ヘルプ日本語訳/The Special Object/Conditions

Last-modified: 2010-10-17 (日) 14:10:13

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条件

常に実行/実行しない

常に実行実行しないはアプリケーションの空白のイベントラインに挿入することで,イベントライン上のアクションを制限します.

常に実行

常に実行をアプリケーションのイベントエディタで空白のイベントラインに挿入します.このイベントラインに挿入されたすべてのアクションはアプリケーションのランタイムの間,繰り返して実行されるでしょう.

実行しない

実行しないをアプリケーションのイベントエディタで空白のイベントラインに挿入します.このイベントラインに挿入されたすべてのアクションはアプリケーションのランタイムの間,実行されません.

X / Y の確率でランダムに

この条件は X / Y の確率で真になります.

グローバル変数と比較

グローバル変数はアプリケーションのすべてのフレームで使うことのできる変数です.
グローバル変数と比較は特定のグローバル変数と別の値を比較します.

グローバル文字列と比較

グローバル文字列はアプリケーションのすべてのフレームで使うことのできる可変文字列です.グローバル文字列と比較は特定のグローバル文字列と文字列を比較します.

2 つの一般値を比較

2 つの一般値を比較は 2 つの一般値を比較します.例えば,特定のプレイヤーのスコアと別の値を比較できます.また,エディットボックスに入力した文字列と別の文字列を比較することもできます.この条件は,他のオブジェクトの関数でのみ得られるデータを比較することができます.例えば,共有データオブジェクトから得られた文字列と,リストボックスの関数から得られたファイル名を比較できます.

条件を制限

「条件を制限」の条件はそのイベントライン上のアクションを制限できます.多くのイベントラインは連続して条件を満たしますが,これらの条件はアクションを連続して起こさせたくない場合に役に立ちます.

このイベントを 1 回のみ実行

このイベントを 1 回のみ実行は条件の検査をして,フレームが動作中の間ただ一度だけイベントライン上のアクションを実行します.

イベント連続時にアクションを 1 回のみ実行

イベント連続時にアクションを 1 回のみ実行は,そのイベントライン上のアクションをイベント連続時に一度だけ実行するように制限します.例えば,二つのオブジェクトが重なるたびにカウンタの値を加算させたい場合,このイベントは,二つのオブジェクトが重なっている間ずっと値を加算し続けるのではなく,オブジェクトが重なるごとにカウンタに加算するアクションを一度だけに制限します.

繰り返す

繰り返すはそのイベントライン上のアクションを指定回数繰り返します.

アクションを制限

アクションを制限はそのイベントライン上のアクションを時間ごとに一度だけ実行するように制限します.例えば,二つのオブジェクトが重なったときにカウンタの値を加算させたい場合,カウンタの値は,二つのオブジェクトが重なっている間,加算され続けるでしょう.「アクションを制限」条件を使えば,オブジェクトが重なっている間のアクションを時間ごとに制限でき,値はその時間にだけカウンタに加算されるでしょう.*1

イベントグループ

イベントグループはプログラム中のイベントをまとめることができ,それらをアクティブにしたり非アクティブにしたりできます.これによりイベントグループを,一般的なプログラミング言語におけるサブルーチンのように動作させることができます.ある機能性が欲しいときはグループをアクティブにします.もうその機能性を必要としないときはグループを非アクティブにすることができます.

アクティブであるか確認

アクティブであるか確認はイベントエディタ内の指定したイベントグループが現在アクティブであるかを確認します.グループはアクティブにしたり非アクティブにしたりでき,アプリケーションにおける何らかの機能性を一時的に無効にできます.

グループがアクティブ

グループがアクティブはそのグループがアクティブになった瞬間,真になります.

アプリケーションメニュー

「アプリケーションメニュー」の条件でアプリケーションのデフォルト(あるいは変更された)メニューを調べることができます.

オプションを選択

アプリケーション実行時にウィンドウ上部にあるWindowsのメニューバーの特定のメニューオプションを,ユーザが選択したかを調べます.

メニューオプションがチェックされている

メニューオプションがチェックされているかどうかを調べます.

メニューオプションが有効である

メニューオプションが有効であるかどうかを調べます.

メニューバーが表示されている

メニューバーが表示されているかどうかを調べます.

ウィンドウを閉じるコマンドを選択

ユーザが「閉じる」ボタンを押すか「終了」メニューを選択すると,この条件は真になります.
警告:この条件を挿入するとすぐに「閉じる」ボタンと「終了」コマンドが機能しなくなり,終了するための仕組みを独自に加えなければなりません.
例えば,ユーザがアプリケーションを終了する前に,仕事を保存するようにユーザに促したい場合に,この条件は役に立ちます.ユーザーに終了することを確認する場合,「アプリケーションが終了」のアクションでメッセージボックスを表示してアプリケーションを終えることができます.

ファイルをドロップ

この条件はユーザがアプリケーション上にファイルをドロップすると真になります.特別オブジェクトの数式ドロップしたファイル名ドロップしたファイル数でドロップしたファイル名などを取得できます.この条件はアプリケーションの1ループの間だけ真になります.

クリップボードにテキストがある

クリップボードにテキストがある場合,この条件は真になります.「クリップボードからテキストを取得」でこのテキストを取得できます.

ループが実行中

この条件は高速ループアクションのループを開始によって引き起こされます.この条件はループ毎に呼ばれます.高速ループについての情報は高速ループのアクションを参照してください.


*1 「アクションを制限」条件にはバグがあります→仕様等雑多情報/「アクションを制限」条件のバグ