10分でわかるかもしれない「ラヴィット!」

Last-modified: 2024-04-25 (木) 12:14:41

まず、「ラヴィット!」とは?

「ラヴィット!」(LOVE it!)は、TBS系列全28局にて2021年3月29日から、毎週月曜日から金曜日の8:00 - 9:55に放送されている情報バラエティ番組。キャッチフレーズは「日本でいちばん明るい朝番組。」。
番組タイトルの「ラヴィット!」は「LOVE it!」=「お気に入り」から来ており、さまざまなプロのお気に入りを紹介し、知ってもらうことで視聴者の生活がちょっと楽しくなるような情報番組を目指して名づけられた。

TBS系列局が存在しない秋田県、福井県、徳島県、佐賀県を除く43都道府県で放送。

※秋田県は大部分にて視聴不可だが、
地域により隣県の
⑥ATV青森テレビ、⑥IBC岩手放送、⑥TUYテレビユー山形のいずれかを視聴可能。

※福井県は
嶺北地域は⑥MRO北陸放送(石川県域)を、
嶺南地域は大阪の④MBS毎日放送(関西地方)を
それぞれ視聴可能。
地域により
⑤CBC中部日本放送(東海3県)か⑥BSS山陰放送(山陰両県)のいずれかを視聴可能。

※徳島県は
県西地域を除くほぼ全域で大阪の④MBS毎日放送を、
県西地域は⑥RSK山陽放送(岡山県・香川県)を
それぞれ視聴可能。

※佐賀県は
ほぼ全域で福岡の④RKB毎日放送(福岡県域)を視聴可能。
地域により
③NBC長崎放送か③RKK熊本放送のいずれかも視聴可能。

番組開始の経緯

1996年4月から放送され、2014年3月に終了した情報番組「はなまるマーケット」(MC : 岡江久美子・薬丸裕英)以降、TBSの8:00 - 9:55までの放送枠は、2014年4月から2015年3月までは生活情報番組「いっぷく!」(MC : 国分太一・岩下尚史)を放送。2015年4月からワイドショーへ枠転換し、2019年9月までは「情報ライブ ビビット→ビビット」(MC : 国分太一・真矢ミキ)、2019年10月からは「グッとラック!」(MC : 立川志らく・国山ハセン・若林有子)が放送されていたが、いずれもおいて視聴率が伸び悩み、終了を繰り返しており安定していない状況であった。
2020年末に局内で「グッとラック!」が2021年3月に終了することが決定。後番組として「日常の幸せを大切に、明るく楽しく暮らせる“生活情報番組”にする」という「はなまるマーケット」のコンセプトをモデルとした生活情報番組を立ち上げることを決定。番組制作も報道を扱う情報制作局からバラエティを手がけるコンテンツ制作局へ移管することもここで決定した。
2020年12月から週刊誌・ネット等で「グッとラック!」の終了と、後番組のMCを麒麟・川島明がMCを務める(同時点ではSHELLYの名前も取り沙汰されていた)とされる記事が見られ、2021年2月1日にTBSから新番組「ラヴィット!」の放送を正式に発表した。
MCは前述の記事通り川島に加え、TBSアナウンサー・田村真子が務めることが同時に発表された。また、「ワイドショーなし!ニュースなし!」という基本コンセプトもここで示された。
同年3月14日には曜日レギュラー陣、3月22日から25日までは4月から5月までのシーズンレギュラー(通称 :「ラヴィット!ファミリー」、28日にはテーマソングをサンボマスターが務めることが発表され、3月29日に放送スタートとなった。

麒麟・川島明がMCに起用された経緯

番組開始前、川島には「情報番組のMC」としてオファーが来ており、「情報LIVE グッディ!」(フジテレビ系)で2015年4月のスタートから、2018年10月まで木曜パネリストとして出演しており、当番組で自身はワイドショーや情報番組は向いていないと感じた川島は「情報番組とワイドショーには一切出演しない」と自らのルールを決めていたため、「ニュースを扱うならすいません」とオファーを一度断った。その後TBSが示した案として「情報番組としてニュースは取り扱いませんが、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)のようにニュースフロアとの絡みがあるかもしれない」という案が出るも、川島は「ニュースフロアと少しでも絡むならすいません」と断りを入れる。最終案として川島が示した「時事ネタは扱わない明るい番組」をTBSが提示。川島は「私でよければ」とあくまで「バラエティ番組のMC」としてオファーを引き受けたことを2021年8月4日にYouTubeに公開されたテレビプロデューサー・佐久間信行のチャンネル「NOBROCK TV」にて語っている(当該動画:https://www.youtube.com/watch?v=jyTslJB1DW0)。

