時間軸
過去
場所
登場人物
出現用語
内容
6月のある日、雲深不知処。
藍忘機と藍曦臣は蘭室の外の廊下で、瞑想のため二人並んで逆立ちをしていた。
突然、藍忘機は兄に、ハスの実は茎つきのほうがおいしいと知っているか、と尋ねた。藍曦臣は、聞いたことがないと答えた。
翌日、藍忘機は山を下りた。
市場の老婆にここから一番近いハスの池はどこかと尋ね、そこへ向かう。
池の番をしている女性にハスを採りたいと告げると、市場に沢山売っているから買えばいいと言われる。市場のハスには茎がついていないからと言うと、茎の有無で味は変わらないと返される。
藍忘機は、茎つきのほうがおいしいと断言し、ハスを採らせてもらうのだった。