六王国
Last-modified: 2009-03-14 (土) 21:08:12
- ブロックの1つ。
対称的な穴の開いた青い六角形であらわされる。
- B.R.1100年頃に成立した人間の6つの王国、あるいはB.R.800~700年エルフ(ラフォーレ王国)、オーク(ブクマルタ)、ケンタウロス(プロウィンキア平原連合)、ドワーフ(ゴズロック王国)、リザードマン(シャーギン)、と人間(カシール王国)の王国を合わせた6つの王国のこと。
カードセット名にある「六王国の戦火」は、六王国成立以降、B.R.535年の中原の戦いまで続く大戦争のことを表す。また、六王国時代と言う場合この時代を指す。
- ラフォーレ王国
ティタニアが治める王国。首都はファーラ。
シェーヌヴェーヌの木と同化した住居に住む。
“迷いの森”という結界に守られている。
ドワーフとは長年戦争状態(両者とも主にトロールを支配、兵力としたのでトロール戦争と呼ばれる)にあったが、アーヴィンらの働きかけにより同盟を結ぶ。
その時に協力したのが緑の風の王子アルカイン。
だが、それから40年後、再びドワーフと対立する。
女王を補佐する機関として10人のエルフからなる「長老会」がある。
その長であり、ティタニアの夫でもあるルキシアはドワーフとの和解を望むティタニアを殺害し、
リザードマンと同盟を結ぶが、リザードマン(とその背後にいるドラゴン・サークル)に裏切られ、
B.R.535年王国は滅亡した。
- ブクマルタ
B.R.900年頃に成立したオークが治める帝国。
皇帝オルクスは転生の秘術を用いて、数百年間の治世をおこなった。
《欲深き皇帝オルクス》のイラストに描かれるアーヴィンと戦った皇帝はオルクスⅢ世。
5つの種族の中で最初に召喚術に抵抗し、帝国を成立させた。
だが、その技術はドラゴン・サークルによってもたらされたもので、帝国のほとんどが彼らに支配されていたと思われる。
- プロウィンキア平原連合
ケンタウロスの12の有力部族を中心とする連合。
ウィンフィーナたち、風の巫女の下に成立した。
成立は六王国の中でもっとも遅い。
《シルバー・ロック》を守護神とするが、積極的に崇めている訳ではなく、危険な生物であるという認識の延長のようだ。
裁判のように、“裁き”としてその巣に放り込んで結果を見ることもある。
カシール王国の技術を盗みだし、《百戦将軍ウォレス》はオリハルコンの腕輪でゴーレムを操っている。
B.R.550年ごろ、ウィンフィーナは病没。
その結果、部族間の結束が失われ、ブクマルタに蹂躙されてしまう。
- ゴズロック王国
ベルウッドの治める王国。
エルフとは長年戦争状態(両者とも主にトロールを支配、兵力としたのでトロール戦争と呼ばれる)にあったが、アーヴィンらの働きかけにより同盟を結ぶ。
その時に協力したのがグリングルの美髯公ガッデン。
だが、それから40年後、再びエルフと対立する。
- シャーギン
統治機構は不明。しかし、ガリュウの発言力は大きかったようだ。
王国内にはハイランダーに関連した遺跡があり、ドラゴン・サークルに支配された個体も多い。
B.R.635年頃、ブクマルタと大規模な戦争があったが、ガリュウの活躍で勝利する。
しかし、ドラゴン・サークルの関与もあって、B.R.535年にはブクマルタと同盟を結ぶ。
六王国時代末期の王は烈閃剣シェラ。
- カシール王国
魔法帝国の遺物を利用し、かつての首都テヴァイの跡に首都ログートがある。
「人類最後の砦」と呼ばれる。
グレイの時代の王はエドワードⅢ世だが、
宮廷魔術師シオライがその圧倒的なカリスマで国王をしのぐ影響を与えている。
しかし、その人間中心主義に反発する人物も多く、
彼女の弟子のイルキリも王国を出て、種族の分け隔てなく癒しを与えた。
実は、シオライは副官リュフティ(おそらくベルフェンディータ、ディータ)が支配するホムンクルスであり、実権は彼女が握っている。
B.R.535年、ブクマルタ・シャーギン・ドラゴン・サークルの連合軍によって滅亡。