LPIC/102/カーネル/カーネル管理

Last-modified: 2007-01-06 (土) 23:38:07

バージョン

2.6.16-0vl60

2.メジャーバージョン
6.マイナーバージョン
16-サブレベル
0v160エクストラバージョン

uname

オプション内容
-a全て
-r(revision)カーネルバージョンのみ表示
-m(machine)マシーン名表示

モジュール

動作中のシステムにデバイスドライバなどの追加機能を動的に利用する方法
不必要な機能は外し、カーネルをスリムにする

lsmod ロードモジュールの表示

== cat /proc/modules

modinfo モジュールの情報の表示

オプション内容
-n(name)ファイル名表示
-d(description)モジュール説明表示
-a(author)作者表示

insmod モジュールのロード

オプション内容
-s(syslog)結果をsyslogに出力する
-v(verbose)冗長

rmmod モジュールのアンロード

オプション内容
-a(all)未使用モジュールを全てアンロード
-s(syslog)

modprobe モジュールのロード・アンロード

オプション内容
-a(all)全てのモジュールをロード
-r(remove)アンロード
-l [パターン](list)ロード可能なモジュールを表示する
-t タイプ特定機能のモジュールのみ扱う

モジュールの依存関係=modules.depに格納している(最後の"s"を忘れないこと)
/lib/modules/(バージョン名)/modules.dep
depmod -a (allの意味)で作成される

モジュールをロードするためのmodprobeコマンドは、ファイル「/lib/modules/<カーネルのバージョン番号> /modules.dep」や「/etc/conf.modules」を読み込みます。ファイル「/lib/modules/<カーネルのバージョン番号>/modules.dep」にはモジュール間の依存関係が記述されています。また、ファイル「/etc/conf.modules」にはモジュールの別名(エイリアス)やロード時のオプションが記述されています。

kmod

moduleを動的に自動ロード/アンロード

/etc/modules.conf

項目内容
optionsモジュールへオプションを渡す
aliasモジュールの別名を定義
preinstallモジュールを読み込む前に実行すべき処理を記述

(古いカーネルでは/etc/conf.modulesの場合もある)