2号機関車

Last-modified: 2022-10-02 (日) 14:06:36

「アメリカじゃ、2どや3ど、脱線したって、どうっていうことはないんですよ」
原作第25巻の2号機関車 原作第25巻の2号機関車(定置ポンプ改造後)

名前2号機関車/スタンリー
英名No. 2/Stanley
性別
車体番号2
車軸配置4-6-0PT
製造年1917年
来島年1920年
所属鉄道アメリカ?の軍用鉄道→ミッド・ソドー鉄道?
運用ポンプのエンジン?*1
分類蒸気機関車
タンク機関車
狭軌の機関車?
他国の鉄道車両?
原作のみのキャラクター?
原作初登場巻第25巻『きえた機関車』第1話「おじいちゃんポッポ」
原作初台詞「アメリカじゃ、2どや3ど、脱線したって、どうっていうことはないんですよ」
説明デュークと一緒に働いていた、ミッド・ソドー鉄道?の2号機関車。
アメリカ?出身で、1917年に製造された。
・アメリカで活躍した後、第一次世界大戦中はフランスに派遣されて塹壕鉄道で活躍した。
・第一次世界大戦終了後の1920年、アメリカ陸軍の余剰品として中古で購入され、ミッド・ソドー鉄道?用に改軌されたが適切に再計測されていなかった為、線路を乱暴に走る傾向がありしばしば脱線する事もあったが、全く反省しなかった*2
・最終的に彼の態度に呆れた支配人「役に立つようにしてやろう」と言われ、車輪を外され、機関庫裏のポンプのエンジン?にされてしまった。
・その後、本編では描かれてないが、カス・ニー・ハーウィン鉱山?に移されるも1946年に故障し、これが原因で鉱山に洪水が起き、閉山になった事で、ミッド・ソドー鉄道?は閉鎖になってしまった*3
「デュークとファルコン」の最初のページで機関庫の奥で眠っているが、これは作画ミスである*4
・作中では一貫して「2号機関車」と呼ばれているが、「スタンリー『Stanley』」というニックネームがある。しかし、これは単なるニックネームに過ぎず、正式な名前ではない*5
・TV版では役割がスマジャーに置き換えられ、改造されたものが発電機になっている。
性格・とにかくいい加減で、失敗を犯しても気にしない前向き思考の持ち主。挙げ句の果てに全く反省もしない捻くれた性格。
・自意識過剰で、人の忠告を聞かない。
・前向きで自信過剰な面があり、失敗したり他人に迷惑かけても開き直る傾向がある。
・『安全』より『速さ』を優先するタイプ。
モデルボールドウィン・クラス10-12-Dタンク機関車
その他オードリー牧師は、ミッド・ソドー鉄道レイアウトのためにGEM社より販売されていたOO9スケールのボールドウィン590 4-6-0キットを大幅にカットして、ミニトリックスの0-6-0のシャーシにフィットするように改造した模型を製作した。
・本で描かれたキャラクターとは異なり、模型は赤ではなく、実際には黒で、黄色で彼の名前と番号が描かれていた。また、バルブギアがないことを隠すためか、一時期、右側にトラムスカートをつけていた。
・レイアウト上では、作業員を運ぶ列車としてに使用されたが、この模型は他の機関車に比べてパワーがなく、脱線しやすかった。
・結局、引退して解体され、残った部品はレイアウトの景観を整えるためのポンプとして使われることになった。
・この災難がきっかけでエピソードが出来上がったとされている*6
参照画像 2号機関車のモデル機 2号機関車の模型 ポンプに改造された2号機関車の模型

*1 改造前の仕事内容は不明。
*2 本人は、『二度や三度脱線したってどうっていうことはない。』と言っていた。
*3 その後の消息は不明。
*4 ファルコンスチュアートデュークの話を聞くまで、彼の事を全く知らなかった為。
*5 このニックネームは原作設定資料集『The Island of Sodor: Its People, History and Railways』が出版されるまで、明らかにされなかった。
*6 皮肉にもこの特性はモデル機にも実際に存在した特性である。