クモウ
STEP高度表示版
ブロック線表示版
所見
神族系(ディンマイ)の統べる地であり、首都と呼んで差し支えない場所。
戦争の柱の近くに作られており、廃墟や池の跡のようなものが存在するため、滅びた都を再利用しているものと思われる。
高台や壁に囲まれた部分、池、木(fly bind)など、様々な障害物がある複雑な地形に見えるが、
その実かなり平坦で拓けた地形であると考えてよい。
まずフィールドそのものが非常に広い(25ブロック×25ブロックの正方形)。
縦にも横にもここまで広いフィールドというのは他にはヘッショくらいしか無く、
かつヘッショよりも遮蔽物の割合が極端に少ないため、かなり広くフィールドを利用することが可能。
壁にしろ高台にしろ、せいぜいSTEP高度6程度までしかないので、アップバーストで余裕で跳び越えることが可能。
段差は最低でもSTEP高度差1.5なので、STEP1のモンスターは多少扱いにくいようにも見えるが、
フィールドの大半が段差のほとんどない平地であるし、段差はアップバーストがあればほぼ事足りるので
ウェイトラプスやレヴィテーションの出番はほとんど無い地形である。
中央やや東にあるステージ型の高台はそこそこ広く、中型~大型のモンスターが居座るにも事足りる。
裏側に3ブロック幅、STEP高度差1.5で成る階段状の入り口があり、そこからならばSTEP2以上のユニットで侵入できる。
高台のSTEP高度は6なので近接攻撃モンスターから身を守るには充分ではあるが、
身長が高めのモンスターの場合、高台の縁に立っているユニットに近接攻撃を当てることもできてしまうので注意。
池は小さめなのでジェヌーンを召喚することはできないが、
それ以外の水地専用モンスターはあらかた呼ぶことが可能。
ただしそれが役に立つかは別問題。長射程のウンディーネですら、シューティングレイドを使ってなお死角が多い。
南西と北西にある廃屋周辺には一応届くが、そこもなおフィールドの端あたりは死角であるし、
高台の上にはほとんど攻撃が届かない。
何らかの方法で敵を池周辺に誘導しない限り、水地専用モンスターはあまり役に立たないだろう。
南西と北西に、廃屋(というよりは家屋の遺跡)のような地形がある。
この地形は、1ブロック幅の出入り口と3ブロック幅の出入り口の2つの出入り口がそれぞれに存在するため、
基本的にどんな体格のモンスターであっても廃屋内に出入りすることは容易。
中型以上のモンスターは狭い出入口を通ることができないのでその点だけが問題だが、
アップバーストで跳ばすことができるのであれば比較的簡単に行き来させることができる。
南東にある木(fly bind)の地形は貴重であり、ここに逃げ込むことで
最高身長のモンスターや飛行・上空モンスターからある程度身を守ることができるが、
この木の下にはほとんど障害物らしいものが無いため、他のモンスターの攻撃からはほとんど無防備になる。
飛行モンスターにしても、遠隔攻撃ができる場合は木の外側から攻撃される可能性も少なくない。
ここに逃げ込むことで対空モンスター無しでも飛行モンスターを始末することは可能だろう。
対com戦
comと戦う上で占拠するべきは、ステージ状の高台の上。
ここに射撃モンスターを複数体並べ、高台の入り口は接近戦に強いモンスター、
特にステルス持ちのモンスターを配置して守らせるという作戦は大抵のcomに対し有効な戦術となる。
高台はせいぜいSTEP高度6程度なので、重力ダメージ変動はあまり活かせないが、
それでも複数体の射撃モンスターを並べるならば充分に優位は取れる。
ただし、一部のcomでは最初から敵に高台を占領されていることがある。
この場合、高台は諦めて北西にある廃屋を自陣にすることを考えよう。
中型以上の体格を持つモンスターを食い止めることができる小さな入り口は、敵を分断するのに最適であるし、
入り口をステルスモンスターやフォースフィールドで塞いでバリケードにすれば安全を確保しやすい。
飛行モンスターは射撃攻撃で撃ち落とせばだいたい問題無いが、
対空モンスターを持っていない場合、もしくは出す余裕が無い場合などでは、
撤退して自軍モンスターごと木の下に逃げ込むことで飛行モンスターを仕留めることが可能。
フェニックスやオフト、ミルプエンジェルなど、飛行かつ射撃攻撃が可能である場合はなかなか木に引っかかってくれないが、
それ以外の飛行モンスターはだいたい引っかからせることが可能。
フリーバトルの詳しい攻略法は「クモウ攻略」を参照。
対人戦
段差がさほど高くない分あまり重力ダメージ変動が狙えないし、ブレス系攻撃は割と普通に受けてしまう他、
アップバーストであっさり近接モンスターを高台に放り込まれてしまうので、対人戦では高台を占領する意義は薄い。
そのため、北西や南西にある廃墟のどちらかを占拠し、その入り口をバリケードで塞いでしまう戦術の方が役に立つ。
とはいえ、廃屋を完全に塞ぎきるには、モンスター1~2体では少々足りない。
広い方の出入り口は3ブロック幅あるため、中型モンスターで塞いでも塞ぎきれず、小型モンスターの侵入を許す可能性がある。
確実に塞ぐには計3体のモンスターでバリケードを張らなければならない。
もちろん、広い方を重点的に塞ぎ、その上をポロリンチョで逃げ回ることで狭い方の入り口を塞ぐのを諦めるか、
あるいは壁の上にサモナーを立たせることで敵の近接攻撃型モンスターの攻撃を凌ぐようにすると良い。
ただし、後者の方法は敵の射撃モンスターに射線を与えることになるので注意が必要。
まともに正面から戦闘を挑んでしまった方が速いし、その作戦が通用する地形でもある。
比較的平坦なのでアップバーストによって戦力を送り込みやすく、ゆえに近接戦闘を軸にするオーダーにとっても理想的な地形。
遠隔攻撃モンスターをうまくアップバーストで廃墟などの壁の上に配置することができれば射線を確保しやすい。
また、長射程かつ攻撃発生位置が高いホワイトバイアなどならば、バリケードで塞がれていても攻撃することは容易。
飛行・上空モンスターは木を使って回避される可能性が高いものの、木の下は近接攻撃モンスターを避ける方法が乏しいので
飛行モンスターと地上モンスターをうまく使って敵を追い詰めることもできるだろう。
ただし、最高身長であるスターヴァンパイアやダークヤングは木の下に入り込むと致命的であるし、
レヴィテーションのかかったサイアン・ゲープなども危ないという点は気を付けなくてはならない。



