セラスチウムの星籠

落とした感情を一つ一つ拾って
夜の揺籃に揺られてく

一つだけ叶えてと
星の光に願いを

千切った綺麗な白い花
痛み同士 ねぇ

汲み零した今日繋ぎ 届かない場所をずっと
見つめて同じ夢を見るしかできないな
夜の帳だ もう空を覆う星の影に隠れ
眼を綴じる音
縋る藁も無いデザイア

壊れた陶器に僻む色は無い
心の小火が映す夢は

少しだけ色褪せて
照らす光は鈍色

憐れむ小さな黒いhollow
痛みと知って

掛け違えた今日紡ぎ 手に入れた小さな光
見つめていても気休めにすらならないや
夜の終わりだ もう空に開いた穴の向こう側に
見て 黎明の光
消える星空にさよなら

螺旋に連なる光と影
独りぼっちにしないで
歪んだ価値観に従えば
痛みも紛れよう
嘯く傷が癒えない

一度離した手を掴み物語の終わりまで見ようと進んで
光に包まれ消えた

君は居ないんだ もう 空に開いた穴を拡げる
眩しい生命の倖 二度と戻れないとしても
白い花を棄てた

Between hope see though laughing Desire