名称 | 射日の征戦 |
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日本語 | しゃじつのせいせん |
英語 | Sunshot Campaign |
繁体字 | 射日之征 |
簡体字 | 射日之征 |
雲夢江氏、姑蘇藍氏、蘭陵金氏、清河聶氏と仙門百家が手を組んで岐山温氏に挑んだ大きな戦い。
温氏の家紋が太陽なので、「射日(太陽を射る)」は温氏を打ち落とすという意味がある。
その他の呼び名:
射日の戦い(ラジオドラマ)
参考資料
射日の由来は中国神話の「後羿射日(簡体字:后羿射日)」。10個の太陽のうち9個を射落とした羿(げい)の話から。
後羿射日
大昔、天帝・帝俊の妻である羲和が10人の子供を産んだが、10人全員が太陽だった。
10の太陽は一日に一人ずつ交代で大地を照らす仕事をしていた。
しかし、あるとき10の太陽が一斉に現れたため、暑さで森林が焦げ、大地は乾燥し、ひどい干ばつが起こった。
神の一人である羿は人間を救うため、弓に矢をつがえると矢を太陽に向けて放った。矢は太陽に命中し、中にいた三足烏(さんぞくう)が地上に落ちた。羿は9の太陽を次々に射落とし、最後に空には太陽がひとつだけ残った。これにより、地上では作物が再び成長するようになったという。