番組の方針を位置付けた「決定的出来事」

スタート後の2021年4月12日に番組のこれからの方針を決める決定的出来事が起きる。
当日は前枠番組として放送されていた「あさチャン」が放送されず、「マスターズゴルフ2021」を深夜から朝にかけて生中継しており、その大会で松山英樹が日本人初となる優勝という偉業を果たした。当番組は50分遅れでスタートすることになったが、川島・田村を含め出演者全員ゴルフの知識がなく、当日出演していた元アスリートが元なでしこJAPANの丸山桂里奈しかおらず、丸山は松山英樹との交流がなかったため、冒頭に軽く触れるだけで以降は予定通り放送を行う。その結果、ネット上で番組全体が大炎上した。このタイミングで川島・スタッフは「バラエティ番組へシフトする踏ん切り」がついた。

その後、スタジオよりもVTRに力を入れていた番組方針を変更するきっかけとして、2021年5月20日放送内のコーナー「たったの10分2品レシピ」でニューヨーク・嶋佐和也のボケを実験的にほぼノーカットで放送。その結果、ニューヨークは喜び、スタジオ全体の反応が良かった。これをきっかけに当初目指していた「オシャレな情報バラエティ番組」ではなく「バラエティ番組」としての転向を決める。この頃からBGMもテーマに合わせたダジャレ選曲へと変更され、10分程度であったオープニングトークの時間も拡大していった。またお笑い芸人ゲストを多数迎えることもこのころから増えた。

逆風に吹かれた番組1年目、評判が良くなってくる

番組開始時から、他局とは一線を曲すような内容であることや、同日にスタートした『めざまし8』(フジテレビ系)との視聴率の比較などの記事が目立つようになり、次第に低視聴率や、内容酷評の記事が相次ぎ、「打ち切り寸前」などの記事も取り沙汰されたが、番組サイドは前述の経緯からその言葉を無視するかのようにバラエティ番組へ大きくシフトしていった。

2021年夏には世間の夏休みに合わせ「テーマパークWEEK」や「動物スペシャル」などの施策を実施。当時裏番組では新型コロナウイルス関連の話題や、同時期に開催されていた2020年東京夏季オリンピックの話題に飽きた視聴者が流入。
その頃からSNS上で「面白い」という声が増えてきたほか、ニューヨークだけではなく水曜レギュラーの見取り図、当時火曜レギュラーだったミキがクイズコーナーでボケ回答を連発するようになったことから「大喜利番組」などの評判が多くなった。

そのほかにも、マンスリーゲストとして出演したSnow Man(4月)、WEST.(当時 : ジャニーズWEST)(5月・9月)、SixTONES(7月)といった人気男性アイドルグループや、「ラヴィット!ファミリー」を務めるメンバーが多い日向坂46・櫻坂46のファンなどにより、SNS上で「#ラヴィット」がトレンド入りし始めたことで番組の認知度が上昇していった。

2021年10月からは新レギュラー出演者として、火曜日に当時ゲスト出演多数だったアインシュタインと、4月に金曜日のマンスリーゲストとして出演していたSnow Manから佐久間大介・宮舘涼太(2023年4月まではゲスト扱いだった)が、木曜日に4月から7月まで木曜「ラヴィット!ファミリー」として出演した横田真悠の3組が新たに加入。金曜日には火曜日に出演していた宮下草薙が曜日移動。そしてEXITと隔週で出演していた東京ホテイソンが毎週出演に変更された。

