カイトウオオカミ

Last-modified: 2024-02-29 (木) 20:23:32
カイトウオオカミ
食肉目
イヌ科
イヌ属
タイリクオオカミ
亜種カイトウオオカミ
名称
和名カイトウオオカミ (開島狼)
英名Kai Wolf
学名Canis lupus nigreos
Tanaka, 2023

カイトウオオカミとは、オオカミの亜種である。

概要

全身が真っ黒である。

カイトウヤマネコなどの哺乳類や鳥類、ピラフトなどの魚類を食べる。

つがいとその子供からなる4~6頭程の群れで生活する。

繁殖期は、春頃で、2・3頭の子を生む。

分類

かつては「ヨーロッパオオカミと同亜種である」という味方が長らく有力視されていた。

2020年の研究で、DNA分析より他集団と遺伝子的に区別出来ると分かり(Nakano, 2023)、2023年に新亜種記載された(Tanaka, 2023)。

人との関係

カイトウオオカミは、神の使いと考えられており、殺すことがタブー視されていた。

然し、次第に人を襲う害獣をして、駆除される様になり、2000年になると残り32頭となった。

1999年から保護が進み、個体数も増えてきている。

出典

  • Nakano E. (2020) “mtDNA analysis of wolves distributed on Kai IslandMammal of Bodai 1 (1) 20-25
  • Tanaka A. (2023) “A New Subspecies of Wolf (Canis lupus) From The kai IslandMammal of Bodai 3 (2) 10-15
  • 星野ゆかり 「開島のオオカミ達ロセア出版社 2019年

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Tag: 生物