LPIC/102/ネットワークサービス/apache

Last-modified: 2007-01-07 (日) 11:23:57

httpd.conf

/etc/httpd/conf/httpd.conf
/usr/local/apache/conf/httpd.conf

ディレクティブ

StartServers : 同時起動数の設定

Apacheは、クライアントから接続を受けつける度にプロセスを起動します(*1)。この際、接続を受け付けてからプロセスを起動するまでの時間を短縮するために、あらかじめ「遊んでいる」プロセスが起動されています。これを待機プロセスと呼びます。本文では、ある条件下での適切な待機プロセス数が問われています。待機プロセスといえど、実行中はメモリを占有します。そのため、負荷が小さい環境(利用者が少ない環境)では、待機プロセス数を必要最低限にしておくと、Linuxシステム全体のパフォーマンス向上が望まれます。待機プロセスの数は、Apache設定ファイル「httpd.conf」で定義されています。たとえば「StartServers 5」は起動時に5個の予備プロセスを待機させます。

DocumentRoot : トップディレクトリ

コンテンツを格納するトップディレクトリを指定します。

ServerType

ServerType standalone
ServerType inetd

/var/log/httpd/error_log

このファイルにapacheのエラーログが出力される。

  • アクセスの失敗

apachectl

apachectlコマンドにさまざまなサブコマンドを付けて実行し、Apacheの制御をすることができます。
start : Apacheの起動
stop : Apacheの停止
restart : Apacheの再起動
graceful: Apacheの緩やかな再起動(リクエスト処理終了後)
configtest : httpd.confの構文チェック