バラエティ番組へのシフトが明確となった「水曜日のダウンタウン」とのコラボドッキリ

事件は2021年10月13日の放送分で起こる。
当日はゲストとしてアーティスト・あのが出演。
異変はVTRから出題されるクイズコーナーで起こる。
「唐辛子・焼唐辛子・けしの実・麻の実・粉山椒・黒胡椒からなる七味唐辛子。あと一つは?」というクイズにてあのは「チーソーの赤い部分」「ほぐした赤LARK」「矢田さん(矢田亜希子)の削り歯茎」という回答を繰り出す。その後も「自分で作る次世代型バナナジュースはどうやって作る?」というクイズに「武藤敬司の膝を冷やす」や、「ニンニクのニオイ消しとして「牛乳を飲む」以外の有名な方法とは?」というクイズに対し「スイカ丸呑み」、「木工ボンド行っときますか」、「ベロにサランラップを巻く」といった回答を繰り出し、最終的にはプレゼントキーワードで「盛山のディアゴスティーニ」という見取り図・盛山晋太郎が当日のクイズで回答したあまり印象に残らないボケ回答をイジるキーワードを発表し、番組が終了。SNS上ではあのの行動に対し賛否両論が沸き起こった。

その後、この一連のあのの行動を、金曜レギュラーの野性爆弾・くっきー!、同時点でグランドスラム達成者であったオードリー・春日俊彰、千原兄弟・千原ジュニア、笑い飯・西田幸治、霜降り明星・粗品と川島の相方である麒麟・田村裕の6人が遠隔操作して操っていたことが当日夜に放送された『水曜日のダウンタウン』(以後 : 水ダウ)の次週予告で明かされる。
番組後に裏で6人が遠隔操作を行う様子や、当日の出演者(MCの川島・田村、レギュラーの柴田、矢田、見取り図、当時水曜ラヴィット!ファミリーであった櫻坂46・守屋麗奈、ゲストのすゑひろがりず)に対し6人がネタバラシが行った様子が翌週10月20日の『水ダウ』で放送された。

この「水曜日のダウンタウン」が番組に仕掛けたドッキリから番組が「バラエティ番組」という認識が世間に知られ渡るようになる。

川島は後日自身のラジオ「川島明のねごと」(TBSラジオ)にてあのから「100問大喜利やらないと出せない答え」が出たことに驚き、「違法薬物やってるんちゃうかな」と放送内で危惧していたことを話している。

以後、「チーソー」はその後も番組内で色々な物との比較で使用されたりするなど、番組でも多く使用されている。
2022年6月10日放送分にて、「ラッピーグッズ」の展開が発表された際には「チーソーラッピーキーホルダー」などの「チーソーラッピー」関連の商品が発売されるようにもなった。

また、当ドッキリ以降も春日は不定期出演者として出演し続けており、田村は2022年7月ごろに行われていた、Twitterでの出演者リクエストに応える企画「#ようこそラヴィット」の最多リクエストを受けて2022年8月26日放送分で初出演。西田は2023年4月25日放送分に笑い飯でスタジオゲストとして出演。ジュニアは2023年5月3日に自身がMCを務める特番『笑アセろ』の番宣で初出演を果たした。現在ドッキリ以降の出演がないのは粗品のみである。

帯番組初のTVer配信

前述の『水ダウ』のドッキリから「見逃し配信してほしい」などの意見が多くなったことを受け、2021年11月1日から「TVer」での配信を開始。帯番組の見逃し配信はTVerでも初となった。
TVerでは当初は2時間の放送をそのまま配信していたが、2022年2月第1週から「オープニング」と「VTR以降」で分けられるようになった。
配信期間は放送から1週間、配信時間はオープニングが12:00ごろ、VTR以降が19:00ごろである。

TVerで連日配信される帯番組の中で再生数が1位であり、番組内で幾度となくTVerに触れるなどの盛り上げに貢献したことから、2023年3月1日には「TVerアワード2022」の特別賞を受賞。それを記念して当日から2023年4月10日までTVerで過去の傑作選が配信された。

その後もTVerで制作されたオリジナルドラマ「潜入捜査官・松下洸平」にて、主演の松下洸平がTBSを代表する番組として「ラヴィット!」に潜入したり、2023年9月から期間限定で見逃し配信の期限を1週間から1ヶ月に伸ばすというキャンペーンの対象番組に選ばれたりするなど、TVerとの関係が深くなっている。

