英語学習のプロセス

Last-modified: 2014-03-12 (水) 04:29:04

■英語学習のプロセス

1.文法
  ↓
2.英文解釈
  ↓
3.長文読解、多読

 

英語の勉強の仕方は大まかに言うと、このような流れです。
基本的に、これに並行して語彙力(単語・熟語)の強化を図っていきます。

 

1.文法について

まず文法の参考書を通読して理屈を理解。問題集を繰り返し解くことによって知識を身に付けていきます。

2.英文解釈について

解釈とは、文法の知識を応用して、構文を取って英文を読むことです。
この段階は、英語を英語の順番で読めるようになるために非常に大事な学習です。
英文解釈の参考書の使い方は、英文を読む(できれば全訳も)→解説を読んで理解→意味がわからない部分がなくなるまでひたすら復習・音読。

3.長文読解、多読について

2で学んだことを実際に英文を読む中で訓練させていき、文以上の単位で
文章やパラグラフの意味を把握できるようにします。
長文問題集で、できるだけ多くの長文を読み、問題を解きましょう。
ある程度の読解力がついた後に、余裕がある人はパラグラフ・リーディングなどの
方法論を学ぶといいでしょう。
ただし、これはあくまで英語の読むための「補助」なので、必須ではありません。

 

※英作文・リスニングについて

英作文には文法の知識が、リスニングには解釈の知識が必要となるので、
これらの勉強が終わった後に取り掛かりましょう(遅くても高3の夏から)。
英作文は参考書で英語の書き方を学びつつ、例文暗記をして、
過去問や問題集で実際に英文を書く練習(できれば添削もしてもらう)という順番で。

 

○長文学習の一例

長文を解く

答え合わせ

単語・語句の確認(市販の単語帳で確認もしくは別ノートやカードに抜き出しまとめる)

長文で意味の取りづらかった英文を抜き出し別にノートにまとめる

週末、やった問題を本番風に時間をはかって演習(30分で4問とか)
この辺の割合は適当に調節してください

出来れば音読もすると良い

直前期には自作の語句帳や和訳演習をして復習

 

大学によっては要約や長文問題対策のため
○パラグラフ内構成を見る
○要約をする
○使った問題の解法を見直す
などをすることが効果的であると思われます。
またこれらは文脈から解く問題がある場合も同様に効果的です。