
概要
DEATHNOTEにおけるキラのライバル、世界一の名探偵「L」を題材にした役職。
このゲームでも捜査員達を率いてキラの正体を暴くのが目的になる。
「キラを逮捕し、デスノートを燃やす」か、捜査を続け「捜査進捗ゲージを100%にする」ことでL陣営の勝利となる。
このゲームで屈指の難易度を誇る苦労役。連続してLをプレイすると先に頭が持たなくなる、と言われるほど。
捜査パートでやることは割とシンプルなのだが、会議パートに入るとマルチタスクをこなしつつ、
捜査員達の報告を把握し、誘導し、証言を集め、怪しい人物を導き出さねばならない。
キラが半分アクションゲーに足を突っ込んでいる中、Lに求められるのは知恵と閃き、分析力に決断力である。
ワタリや局長、そして捜査員達の力を借りつつ、最後には正義が勝つことを証明しよう。
特徴
「捜査指示」
PSでは□ボタン。
捜査員から2人を指名し、共同捜査を指示することができる。
指示する場合はLのアバターがアクションを起こさないので捜査員達の目の前で発動しても問題ない。
発動できるのは1日1回のみ。前日に指名した捜査員と緊急会議を行なったばかりの局長は指名できない。
指名された2名はLの入力完了と同時にキラを含めた全プレイヤーに公表される。
その後、Lの捜査ポイントが1つ設置され、指名された2名が同時に×ボタンをホールドし続けることで捜査を終える。
捜査を終えると次の捜査ポイントが設置され、最大3つ(ルールで変更可)まで捜査を行うことになる。
1つ捜査を終えるごとに捜査進捗ゲージが上昇する。
会議パート開始時の報告画面でも指名された2名と共同捜査のクリア数が公表される。
「コマンドカード」
PSではR2ボタン。
捜査進捗ゲージが一定量溜まるごとにコマンドカードが手に入り、いずれかの「Lタスク」を実行できる。
このLタスク中は捜査パートの時間も同じく経過し、時間が止まることはない。
Lタスク中に捜査パートが終了、もしくは緊急会議で強制終了になっても後日Lタスクは続行される。
Lタスク中はキラ、キラ信者、代弁者はコマンドカードを使えず、キラタスクを実行できない。
Lのアバターがアクションを起こさないので捜査員達の目の前で発動しても問題ない。
- 捜査員の証明
試合開始時から使用可能。マップ上に1名の「協力者」NPCを配置する。
20秒以内に捜査員の誰かが協力者に対し×ボタンをホールドすることで、
そのプレイヤーが捜査員の役職であると全員に公表される。
協力者の位置はL3ボタンでマップを開くことで確認可能。
この協力者はキラがノートを開き、「裁き」を行うことで排除されることがあり、
その場合は「キラに妨害された…」と表示され、タスク失敗となる。
- 監視カメラ設置
捜査進捗ゲージが貯まると使用可能。3つの監視カメラが出現し、マップの決められた候補地に設置ができる。
忘れ物と同様に監視カメラを拾い、マップの脚立がある箇所を調べることで設置可能。
設置後はLの監視カメラの候補地が増える。
- Lをかたる者
捜査進捗ゲージが貯まると使用可能。リンド・L・テイラーを裁くことをキラに強要できる。
発動中はキラの「裁く」に特殊犯罪者が加えられ、
実行するとリンド・L・テイラーが裁かれたことが全プレイヤーに周知される。
裁きが実行されなかった場合は捜査進捗ゲージが10上昇する。
- 捜査力強化
捜査進捗ゲージが貯まると使用可能。
捜査タスクを行なった際の捜査進捗ゲージの上昇量が一定時間アップする。
- 報道規制
捜査進捗ゲージが貯まると使用可能。
発動中はキラが犯罪者を裁くことができなくなる。
「監視カメラ」
PSではR1ボタン。
カメラが設置されている箇所をどこからでも遠隔で見ることができる。
R1ボタンを押すとマップが表示され、カメラを選択することでその視点に切り替わる。
監視中のLのキャラアバターは立ったままの状態になり、その場から動けない。
カメラは試合開始時には3ヶ所設置されており、これはキラタスク「デスノートのテスト」の発動場所と同じである。
Lタスクの「監視カメラ設置」によって設置箇所を最大3ヶ所追加することが可能。