番組2年目前半 オープニングコーナーの拡大

番組開始から1年となる2022年3月29日、番組で日本記念日協会に同日を「ラヴィット!の日」として記念日申請したものが認められ、実際に記念日に認定された。

この頃からオープニングコーナーが現在のような形になり始めた。
この期間に放送された「ラヴィット!1周年ウィーク」では、オープニングコーナーで総集編VTR「最も忘れられないラヴィット!」を展開、途中でCMを挟み、当時では最長記録となった8時50分超えという記録を打ち立てた。だが、番組1周年ウィークが終了した後でもそのままの形となり、オープニングコーナーが8時30分前後まであり、その後にVTRを放送するというスタイルへと変化していった。その後、2022年8月23日放送分では初めて9時をまたぎ、9時06分に番組本編がスタートするという形になってしまった。同年8月31日放送分では記録を更新し、9時07分に番組本編がスタートするという現在のスタイルが確立され始めた。

番組2年目後半 「ラヴィット!カフェ」開催、初のゴールデン特番放送・ギャラクシー賞受賞

番組人気も上昇して、視聴率も安定してきた中、2022年9月14日に「ラヴィット!カフェ」が、東京・新宿「BOX cafe&space ルミネエスト新宿店」で23日から開催されることを発表。
番組内でたびたび話題に挙がった出来事を模したメニューや、ラッピーをイメージしたメニューなどが展開され、同年11月6日まで開催された。

2022年11月3日放送分のオープニング内で突然川島が「ここで発表があります」とあり、VTRが放映。その最後に「みなさまに1年8ヶ月の感謝を込めて、2022年 年末 ラヴィット!初のゴールデンタイム特番を放送します」とテロップが映し出され、年末に初めてのゴールデン特番を放送することを発表した。

追って同月23日には出演者としてレギュラー・準レギュラー陣総勢50名が出演すること、合わせてタイトルが「ゴールデンラヴィット!」であること、放送が12月28日 21:00 - 23:47であることを発表した。
メイン企画として1年9ヶ月分の名場面をランキングにした「最も忘れられないラヴィット!」(通称 : MWL)の2022年度版の発表に加え、通常放送回で行われるミニゲームや、サンボマスターによる生ライブを展開し、3時間無事に放送を終えた。
また、番組がいつも生放送を行なっているTBS Nスタジオではなく、TBS Bスタジオに大型特番のようなセットを組まれ、また、予算的にも相当かかっているようで、川島がオープニングで「総予算1000万オーバー」と暴露した。
当特番はかなり好評で、「ギャラクシー賞」の2023年1月度月間賞に選出された。

また、「ビリビリ椅子」は当特番以降の番組内罰ゲームの定番となっている。

番組3年目前半『ラヴィット!ミュージアム』番組出演者による初イベント『LOVE IT! ROCK』開催

2023年3月20日放送分にて、24日から東京・赤坂サカスにある「TBS THE MARKET」にて「ラッピーマーケット」を、「赤坂BLITZスタジオ」にて「ラヴィット!ミュージアム」を開催することを発表。

「ラッピーマーケット」(24日 - 4月2日)では、番組の過去の名場面を模したTシャツ(「悪事に手を染めた男」「KAZUYA SHIMASA」「山添JOKER」「大木劇団」など)や、番組内で水曜日の「ラヴィット!ランキング」の試食の際に登場する、見取り図・盛山晋太郎のみ食べることができない謎のサイコロ「日本一公平なサイコロ」などの事前発表商品の他にも、モグライダーの冠コーナー「モグ飯キッチン」のマグカップ、おいでやすこがのコーナー「ラヴィット!暮らしのキッチン便り」のエプロンなどの商品が展開された。

