LPIC/102/ネットワークサービス/ssh

Last-modified: 2007-01-16 (火) 01:15:04

ssh-keygen

sshの公開鍵と秘密鍵を作成するコマンド
ssh-keygenerationの略?

バージョン秘密鍵ファイル名公開鍵ファイル名
1identityidentity.pub
2(DSA)id_dsaid_dsa.pub
2(RSA)id_rsaid_rsa.pub

(秘密鍵.pub == 公開鍵)

公開鍵を、サーバの~/.ssh/authorized_keysに追加する

cat id_rsa.pub >> ~/.ssh/authorized_keys

クライアント側の設定

ssh [ユーザ名@]サーバ名
ssh -l ユーザ名 サーバ名

~/.ssh/known_hosts

サーバhost情報やRSA鍵情報

サーバ側の設定

/etc/ssh/sshd_config

sshdのコンフィグファイル

設定内容
Portポート番号
ProtocolSSHのバージョン
PermitRootLoginルートによるログインを許可/不許可

/etc/ssh_known_hosts

クライアントhost情報やRSA鍵情報

/etc/ssh_known_hosts2

クライアントDSA鍵情報

~/.ssh/authorized_keys

クライアントhostのユーザーの公開鍵ファイル(id_rsa.pubなど)を登録する。(上述を参照)
==>公開鍵暗号方式による接続が可能となる
パーミッションは600(所有者のみreadOK)としておくこと

/etc/sshrc (/etc/ssh/sshrc)

sshログインユーザへのメッセージ表示やコマンドの実行

リモート・ログインするユーザーに対しては、設定ファイル「/etc/issue.net」の内容がターミナル画面に表示されます。このメッセージは、telnetでログインしてもSSHでログインしても同じように表示されます。
このような場合はファイル「/etc/sshrc」(*1)を利用します。このファイルは、Bashの設定ファイル「/etc/profile」のように、ユーザーがログインするたびに実行されるシェル・スクリプトです。つまり、ファイル「/etc/sshrc」に記述された内容(コマンド)は、ユーザーが SSHでログインするたびに実行されるのです。
したがって、ファイル「/etc/sshrc」を利用すれば、SSHでログインしたユーザーに対してのもメッセージを表示したり、環境を整えるためのコマンドを実行したり、という具合に運用できます。