監視カメラ設置箇所に誰かが入り込むと画面右上の監視カメラのアイコンが反応する。
その状態で監視カメラマップを展開すると、誰かが入り込んだカメラが強調表示される。
Lが監視中のカメラは赤いランプが点灯する仕組みになっている。
また、3Dモードだと監視中のカメラから音が鳴るようになる。
監視中には追加の指示を行うことができる。
「〇〇にノートを開いている人がいます!」
キラタスク中だとチャット内容が変化し、
「〇〇で処理を行なってください!」と指示ができる。
「トランシーバー」
PSではR2ボタン。
…なのだが、へあではボイチャOFFなので使うことはない。
L陣営の役職「ワタリ」が存在する場合、捜査パートでチャット画面にてワタリとのみチャット会話が可能。
〇〇が怪しい、○○へ行ってください、
〇〇を見張ってください、などと指示や情報共有ができる。
その他、NPCへの聞き込み、捜査タスクといった捜査員と共通の行動が可能。
キラタスクもできる。
「会議誘導」
PSでは□ボタン。
会議パートにて誰にもわからぬ様、Lとして全体にチャットで呼びかけることができる。
会議開始時には自動で1回のみ誘導チャットが飛ぶ仕組み。
死亡者が出ていると「ダイイングメッセージを拾った人は名乗り出てください! 」
犯罪者が多く裁かれていると「(中略)一人での行動が多い人はいませんか?」
その他では「身分証が取られた人は名乗り出てください! 」
が表示される。
チャット画面を開きながらの誘導は不可能で、一旦捜査員一覧の画面に戻る必要がある。面倒臭い
主に使うのは
「【プレイヤー】から話を聞きたいです」
「【プレイヤー】が怪しい」
「怪しい人を逮捕しましょう」
にあたる。神!神!神!
詳しい内容は定型チャット一覧にて。
「逮捕者指名」
会議パートにて投票終了後に誰に逮捕させるかを指名することができる。
制限時間は10秒。逮捕した相手からはデスノート、身分証、キラ王国カード、拳銃を押収できるが、
キラ陣営を逮捕者に指名した場合は何も押収できない。
メロを逮捕者に指名した場合はデスノートを押収することができない。
逮捕者を指名せず、制限時間になった場合はL本人が逮捕することになる。
逮捕されると実名が報道され、キラの裁きの対象になる。
押収品が出た場合、そのプレイヤーは監獄行きとなり、捜査、会議パートに参加できなくなる。
押収品が何も出なかった場合、次の日の操作パートでは逮捕者と容疑者は手錠で繋がれ、同行することになる。
容疑者は手錠の範囲でしか動けないが、タスクなどはこなすことができる。
またLの特性として、逮捕者への投票が同数になった場合のみ、Lが投票したプレイヤーが優先的に逮捕される。
捜査パートの動き

Lは絶対に身分証を奪われてはならない。
極論を言えば身分証さえ奪われなければ最後にキラと二人きりになっても勝つことができる。
そのため別のプレイヤーとは接触しないようにする。
Lは監視カメラをチェック中は足が止まるため、相手と接触しやすい。
リスクを避けるのであればなるべくプレイヤーのいない場所をメインに動くのがベター。
キラタスクを行うのはかなり危険なので「見張ります」チャットを打ちつつ監視する側に回ろう。
とはいえあまりに隠れていると逆にキラだと疑われるので、NPCへの聞き込みタスクを進めて、
ある程度は他プレイヤーに姿を見せるようにしておきたい。
キラはLの目星をつけるためにキラタスクを監視しているプレイヤーに注目するため、
あえてキラタスクを実行してL候補から外れるという大博打もある。とはいえ危険なので極力やめておこう。
実際に行う場合はワタリや局長に監視してもらってリスクを抑えておきたい。
捜査指示は実行させることで捜査進捗ゲージを大幅に上げることができ、キラを指定できれば大きなヒントを得られる。
またワタリや局長、確定した捜査員を共同捜査の相方に指定することで片方のプレイヤーの動きを牽制できる。
特に裁きを積極的に行うキラを共同捜査に組ませれば、
裁きのペースが明らかにおかしくなるのでキラを特定しやすくなる。
