エドワードのしっぱい

Last-modified: 2023-06-02 (金) 16:12:03

「俺なら準備万端。殺る気満々だ!」
エドワードのしっぱい

日本語版タイトルエドワードのしっぱい
英語版タイトルEdward Strikes Out
脚本シャロン・ミラー?
放送日・2006年9月10日(英国)
・2006年10月29日(米国)
・2007年5月27日(ドイツ)
・2008年3月20日(オーストラリア)
・2008年9月3日(日本)
・2010年3月10日(ハンガリー)
日本話数第236話
第2話(シーズン内)
英国話数第254話
第17話(シーズン内)
この話の主役エドワード
(準主役:ロッキー
シーズン第10シーズン
登場キャラクターAエドワードロッキートーマスゴードンパーシーハーヴィーエミリー
登場キャラクターBなし
(テレビ東京のテロップのみ:ヘンリー
登場キャラクターCビルベンヘンリークランキーブッチ
登場キャラクターDローリー2(顔無し)
登場人物A無し
登場人物Bエドワードの機関士?ブレンダム港の作業員?
登場人物Cハーヴィーの機関士?有名な小説家
登場人物Dトップハム・ハット卿(言及のみ)
登場スポットアノファ採石場?
マロン駅
ブレンダム港?
ソドー運送会社?
あらすじ・重いパイプを運ぶ仕事を任されたエドワード?に集まると新しいクレーン?ロッキーも到着。ロッキーの手助けを断り、パイプを運ぼうとしたエドワードは、あたり一面にパイプを落としてしまいます。
メモロッキー初登場。
・タイトルに『~のしっぱい』と付くのは第1シーズントーマスのしっぱい』以来となる。
・とことんロッキーを邪険にするエドワードゴードン*1
エドワードロッキーの悪口を言っているのを驚いた顔で聞いているパーシー*2
・「邪魔者」を「ジャガ者」と聞き間違えるパーシー
ロッキーの自己紹介の時にいなかったにも関わらず、の名前を知っているトーマス
第8シーズンゴードンとおなじ?』の時と同様、待つのを嫌がるエミリー
ハーヴィーは日本版では第17シーズンクレーンきかんしゃハーヴィー?』、英国版では長編第3作まで台詞無し。
台詞ナレーターソドー島の機関車達は皆、トップハム・ハット卿の鉄道で働くのが大好きだった。エドワードは一番古くから此処で働いている。」
・(汽笛)
ナレーター「彼は全員の事をよく知っているし、皆も彼の事をよく知っていた。ある朝、エドワード?へとやって来た。重いパイプを運ぶ為だ。?では、既にゴードントーマスが居た。トーマスはとても興奮していた。丁度、新しいクレーンが到着した所だったのだ。」
トーマス「きっと物凄く力持ちだよ!ゴードン、君の事だって持ちあげられるんじゃないかな?」
ナレーター「クスクスと笑われ、ゴードンは面白くなかったが、トーマスは其のまま走って行ってしまった。」
ゴードン「ふん!あのクレーンは確かにでかいが、エンジンが付いてないじゃないか。他の機関車に牽いて貰わなければ動けないのさ。」
ナレーターエドワードクレーンを見詰めた。確かにゴードンの言う通りだ。」
エドワード「それじゃ、あまり役に立たないかも知れないね。」
ナレーターエドワードがゆっくりと言った。」
ゴードン「その通りさ、エドワード。皆の邪魔になるだけだ。」
ナレーター「丁度、其処へパーシーが遣って来た。彼も新しいクレーンを見て、ワクワクしていた。」
ゴードン「彼奴はあまり役に立たんぞ。」
エドワード「皆の邪魔になるかも。」
ゴードン「力持ちだけど、凄い邪魔者さ。」
ナレーターゴードンはそう言って、其の場を走り去った。」
パーシー「『力持ちだけど、凄いジャガ者』って何?」
ナレーターパーシーが訊ねた。」
エドワード「『邪魔者』って言ったんだよ。」
ナレーター「教える様にエドワードが言った。」
エドワード「力は有るけど、何の役にも立たない奴って事さ。」
・(BGM)
ナレーターエドワードの貨車は、新しいクレーンのすぐ横に置かれていた。」
ロッキー「俺はロッキーだ。」(初台詞)
ナレータークレーンが笑顔で言った。」
エドワード「僕はエドワード。」
ロッキー「一緒に行っても良いかい?その重いパイプを運ぶのを手伝うよ。」
エドワード「僕達だけでちゃんとやれる。貴様は力持ちだけど、今は必要無いよ!」
ナレーター「彼はそう言うと、パイプがきちんと固定される前に急いで走り出してしまった。」
・(BGM)
