吝嗇家の宇宙開発/第2話

Last-modified: 2016-01-19 (火) 21:15:07
 

Escape the atmosphere!

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ねんがんの めっくじぇぶを てにいれたぞ!

・・・いや、ありがちなネタはともかく。
第1話でリンク貼っておいた1.0.4の機体(TSP-101R)は、1.0.5でもそのまま使えなくは無いのですが

  • 30パーツ使い切ってるので、MechJebチップも実験機器も追加できず、実用性に乏しい
  • 空力バランスがあまり良くないため、大気圏突入中にバランスを崩しやすく1.0.5では熱で壊れる

という問題があったので、若干の改造と調整を加える事にしました。

 

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fileR-1.craft
相変わらず酷い見た目である

 

基本的には、タンクをFL-T100→T200に変更しパーツ数を削減して重心調整を行っただけで

 

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機体の構造は101Rと変わりありません

  • 他はEEXの機能で強引に側面接続していたエンジンの付け方が違うくらいです(Science Jr.は鉄骨同様に燃料を通すので)
 

で、この機体。
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一応(最低限ですが)SSTOとして運用できる性能はそのままなので
ミッションOrbit Kerbin!(周回軌道投入)も受諾して同時に達成することも理屈上は出来なくはないのですが・・・
いくつかの理由があって、今回は弾道飛行で大気圏突破だけを目指しています。

  • 最大の理由は「ルール違反になる可能性が高い」からですね
    羽をつけてなく、姿勢制御(と減速)能力がかなり低めな本機で周回軌道から普通に大気圏突入すると
    KSC滑走路を狙って着陸するのがかなり難しいです
    • 現verでは(重心に気を付ければ)無翼のロケットでも微調整する程度の滑空性能は十分に持たせられますから
      Trajectoriesが使えればまた話は別なのですが、キャリア序盤だとこれ、機能しませんし
      (おそらくトラッキングステーションのレベル3が条件だと思います前はレベル2で良かったんだがなぁ
 

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というわけでおもむろにミッションスタート

  • 滑走路からピッチ87°で離陸。LCP-07Jで似たような事をやってるので応用しました
 

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途中で大気圏高空のEVAレポートを取りつつ、弾道飛行で大気圏を離脱します

  • 本機は元々周回軌道投入用で無駄に燃料(ΔV)を積んでいるので、これを使って250kmまで上昇し宇宙高高度のデータも取ってきます
 

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250kmからの落下で降下速度がかなり上がっているので、余っている燃料で減速(少し残します)
→機体を横に倒して空気抵抗で減速
 →滑走路(のターゲットマーカー)に機首を向けて滑空
  →パラシュート展開。着地寸前にエンジンを少し吹かして降下速度を7m/s以下に落とし、エンジン損傷を防ぎます

ちなみにトラッキングステーションがレベル1の状態では通常の方法(オービタルマップ)でのターゲット指定が出来ませんが
距離100km以内(通常画面に○が出る)であれば、直接これをダブルクリックすることで指定することができます
以上、ちょっとした小技でした
 

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今回の結果。
次回は、いよいよ軌道投入・・・・・・でも構わないんですが、ちょっと寄り道して資金とサイエンスを更に稼ぐ予定です