火力【かりょく】
キャラクターの総合的な攻撃性能を表すゲーム用語。主に以下のような二つの指標がある。
- 瞬間火力。
攻撃一回あたりの単純な与ダメージ量のこと。
この場合スキル準備にかかる時間などは考慮しない。 - 秒間火力*1。
単位時間あたりの与ダメージ量のこと。
単純な攻撃力の高低のみでなく、攻撃速度、準備時間、硬直時間、クリティカル発生率などの諸要素も考慮した、より実戦的な基準。
- 例として、ファイアボルト5チャージで800ダメージが出るケースと、スマッシュで500ダメージが出るケースで比較すると、瞬間火力はファイアボルトのほうが高いが、秒間火力はスマッシュのほうが高いと言える。
- こう書くと秒間火力さえ高ければ良いように思われるかもしれないが、そう単純な話でもない。
ある敵のHPを一撃で削りきれるか否かというケースにおいては、当然ながら瞬間火力こそが最も重視されることになるからである。- 例として殲滅力、すなわち「複数の敵をどれだけの速度で倒しきれるか」という基準で考える場合には、瞬間火力こそがこれを決定付ける要素となる。
- とはいえ、とりあえずの基準とするにはやはり秒間火力の優位性(汎用性)は大きい。
マビノギにおいても一般に高火力と評されるスキルは、大抵は秒間火力に優れるという意味合いで使われる。