佐中国自治府

Last-modified: 2021-08-03 (火) 15:50:44

佐中大神宮_0.png

基本データ

首都:佐中市(海都藩)
最大都市:海都市(海都藩)
通貨:日本円
最高指導者:神城正恩(鎖国派)
前最高指導者:神城正男(開国派)

佐中国自治府とは

「佐中神道」という独自の宗教を基にして成立している、準国家的存在。一応、日本国に属しており、中華人民共和国の「自治区」のような存在になっている。

だが、日本国内や佐中国自治府内では「日本とは何か別の国」みたいな認識で見られている。

成立は鎌倉時代頃とされ、当時の守護が独自の神話を製作し、その神話が佐中国内に広まり神道としての信仰されるようになり、やがて国家的存在が形成されたことに由来する。当時の守護は「紙城氏」であったが、神話を作り佐中神道のトップになったことから「神城氏」へと改姓し、今に至っている。

政治制度

自治会議.PNG

自治会議場(佐中市)

佐中神道のトップ一家である、「神城家」による事実上の独裁体制となっている。行政・軍事・立法・宗教などの権限全てを神城家が掌握しており、逆らったものは行方が消えたりすることもある。

国家元首は「最高指導者」と呼ばれ、神城家の人間が代々務めている。最高指導者は、佐中神道のトップ役職である「佐中大神宮?神主」を兼ねている。役職名の「最高指導者」は近年になって使用されているものの、同等の職務は鎌倉時代ごろから存在しており、「神主守護」「神主大名」「佐皇」など様々な役職名が使われてきた経緯がある。また、その役職は全て神城家が代々務めてきている。

政治家は、色々な地域と交流し国力を高めようと考える「開国派」、他国との交流は行うべきでないと考える「鎖国派」に分かれており、常に意見の衝突が繰り広げられている。

神城家も「開国派(神城東家)」と「鎖国派(神城西家)」に分かれており、住む家まで違う。過去、開国派と鎖国派の衝突で内戦寸前にまで行ったことがあり、その反省を生かして現在では「開国派と鎖国派が代替わりで最高指導者を務める」という方式が取られている。

選挙と議会が存在しているものの、選挙は「反対するもののみが記入する形式」であり、「記入した者のその後は知れない」ため、実質形骸化している。また、投票者も誰に投票しているのかはよく分かっていない。

地域区分

佐中国自治府の領域は割と広く、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県を足したぐらいの面積とされる。

その領域は日本の都道府県と同じく「藩」という区分で分かれており、それぞれ独自の自治体が存在している。

海都藩

海都事変

NDF海都方面軍(海都支社)が佐中国自治府軍に勝利し、終戦協定である佐中宣言において、佐中国自治府の持つ佐中国地域の統治に関わる権利は全てNDF海都方面軍(海都支社)に譲渡された。これにより、佐中国自治府政府は佐中国地域の統治権一切を失い、佐中国自治府ならびに神城家による佐中国統治はその幕を下ろすこととなった。

この後、NDF海都方面軍(海都支社)は新国家として佐中民国府?を樹立し、神城家に代わってニコ鉄海都支社が新たなる支配者として君臨することとなった。