共同捜査の片方が裁かれた場合は相方を会議パートで逮捕すると良い。キラ陣営、メロを逮捕できる可能性は高い。
共同捜査は達成するのに時間がかかるので捜査開始後はなるべく早めに実行したい。
白確定の相手を組ませるまで待ってから実行した方が効果は大きいので捜査員の証明成功後に行うのも手。
「捜査員の証明」は成功すれば白確を1名作れる。
失敗した場合は近辺にいた捜査員同士が身の潔白を証明できる。
ここで他者に目撃されていないプレイヤー=キラ候補と見做せる。
とても強力なタスクのため、なるべく早く実行しよう。ただし捜査開始直後に使うと、
捜査員がスタート箇所から協力者のところに向かうまでに他の捜査員と合流する前に裁かれる可能性がある。
捜査開始から少し経ってから使うと良い。
また協力者の位置が発動前に確認できるため、自分やワタリが近くにいる場合は発動を見送ろう。
協力者が近くにいるのに話しかけるのを避けるプレイヤーがいたらキラ陣営、局長、メロのいずれかと考えられる。
なるべく自分も協力者の近辺で何が起きているか目視するために少し遅れて到着するとよい。
監視カメラは反応があるたびに見ておきたい。
特にトイタウンは電車に乗る人間を駅のカメラで確認できるため、複数回電車に乗り込むプレイヤーはキラ候補になる。
ダウンタウンはカメラでノートを使っている人間を見るのは難しいが、
デスノートのテストの様子はしっかり観察しておこう。
またキラタスクを成功させられると新世界進捗ゲージが溜まってしまうため、
捜査員がいない現場についてはカメラからの放送で捜査員を向かわせるよう指示すると良い。
キラ陣営はキラタスクに積極的に参加するため、これだけでキラを特定するのは難しいが、
逆にキラタスクに一切参加していないプレイヤーがいたら身分証の受け渡しや裁きを行なっている可能性が高いため
キラタスクにいなかったプレイヤーはしっかりメモしておこう。
もしワタリがいるなら積極的に協力を仰ごう。L専用チャットは積極的に使いたい。
共同捜査のメンバーに指定したり、怪しいと思ったプレイヤーを監視させたり原作さながらにこき使おう。
特にワタリが〇〇が怪しいと専用チャットで教えてきたらしっかりメモしておきたい。
会議で誰を捕まえていいのかわからない時の指針になる。
奥の手だが、共同捜査のメンバーからLを特定してくるキラを想定するなら
竜崎のアドバイス通り、Lとワタリを共同捜査で組ませる方法もある。
これが通ればキラも誰がLなのか考える材料を1つ失うことになる。
ワタリが死んだ瞬間、専用チャットでキラが誰かを教えてくれることがある。
ワタリが死ぬことは全体に告知されるので非常に重要な情報になる。備えよう。
メロにワタリが撃たれた場合は何が何だかわからない…
L自身がキラがいそうな場所を巡回するのも重要。
ノートに書き込める場所というのはそれなりに限定されるため、
そこらを見て回ることで、上手くいけばノートを書き込んでいるキラを見つけ出したり、
裁きをしたがっているプレイヤーがなんとなくわかってくるはず。
ただしキラと1対1になるとそのまま強引に身分証を奪われることがあるため、
距離を取って一瞬覗くといったリスクを抑えた監視をしたい。
ワタリがいるならそうした役をワタリに任せるのも良い。これはワタリ側の裁量が大きいが。
会議パートの動き

正念場。Lにとってこのゲームで一番難しい場面になる。覚悟しよう。
まず状況に応じた会議誘導が自動で出るため、その返答に合わせて次の会議誘導チャットを送ろう。
特にダイイングメッセージを拾ったかどうか、身分証を奪われたかの情報はキラ特定に大いに役立つため、
捜査員が反応してきたら「〇〇から話を聞きたいです」で詳しい話を聞こう。
特に「ノートを開くのを見た」という報告はかなり重い情報のため大いに参考にしよう。
基本かつ一番難しいことでもあるが、自分も忘れずしっかりLの質問に反応すること。
この反応の遅れや発言数をキラに観察されているため、できる限り自然に反応するようにしたい。
〇〇を見なかった?怪しい人はいた?などといった質問を振るとLっぽさを無くせる。
でもそれも逆にLっぽい───ってことだろ?