ナレーターエドワードは信号に近づいていた。彼はロッキーの事を考えながら走っていて、スピードの出し過ぎに気付いていなかった。其の時突然、信号が赤に変わった。エドワードは急ブレーキを掛け、何とか停まったが、勢いで貨車の横が外れてしまい、鉄のパイプが辺り一面に転がり落ちてしまった。」
エドワード「あぁ~、大変だぁ~!!」
ナレーター「彼は落ちたパイプを見詰め、如何すれば良いか考えた。」
エドワードトーマスロッキーが力持ちだと言っていたけど、其れだけが、取り柄の邪魔者だよな。」
ナレーターは、機関士?ハーヴィーを呼んで貰う様、頼んだ。ハーヴィーは彼を助ける為に、出来る限り急いで走った。ハーヴィーは直ぐに其の場を片付け始めたが、パイプはとても重く、彼には一本ずつしか動かせなかった。」
ハーヴィー「ねぇエドワード。これじゃぁ終わる迄凄く時間が掛かっちゃうよ。」
ナレーター「丁度其処へ、トーマスエミリーが遣って来た。辺り一面にパイプが落ちたままだ。」
トーマス「これじゃ、通れないよ…!!」
ナレータートーマスが汽笛を鳴らした。」
トーマスロッキーを呼んで来たら如何だい?」
エドワード「いいや!駄目だ!!ハーヴィーが、ちゃんとやってくれるから待て。」
エミリー「私は待つのは嫌よ。まだまだ大事な仕事が有るんだから。」
ナレーター「其の時、ゴードンが近づいて来た。彼も凄いスピードだった。」
・(BGM)
ナレーター「そして、問題が起きた。」
・(ガシャーン!!)
ナレーターゴードンは大きな音を立ててパイプにぶつかり、あっと言う間に脱線した。とんでもない状態になってしまった。」
ハーヴィー「僕は、ゴードンなんて持ち上げられないよぉ。彼は重過ぎる。」(人形劇版の最後の台詞)
トーマスエドワード、やっぱりロッキーが必要だよ。」
ゴードン「ふんっ、彼奴は力持ちだが邪魔者だぞ!」
ナレーターゴードンが鼻で笑った。だが、エドワードはこれが大変な事故で、しかも、ハーヴィーにはゴードンが持ち上げられない事が解っていた。解決方法は一つしか無かった。」
エドワード「僕が、ロッキーを呼んで来る。」
ナレーターエドワードはそう言って、走り出した。」
・(BGM)
ナレーターエドワード?に入って来た。」
エドワードロッキー!!君の助けが必要だ!!緊急事態何だよ!!」
ロッキー「俺なら準備万端。殺る気満々だ!」
ナレーターロッキーが嬉しそうに言った。エドワードロッキーを連結し、二人は一緒に走り出した。」ナレーターエドワードロッキーを引っ張りながら丘を登り、谷を下った。」
子供達?「イェ~イ!!」
ナレーター「2人を見た子供達?は歓声を上げ、手を振った。」
・(汽笛)
ナレーターエドワードは、ソドー島に到着したばかりのロッキーを牽いている自分が一寸照れ臭かった。直ぐにエドワードロッキーを連れて戻って来た。」
ロッキー「俺に任せてくれ!!ヘヘッ!!」
ナレーターロッキーが笑う。そして、其の凄いクレーンで、彼はゴードンを持ち上げ、線路の上に戻した。ゴードンはとても吃驚した。」
ゴードン「有り難うよロッキー!凄いぞ!助かったよ!」
ナレーター「次にロッキーは、パイプを全部纏めて、線路から持ち上げた。あっと言う間に線路が片付けられる。エドワードゴードンもとても感心した。」
エドワード「君が邪魔者だなんて思っていた僕が間違っていたよ。」
ナレーターエドワードロッキーに言った。」
エドワード「君は力持ちだし、其れにとっても役に立つんだね。僕等の島にようこそ!」
・(汽笛)
ナレーター「そして、全員で汽笛を鳴らし、ロッキーを歓迎した。」
余談・国内外問わず、歴代のエピソードの中でもかなり評判が悪い作品の1つである*3
英国版CVナレーター/他:マイケル・アンジェリス
米国版CVナレーター/他:マイケル・ブランドン
日本版CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
エドワード佐々木望?
ゴードン三宅健太
パーシー神代知衣?
ハーヴィー桜井敏治?
エミリー山崎依里奈?
ロッキー河本邦弘?
シリーズ前回
(英語)
トーマスとながれぼし?シリーズ前回
(日本)
パーシーといどうゆうえんち
シリーズ次回
(英語)
トーマスとかぜ?シリーズ前回
(日本)
トーマスとたんじょうびのはいたつ

*1 但し、最終的には2共、ロッキーを見直している。
*2 人がいいはずのエドワードが他人の悪口を言っているのだから当然の反応である。
*3 恐らく、エドワードの性格がいつもと明らかに異なっていたこと、ジェームスなどの他の機関車の方が役に合っていたことなどが理由として挙げられる。