が付され、正誤形式で出題される例もある。
網羅系の問題集(ネクステージ、アップグレードなど)は、この出題に対処するために使います。

 

●整序英作文

いわゆる並べ替え問題。与えられた語句を文法的に正しくなるように並べ替える。

 

●読解問題

受験英語の出題の主流。ある程度の長文を読ませて、その文章に関する内容を問うのが一般的出題。
下線部和訳の出題もある。長文の中で文法や整序を混ぜて出題したり会話形式もあったりと、そのバリエーションは幅広い。
構文は簡単だが英単語の難度が高かったり(主に難関私立)、抽象的で複雑な構文の文章を出題したり(主に国立2次)、
ひとことで読解問題といっても大学によって英文の傾向が違うので過去問で確認を怠らないようにしよう。

 

●英作文問題

英語で文章を作成する問題。さらに出題形式として和文英訳と自由英作文に分けられる。
和文英訳は問題分として与えられた日本文を英語に訳していく問題で
一部の私大や国立の2次試験で主に出題される。京都大学の出題が特に有名であろう。
自由英作文はあるテーマ(問題)を与えられ、受験者が自由に英語で解答するもの。
近年、出題が増えている形式です。2007年現在、私立文系でそれなりの量の自由英作文を出題するのは早慶レベル中心。