局長やワタリ、確定した捜査員の報告は情報の信頼度が高いため特に優先的に見ておくと良い。
ただしXキラが相手だと局長達の話は信用できなくなるのでワタリの意見を最優先しよう。
会議パートで厄介なのはキラ信者や代弁者がつく嘘の報告であり、特に対立意見が出てくると厄介である。
とりあえず過激な報告があった場合は「〇〇から話を聞きたいです」で両方の話を聞こう。
対立意見がある場合は両方のプレイヤーを逮捕するか、スキップするかの二択になる。
前者はキラ陣営を逮捕できる可能性があるが、捜査員を逮捕した場合は裁きの対象になってしまう。
スキップは人が減るのを抑えられる。捜査進捗ゲージが順調に溜まっているならこちらも良い。
ただし代弁者がいるとどんどんカードを仕込まれ、またキラによるL探しも進んでいくことになる。
スキップするのはキラに関わる情報が全く無い場合がベター。
「【キラのコマンドカード】発生中どこにいたか整理しましょう」は
身分証を奪われたプレイヤーとの意見を合わせるとキラを絞るための材料になる。
また裁かれた人間がキラタスクをやっていたかというのはLが監視カメラで見ていないと得難い情報なので
キラタスク中に身分証を奪ったプレイヤーが誰なのかの裏付けをする上でも見ておきたい。
逮捕者を指定する際は「〇〇が怪しい」「怪しい人を逮捕しましょう」でしっかり指定しよう。
なるべく残り20秒ぐらいになったら指示するようにしたい。
そして投票後には忘れずに逮捕実行者を指定するようにしよう。
ワタリ、局長、捜査員といった白確定のプレイヤーを選ぶようにしたい。
L自身が逮捕するのは本当に最後の手段のため、時間経過でLが自動で選ばれるというのは絶対に避けたい。
なおわざと時間ギリギリに逮捕実行者を指名することでそのプレイヤーをLと誤認させることもできなくもない。
Lの会議パートはとても大変だが、優秀な捜査員達やワタリ、局長が重要な手がかりを報告してくれれば、
あっさりキラを特定することもできる。なのであまり身構えることもない。
操作に慣れてくれば会議誘導と自分のチャットを両立させるのも自然にできるようになってくる。
どちらかと言うと情報過多すぎて何が何だかわからない…となるのがLにとって一番厳しい展開なので
あまりに過剰な数の報告をしてくる捜査員の話はある程度聞き流し、
通常チャットの方で改めて話を振って流れを落ち着かせるなどした方が良い。
キラを逮捕できなくても、

の精神で行こう。
キラの探し方

実はこのゲームにおいてキラを探す基本的思考である。
シンプルにキラを特定するなら、ノートを開いているプレイヤーを実際に見つけるのが一番手っ取り早い。
そのために、ノートを開くのに向いている場所をL側も覚えて巡回、監視すると良い。
またNPCの証言も重要である。
特に「〇〇で黒いノートを開いている人がいたよ」の証言は、
キラがどこを根城にしているかの傾向を読む手がかりになる。
その場所を次から見回るとキラにばったり会えるかもしれない。
NPC(犯罪者)が裁かれたタイミングも重要である。
NPCは必ず裁かれた直後に倒れるため、
その際にLの近辺にいたプレイヤーはキラではない、と断定できる。
なおキラは捜査パートの終わり側に身分証やノートのやりとり、裁きを実行することが多いため、
1日の最後に怪しげな場所に向かうプレイヤーには睨みをつけておきたい。
基本的にノートを開かなければならない関係上、キラは一人になろうとしがちなので、
目撃数が少ないプレイヤー、あまり見かけないプレイヤーは絶対覚えておこう。
キラである確率3%のプレイヤーを見つけ、なおかつ裁きのペースが早いのであれば、
共同捜査のメンバーにしてしまえば確率が5%に上がる。
さらにワタリに「〇〇が怪しい」とトランシーバーで報告し、監視させ、
その結果ワタリが殺されたり、裁きが途絶えれば確率は7%に上がる。
キラだと睨んだ相手には、とことん別の証拠が出るまで追い詰めてやるとなお良い。
行動でボロを出さないキラは稀であり、必ず捜査中に不自然な動きを取るはず。
どんな小さな手がかりも見逃さないように心がけよう。

…こいつどう見ても怪しいのに捜査員じゃないか!ということもある…が…ま…
