トーマスとたんじょうびのはいたつ

Last-modified: 2022-09-13 (火) 09:51:11

「私もこれぐらい平気よ!私が後ろから押してあげるわ!」
トーマスとたんじょうびのはいたつ

日本版タイトルトーマスとたんじょうびのはいたつ
英語版タイトルThomas and the Birthday Mail
脚本ジェームス・メイソン
放送日・2006年9月15日(英国)
・2006年11月19日(米国)
・2007年6月13日(ドイツ)
・2008年3月25日(オーストラリア)
・2008年9月10日(日本)
・2010年4月3日(ハンガリー)
日本話数第237話
第3話(シーズン内)
英国話数第257話
第23話(シーズン内)
この話の主役トーマス
シーズン第10シーズン
登場キャラクターAトーマスロージーハロルド(当初の予定のみ:オリバー
登場キャラクターB無し
登場キャラクターCヘンリーモリー
登場キャラクターDエドワード(言及のみ)
登場人物A無し
登場人物Bアリス?
登場人物Cマロン駅長?
登場人物Dアリスのお母さん?(言及のみ)
登場スポットハイ・ファーム?
ハイ・ファーム駅?
マロン駅
ハイ・ファーム分岐点?
あらすじ・仲の良い友達のアリス?に誕生日プレゼントを届けたいと思ったトーマス。嵐の中でも行く事を決めたトーマスを心配したロージーは、こっそりついて行ってしまいます。
メモロージーアリス?、初登場。
・男性声優が1人しか出演しないエピソードは今回で3話?となる。
エドワードが救助に来る事をトーマスに報告するロージーだが、ロージーエドワードと会話するシーンが明確に描写されるのは第22シーズンロージーはあかい』からである。
・コンセプトアートではロージーでは無く、オリバーだった*1
ハロルドの目が動く様になった。
トーマス、長編第1作『きかんしゃトーマス 魔法の線路』以来久々に郵便貨車?を牽引している。
トーマス第7シーズンパーシーのいったとおり?』以来土砂に埋もれる。
台詞ナレーターソドー島に嵐の季節がやって来た。どの機関車も雨や風と戦っていた。トーマスは島の郊外へ郵便や食料等を運ぶのに大忙しだった。トーマスハイ・ファーム?に行くのが大好きだった。其れは丘の上線路の一番先にあった。其処にはアリス?という名前の少女が住んでいる。アリス?トーマスはとても仲の良い友達だった。」
ナレーター「ある日、トーマス」がハイ・ファーム?に行こうとしているとロージーが横に来て停まった。ロージーは明るくて元気な機関車だ。彼女はトーマスと会うのが何時も嬉しかった。トーマスの事が大好きで彼と同じようになりたいと思っていたのだ。そして何でもトーマスの真似をした。トーマスと同じように蒸気を噴き上げようとしたり、汽笛の鳴らし方も真似していた。トーマスが其れが気に入らなかった。」
ロージー「こんにちは、トーマス。」(初台詞)
ナレーターロージーが明るく言った」
ロージー「何をしてるの?」
トーマス「今日はアリス?の誕生日なんだよロージーハイ・ファーム?へ彼女のプレゼントを時間通りに届けたいんだ。」
ナレーター「その時ヘリコプターのハロルドがやって来た。」
ハロルド「残念だけどまた嵐の知らせだよ。この先は激しい大雨でとても強い風が吹いてる。」
ナレーターハロルドは、トーマスハイ・ファーム?へ行かないように注意した。」
ハロルド「大雨の所為であの山の線路では土砂崩れが起きそうだ。気を付けて!」
ナレーター「そう言うとハロルドは飛び立った。でも、トーマスアリス?をガッカリさせたくなかった。」
トーマス「強い風なんて大丈夫さ!」
ロージー「私もこれ位平気よ!私が後ろから押してあげるわ!」
ナレーター「だが、トーマスは一緒に来て欲しくなかった。」
トーマス「いいや大丈夫だよ!ロージー。心配要らない。僕は1人で出来るから!」
