射日の征戦

Last-modified: 2021-05-26 (水) 20:17:54
名称射日の征戦
日本語しゃじつのせいせん
英語Sunshot Campaign
繁体字射日之征
簡体字射日之征
 

雲夢江氏姑蘇藍氏蘭陵金氏清河聶氏と仙門百家が手を組んで岐山温氏に挑んだ大きな戦い。
温氏の家紋が太陽なので、「射日(太陽を射る)」は温氏を打ち落とすという意味がある。

 

その他の呼び名:
射日の戦い(ラジオドラマ)

 

参考資料

射日の由来は中国神話の「後羿射日(簡体字:后羿射日)」。10個の太陽のうち9個を射落とした羿(げい)の話から。

後羿射日

大昔、天帝・帝俊の妻である羲和が10人の子供を産んだが、10人全員が太陽だった。
10の太陽は一日に一人ずつ交代で大地を照らす仕事をしていた。
しかし、あるとき10の太陽が一斉に現れたため、暑さで森林が焦げ、大地は乾燥し、ひどい干ばつが起こった。
神の一人である羿は人間を救うため、弓に矢をつがえると矢を太陽に向けて放った。矢は太陽に命中し、中にいた三足烏(さんぞくう)が地上に落ちた。羿は9の太陽を次々に射落とし、最後に空には太陽がひとつだけ残った。これにより、地上では作物が再び成長するようになったという。