リコル

Last-modified: 2009-03-23 (月) 23:38:07

リコル・エイキン。
父はマキシム・ファルド・エイキンで、母はエリーナ・マロリング。
ガスパーニュとは父が違う兄弟。

ミロ・ジェラコートとエリーナは許婚だったが、マキシムとの結婚を選択した。
その後、マキシムとミロは宮廷魔術師の座を争うことになるが、相手が召喚する魔物を事前に調べたミロが勝った。
その結果、身内の反対を押し切って結婚したエリーナはサザンを出奔し、ウォーレスでタムルと結婚してガスパーニュを産んだ。
また、マキシムはジオテラン地方のアルバロスの村に隠遁し、ミロは負い目から宮廷魔術師を辞め、大審問官になった。
この時、リコルは6歳だった。

エリーナの2人目の夫は教皇庁の地下に弟神が封印されていたことを知ったため、暗殺される。
教皇庁の腐敗に憤った彼女は、魔神「ルシファージュ」に誘われて契約し、リコルとガスパーニュには魔神の加護が与えられることになった。
そのため、作中で何度か《ゴースト》のブレイゾンに助けられることになった。

10歳の時、父親の呪文書を盗み見て《カース・エレメンタル》を召喚するが、襲われて母親の記憶を奪われてしまう。

16歳の時、ファラータと共に旅に出て、タシエルの町の争いを仲裁する。
17歳の時からウォーレスやソラステルを巡り、教皇庁大学院が腐敗していることと母親が教皇庁の地下に閉じ込められていることを知った。
また、大学院が弟神を復活させようとしていることも知り、ガスパーニュたちと共にサザンへ入って、弟神の解放を止め、母親の魂を救出した。

後に、エルド教の中興の祖、聖リコルと呼ばれるようになる。
よく《グリフォン》を召喚していたので、後世では《グリフォン》が人気の召喚獣になる。