Masquerade Opera V

ホームタウンは鏡の湖の畔、鐘の街。
天下に名立たる大冒険者、青髭男爵ことナイアベックが建立した事実上の独立都市国家である。
レグナリオの最辺境で、ゼーリア、グ・エルミア双方の支配領域からもほど近い。
鐘の街はレグナリオの同盟国家であり、ゼールト人の朋友であり、グ・エルム人の交易相手である。

Outline of the Common World 一般世界の概観

レグナリオ Legnario

最大版図を持つ帝国。
7つの領土からなる。

ヴェルミキュリア Vermicullia

帝都レグナリオのある同名の島。

ロッシグノリア Rossignollia

西端大島の南部、ノルディカと隣接する領土。

サロモニア Salomonia

ボレアス海の最南部に位置する同名の諸島。
現代においては帝国最強の海上戦力を誇る。

ロクシウム Roxium

同名の半島を包括する領土。
半島の中央から東南にかけてをドレッド曠野[Dread Badlands]に占められている。

• オート＝ロクシーヌ伯爵領 Haute-Roxine, County of
  半島南部の領土。
  オート＝ロクシーヌ伯は伝統的に公王の推定相続人の称号である。

• バス＝ロキシーヌ辺境侯領 Basse-Roxine, March of
  半島北部の領土。

• カムパネルラ男爵領 Campanella, the Barony of
  鏡の湖湖畔の亡都カムパネリウムを復興せしめた青髭ことナイアベックが人界に再び帰せしめた荒野を追認した領土。
  公王による授爵ではなく、帝王自らによる授爵であり、カムパネルラ男爵は現在帝国唯一の帝国男爵位である。
  男爵領首都はカムパネルラ改め現代語による鐘の街 [Bellstown]。

• ノヴァ・ヘイヴン Nova Haven
  ヴェルベディア河口に位置する港湾帝国都市。

• エルヴガルド Elvgard
  ドレッド曠野最北端、ロキシウムとオニーリアの境界に位置するヴェルベディア河畔の帝国都市。
  グ・エルミアとの異文化貿易の拠点。
  街の北半分はエルム人が治める。

オニーリア Oneillia

帝国最東端、西方はドレッド曠野でロクシウム、南方をスレショウルド山脈、東方をヴェルベディア河でアルシア土侯国群、北方を同じくヴェルベディア河でグ・エルミアと境を接する。

アーカ Aacha

アケーネ島の北半分。
レグナリオ以前の西方文明の中心。

ケーネ Cenae

アケーネ島の南半分。
伝統的に屈強な戦士を輩出。

ゼーリア Zaellia

ゼールト人 [Zaelt] の支配的領域。
18支族がせめぎあう。
ゼールト人は古人（夜叉）の血を引くとも言われ、樹木や森林に根差す秘力に長ずる。
ハーフエルフのほとんどはゼールト人の隔世遺伝である。

ノルディカ Nordica

北方人 [Norda] の支配的領域。
同源の3つの王国が覇を競う。
北方人は巨人（金剛）の血を引くとも言われ、体躯の豊かさにおいて圧倒的である。

グ・エルミア G'Ermia

グ・エルム人 [G'Erm] の支配的領域。
部族を母体とした諸王国が乱立する。
グ・エルム人は蛮夷（羅刹）の血を引くとも言われ、強壮強健な騎馬の民である。
ハーフオークのほとんどはグ・エルム人の隔世遺伝である。

ゴモルニア Gomorrnia

北東の人外の地。
人界との境界は荒野と沙漠が広がり、羅刹の蛮族の集落が点在するのみである。
その先には文明化された羅刹国、夜叉の古森等、伝説的な国々が存在すると言われる。

諸民族とキャラクタークラスとの関係

キャラクタークラスは文化的背景が重要とDMは考える。
就けるキャラクタークラスは、PCの出身文化に依存するものとする。

サブクラスはひとまずPHB掲載のものだけ分類。
XGE掲載のものをやりたければ相談してくだされ。