「ラヴィット!ミュージアム」(24日 - 7月31日)では、スタジオセットを再現したフォトスポットや、番組スタッフが覚えている限りの番組史をまとめた「ラヴィット!(書けるだけ)年表」、2021年11月1日からTVerで配信された当番組のサムネイル画像全590枚の中から使用許可が出たもの(Snow Manなどの男性アイドルグループが出演しているもののサムネは使用許可が降りなかったため展示されていなかった)を展示する「TVerサムネイル(できるだけ)展示室」、「ラヴィット!」のスタッフルームを再現した「ラッピーの仕事場」を展開した。
「ラッピーの仕事場」では「ツッコミワード選手権」「#盛山と遊ぼう」「大木劇団」「ニューヨーク不動産」などで実際に使用された数々の実物小道具も可能な限り公開され、実際に触れることができた。
当初は5月14日(日)の終了を予定していたが、想定を超える来場者の多さや延長要望の声を受けて、開催期間が延長。開催期間中は小道具等のリニューアルや追加を重ねて開催されたが、7月26日放送分で「小道具の限界を迎えた」という理由で7月31日に閉館することを発表。7月31日に閉館を迎えた。

2023年6月16日放送分のオープニングで、2022年中盤から「開催を予定している」と番組内でたびたび言及されていた音楽イベント『LOVE IT! ROCK 2023』を8月27日に東京・代々木第一体育館で開催することを発表。
開催決定前は『ラヴィット!ソニック』という仮称がついていたが、「大人の事情」で当タイトルに変更された経緯がある。
2023年6月28日放送分でレギュラー出演者と、なすなかにし、インディアンス、アルコ&ピース、かが屋、モグライダー、アイロンヘッド、すゑひろがりず、矢吹奈子、きつね、男性ブランコ、マチルダ、ロングコートダディ、時東ぁみ、櫻坂46から守屋麗奈・井上梨名、サンボマスターの参加が発表。加えて、チケットの先行予約が開始された。
のちには7月17日には「THE LOVE IT HEARTS」のメンバーとして櫻坂46・松田里奈が出演することが追加アナウンスされ、7月20日には梅田サイファー、櫻坂46全員の参加が発表された。
7月27日放送分ではチケットの先行受付に10万件の応募があったことが発表され、一般販売分の座席がなくなったことも併せて公表された。
本番では、当日参加できなかったSnow Man・佐久間大介、宮舘涼太がサプライズでVTR出演。開会宣言を担当した。なお出演者には佐久間・宮舘名義でのキッチンカーが差し入れられた。
当日は1万人が熱狂するステージが届けられ、配信チケットはTBSチケットでは過去最高の売り上げを果たすという大成功に終わった。

番組3年目後半 新レギュラー加入・2回目の『ゴールデンラヴィット!』

2023年10月2日放送分のエンディングでは新レギュラー出演者が発表。
川島曰く「番組への貢献度がかなり高いメンバーが選ばれた」という形となり、月曜日には冠コーナー「なすなかにしのおじさんに教えて!」を持つなすなかにし、火曜日には9月でレギュラーを卒業したミキの後任として、火曜日に冠コーナー「モグ飯キッチン」を持つモグライダー、水曜日には冠コーナー「アルコ&ピースのオフロシュラン」を持つアルコ&ピースと、水曜日のゲスト出演が多数だったロングコートダディが、木曜日には冠コーナー「男性ブランコの愛愁食堂」を持つ男性ブランコがそれぞれ隔週で加入。モグライダーは月曜日に「モグ散歩」、アルコ&ピースは火曜日に「アルコ&ピースのアナウンサー変身計画」、ロングコートダディは金曜日に「ロングコートダディの噂のうどんレポート」と、レギュラーになった曜日とは異なる曜日でもレギュラーコーナーを持つが、それぞれ続投のまま、コーナー放送日には他曜日にゲスト出演することもある。

2023年11月23日放送内で『ゴールデンラヴィット!』の2回目の放送が発表。合わせて出演者するレギュラー・準レギュラー陣が昨年より多い総勢60名となること、放送が12月26日 21:00 - 23:57であることを発表した。
放送内容は昨年と同じくメイン企画として1年分の名場面をランキングにした「最も忘れられないラヴィット!」(通称 : MWL)の2023年度版の発表に加え、通常放送回で行われるミニゲームやサンボマスターによる生ライブを展開した。
当日までにはなすなかにし・那須晃行の脳梗塞発症による療養の代役として、BE:FIRST・LEOが、当日には体調不良で(当時)Aぇ! group・福本大晴と東京ホテイソン・ショーゴが欠席。代役としてTravis Japan・宮近海斗とみなみかわがそれぞれ出演した。