カイトウオオカミ | |
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目 | 食肉目 |
科 | イヌ科 |
属 | イヌ属 |
種 | タイリクオオカミ |
亜種 | カイトウオオカミ |
名称 | |
和名 | カイトウオオカミ (開島狼) |
英名 | Kai Wolf |
学名 | Canis lupus nigreos Tanaka, 2023 |
カイトウオオカミとは、オオカミの亜種である。
概要
全身が真っ黒である。
カイトウヤマネコなどの哺乳類や鳥類、ピラフトなどの魚類を食べる。
つがいとその子供からなる4~6頭程の群れで生活する。
繁殖期は、春頃で、2・3頭の子を生む。
分類
かつては「ヨーロッパオオカミと同亜種である」という味方が長らく有力視されていた。
2020年の研究で、DNA分析より他集団と遺伝子的に区別出来ると分かり(Nakano, 2023)、2023年に新亜種記載された(Tanaka, 2023)。
人との関係
カイトウオオカミは、神の使いと考えられており、殺すことがタブー視されていた。
然し、次第に人を襲う害獣をして、駆除される様になり、2000年になると残り32頭となった。
1999年から保護が進み、個体数も増えてきている。
出典
- Nakano E. (2020) “mtDNA analysis of wolves distributed on Kai Island“ Mammal of Bodai 1 (1) 20-25
- Tanaka A. (2023) “A New Subspecies of Wolf (Canis lupus) From The kai Island“ Mammal of Bodai 3 (2) 10-15
- 星野ゆかり 「開島のオオカミ達」 ロセア出版社 2019年
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Tag: 生物