LPIC/102/ドキュメント/man

Last-modified: 2007-01-06 (土) 23:27:55

manのオプションと同義コマンド

man [オプション] [セクション] <コマンド名>

man -a

全てのセクションのマニュアルを表示

man -f == whatis

指定されたキーワード（完全一致）を含むドキュメントを表示

man -k == apropos

指定されたキーワード（部分一致）を含むドキュメントを表示

データベース

locateはlocateデータベースを、whatisとaproposはwhatisデータベースを利用して検索を行います。
whichは変数 PATHに基づいてコマンドを検索し、findは実行ごとに指定されたディレクトリをすべて検索します。
whatis と apropos の違いは、検索に指定するキーワードと完全一致するか、部分一致するか、です。

manのセクション

セクション説明
1ユーザコマンド
2システムコール
3ライブラリ
4デバイスファイル
5（設定）ファイル
6ゲーム
7その他
8システム管理コマンド（スーパユーザコマンド）
9Linux独自　カーネルドキュメント
見出し内容
NAME名前
SYNOPSIS書式
DESCRIPTION説明
OPTIONSオプション
FILES設定ファイル、関連ファイル
ENVIRONMENT環境変数
NOTES注意事項
BUGS既知の不具合
SEE ALSO関連項目
AUTHOR著者

場所 

/usr/man
/usr/share/man  <==最近はこちらか？

検索ディレクトリ

  1. 環境変数MANPATH
  2. (MANPATHが空の場合は)/etc/man.config /etc/man.conf
    このファイルでMANPATH,PAGERの設定がある

表示するコマンド

環境変数PAGERで指定されたページャプログラム