ソラステル

Last-modified: 2011-12-30 (金) 11:37:56

六門世界南部の大部分を占めている大帝国。帝都はソブリニ。
主要人口は人間(コマリリア人)が大部分だが、亜人も多く特にオークダークエルフ人間に匹敵する勢力を得ている。
その他様々な種族が暮らしており、表向きは全ての種族は平等であるとされ、融和政策によってそれぞれの種族の長に爵位が与えられているが、実際には種族間での差別は存在している。
リコルの時代のダークエルフの皇太子はレティキュール卿で、セルジュクを傀儡にしようとしていた。
彼は特務隊の隊長で、片目が義眼になっている。
また、オークの族長はシンタグで、錬金生物の建設を行った。
ポケットの長はフェポンコフ男爵。

南部に存在する他の国と同様アグニ教を国教としているが、亜人たちはそれぞれ独自の信仰を持っているため信仰の統一は薄い。
しかし、アグニ教の<火祭>にはすべての住民が参加する。
エルド教を絶対とする聖都サザンとは長年対立関係にあり、A.R.60年頃には百年戦争と呼ばれる争いを起こしている。

「列王記」という記録書が編纂されたいる。

ソブリニの南部にはスラムが広がっている。
西部の下町にはケット・シーの王が住んでいる。

北部のサザンにたいしては、火炎要塞によってにらみを利かせている。
リコルが14歳の時、ホテプト2世が寿命を延ばすためにミイラになったが、宰相であるハーフオークのセルジュクが裏切り、アンデッドとして廟の中に閉じ込められた。なお、ホテプト2世の前の皇帝はカーメン2世。
ホテプト2世の信頼が厚いジャルダンはこの間前線に立ち、カプリの町などを攻撃した。
彼はサザンから亡命した貴族で、サザンでは“比類なき知将ハメルン”と呼ばれていた。
また、ジョーキンス司令官とオークのシミタール副官たちがヒッポスを占領した。
他にもオーガ部隊が存在し、その指揮官はグヌッソン。

アリストの時代の皇帝はメンカウラー3世で、その嫡男レトマス(10歳未満)が皇太子だった。
皇太子親衛隊の隊長はダークエルフのクリス・エ・ホーシャング。
皇太子旗は金糸で縁取りされた、《ファイア・ドラゴン》を意匠化した赤い旗。

メンカウラー3世はアグニ教の最高司祭ナクサスに殺されるが、アリストたちの助けの下で
レトマスが即位し、統一帝と呼ばれるようになる。
また、この時に皇帝は象徴となり、ソラステル最高評議会によって指導されるようになった。

一方、六芒世界を経た六門世界では、百年戦争後にはサザンに併合された。
しかし、復活した《オルクス》《欲深き皇帝オルクス》)によって独立する。