ナレーター「そして、急いで出発した。だが、トーマスが大好きなロージーは彼を助けたかったので、コッソリ追いかけて行く事にした。トーマスハイ・ファーム?へと向かって行く。空はドンドン暗くなってきた。そしてすぐに土砂降りの雨に変わった。トーマスのピストンは動き続けそしてボイラーがボコボコと音を立てた。とてもきつかった。」
トーマスロージーはついて来れないだろうな。彼女には力が無いもの。」
ナレーター「だが、そうではなかった。すぐ後ろに居たロージーのピストンは勢い良く動き、ボイラーはボコボコと音を立てていた。彼女は元気よく汽笛を鳴らした。トーマスはとてもイライラした。暫くしてトーマスは分岐点に到着した。片方は遠回りだが簡単な道で、もう一方は近道だが、とても大変な道だった。遠回りする方が安全なのは分かっていた。」
トーマス「でも、近道で行こう!きっとロージーは力が無いから、この線路を行けばついて来ないだろう。」
ナレーター「嵐がドンドン激しくなる中トーマスは必至で急な坂を上って行った。ハイ・ファーム?までは後少しだった。彼はロージーが付いて来る筈無いと思い込んでいた。」
トーマス「今日はもう、彼女の顔を見なくて済むぞ!」
ナレータートーマスは嬉しそうに言った。その時、問題が起きた。山の斜面から石や土が落ちて来て、トーマスの行先を塞いでしまったのだ。」
トーマス「うわぁ!如何しよう!」
ナレーター「それでも、トーマスアリス?のプレゼントを届けたかった。」
トーマス「此のまま押して進むしか無いな!」
ナレータートーマスはそう言うと、土砂の中へと進んでいった。だがトーマスは前の方がすっかり土砂の中に埋まってしまった。彼は全身使用したが動けない。バックしようとしても動けない。全く身動きが取れなくなってしまった。トーマスは自分が情けなくてとても悲しくなった。」
トーマスハロルドの警告をちゃんと聞いておけば良かったよ。此れじゃアリス?にプレゼントを届けられない…。彼女をガッカリさせてしまう…。」
ナレーター「その時、汽笛の音が聞こえてきた。ロージーだった。後ろから誇らしげに坂を上って来る。」
ロージートーマス、大丈夫?」
ナレーターロージーが元気に汽笛を鳴らした。彼女はトーマスが動けない事に気付いた。トーマスとても恥ずかしかった。」
ロージー「私が助けを呼んできてあげるね!」
トーマス「一寸待ってロージー!僕の代わりにアリス?へのプレゼントを届けてくれないかな?」
ナレーターロージーはとても喜んだ。」
ロージー「勿論いいわ!」
ナレーターロージーは直ぐトーマスの貨車を連結させた。そしてハイ・ファーム?へと向かっていった。トーマスはそのままで待っていた。彼はロージーが後ろからついて来てくれた事が嬉しかった。直ぐにロージーが線路を下って戻って来た。」
ロージーアリスのお母さん?が電話で助けを呼んでくれたの。」
ナレーターロージートーマスに教えた。」
ロージーエドワードが助けに来てくれるって。」
ナレーター「その時、トーマスロージーが誰かを乗せている事に気が付いた。アリス?だ!誕生日のプレゼントを届けてくれたお礼を言う為にトーマスに会いに来たのだ。」
トーマスロージーがいてくれて良かったよ。さあ一緒にアリス?の誕生日を祝おう!」(汽笛)
ナレータートーマスが嬉しそうに汽笛を鳴らした。ロージーも同じように真似をした。」
英国版CVナレーター/他:マイケル・アンジェリス
米国版CVナレーター/他:マイケル・ブランドン
日本版CVナレーター:ジョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
オリバー佐々木望?*2
ロージー望月久代?
ハロルド羽多野渉?
シリーズ前回
(英語)
すてきなかざり?シリーズ前回
(日本)
エドワードのしっぱい
シリーズ次回
(英語)
まけずぎらいのダンカン?シリーズ次回
(日本)
スムーズにはしる

*1 もし実現していれば、この話よりオリバーの声を佐々木望?さんが担当した。
*2 当初の予定のみ。