クリティカル【くりてぃかる】
通常よりも高いダメージが出る事、またはそのシステム。
後述のスキルやステータス、さらには相手のステータスによって発生確率が設定される。
略称は「クリ」「Crt」「Cri」等。
クリティカルヒットが発生する事を「クリが出た」等と言ったりもする。
「クリティカル」と一口に言っても、システムそのものや各種数値など様々な意味合いを持ち、場合により使い分けられている。
- クリティカルの原理・システムそのもの
- キャラクターステータスの「クリティカル」の項目のこと。転じてクリティカル発生率のこと。
- スキルの「クリティカルヒット」の略。
- なお、「クリティカルダメージ増加」という要素があるが、これはクリティカルによって発生するダメージの量を増やすものであり
クリティカルというステータスとは区別されている。こちらはクリダメと呼ばれる。
また、「クリティカル上限増加」も単純なクリティカル値とは区別されている。後述。
システム
- 発生すると与えるダメージが増加する。
ダメージは、自身の最大ダメージ数値にクリティカルヒットスキル(後述)のランク毎の倍率がかかった数値分が増加する。
(例:ダメージ80~120で110が出るとき、クリティカルが発生すると110+120×倍率となる)
これらは敵にも同様に適用されている。- 「最大ダメージ」を基準にダメージが計算されるため。発動すると想像以上にダメージが増加することもある。
特に最大攻撃力は高いがバランスの低い敵の場合、バランスの低さで通常ダメージが低くなる一方、クリティカルでは致命的なダメージを受けることもある。
(極端な例だが、敵の攻撃力が10~200でクリティカルヒットランクが1ならば、クリティカル時のダメージは310~500になる。たとえバランス0でも、最低でも310は出ることになる。)
- 「最大ダメージ」を基準にダメージが計算されるため。発動すると想像以上にダメージが増加することもある。
ステータス
- キャラクターステータスのクリティカルの項目のこと。転じてクリティカル発生率のこと。
「クリ率80%」等ではクリティカル発生率が80%である事を指す。 - 発動率は敵の保護1点につき2%減少する。
- 例えば、クリティカル率が50%の時に保護15の敵に攻撃した際の最終的なクリティカル率は20%となる。
- ウィンドミルなどの一部のスキルによる攻撃は保護によるクリティカル減少を無効化する。
ただしダメージ減算まで無効化できるわけではない。- なお、近年はキャラクターをしっかり鍛えれば全裸で素手でも300台後半のクリティカルが出せる。
かつては保護の高い相手のためにクリティカル値の高い装備を揃えることもあったが
現在ではクリティカル値は軽視される傾向にある。
- なお、近年はキャラクターをしっかり鍛えれば全裸で素手でも300台後半のクリティカルが出せる。
- 発動率の上限値は30%。よって、ステータスをどれだけ上げても「攻撃全部クリティカルだぜヒャッハー」とはならない。
- 近年は評判・精霊・アルカナ総合レベルボーナスといったクリティカルの上限を上げる要素が増えてきている。
クリ上限と呼ばれており、それを鍛えれば50%には届かないがそれに近いクリティカル頻度が実現可能となっている。- また、連続攻撃やスターダストといった、クリティカルヒットそのものではないが
「稀に攻撃で与えるダメージの飛躍的増加が見込める」という
期待する働きがクリティカルヒットと同様のシステムが実装されてきている。
広い意味で、クリティカル頻度増加と言えるだろう。
- また、連続攻撃やスターダストといった、クリティカルヒットそのものではないが
- 近年は評判・精霊・アルカナ総合レベルボーナスといったクリティカルの上限を上げる要素が増えてきている。
スキル
- スキルのクリティカルヒットの略。
ランクを上げるとダメージ倍率が上昇し、最大で150%に達する。
- ダメージを与えるあらゆるスキルに適用され、高ければ高いほど高威力となる。
戦闘ではランクアップ必須のスキルと言っても過言ではない最重要スキルの一つ。- 但し、極一部の攻撃ではクリティカルが発動してもダメージ増加がない。
- ちなみに自分の攻撃でクリティカルヒットを出すにはランクF以上が必要。練習ランクでは発動しない。
そしてランクFに上げる方法は「敵のクリティカルヒットを受ける」…文字通り「身体で覚えろ」である。
- 重要ではあるが、通常の修練では一朝一夕には上げられない、面倒なスキルでもある。
修練の内容は「クリティカルヒットを出す」「敵のクリティカルヒットを受ける」等なのだが…。- 敵を選んで戦ったとしても、そもそもクリティカルが出るかどうかは運任せ。
- 特にクリティカルを受ける方は、一発の被弾が致命的になりがちなマビノギにおいては、通常戦闘ではなかなか埋めにくいものである。
修練の為に延々とミミックにかじられ続けるミレシアンもいたりする。