概要
元日本帝国海軍春日均少佐の実体験を元にした小説・「北方の雄・神風」を東宝が映画化した作品。戦争映画・駆逐艦映画の古典的名作で、主演の三船敏郎の代表作の一つである。
撮影には海上自衛隊が全面協力し、実際の駆逐艦を用いての砲撃・爆雷投下シーンは大迫力で評判になった。また日米どちらかを一方的に悪役とはせず、両者を公平に描いている。
あらすじ
舞台は第二次世界大戦末期のマレー半島東海岸テンゴール岬。ハッチェン港に向けて三隻のタンカーを護送していた駆逐艦神風は、米潜水艦ホークビルの奇襲を受ける。迫りくる魚雷を紙一重で避けた神風は船体を反転させた。
駆逐艦と潜水艦の一騎打ちが始まる。
