茅原急行バス 一の瀬自動車営業所
一の瀬自動車営業所(いちのせじどうしゃえいぎょうしょ)は、茅原市東部(菊江地区)周辺、および同地区と茅原京市街地を結ぶバス路線を管轄する営業所である。
車庫は2箇所に分かれており、今後の管轄路線増加を見越した車庫容量となっている。
管轄路線
冒頭の数字は行先番号。
桜大路線「さくらシャトル」
- [1]:茅原京駅~桜大路営業所~小倉一丁目~一の瀬東~菊江駅~菊江総合庁舎
- [3]:茅原京駅~桜大路営業所~小倉一丁目~一の瀬
- [301]:茅原京駅~(都市高速)~小倉一丁目~一の瀬東~菊江駅~菊江総合庁舎
- [303]:茅原京駅~(都市高速)~小倉一丁目~一の瀬
一の瀬営業所のメイン路線であり、茅原急行バスの茅原地区における基幹路線である。1・3番は桜大路営業所と、301・303番は九条営業所と共管。
茅原京駅から市街東西方向のメインストリートである桜大路に入ったのち、京街道を経由して菊江地区にいたる。沿線人口は非常に多く、通勤・用務・行楽等多様な需要に支えられる高収益路線である。鉄道に限りなく近い利便性を確保するため、PTPS(公共車両優先システム)やバスロケーションの運用が行われている。
301番・303番はそれぞれ1番・3番の都市高速経由便(一般道経由便+300=都市高速便)。茅原都市高速1号茅原中宮線の開通を受けて設定された便で、茅原京駅と市南東部を、一般道便と比べ約半分の所要時間で結ぶ。都市高速便は桜大路通を経由しないが、書類上は桜大路線に含まれる。
菊江フィーダー線
- [29]:菊江総合庁舎~菊江駅~一の瀬~霞ノ陣
水京線と京街道の中間エリアから、水京線菊江駅へ連絡するフィーダー路線である。本数の多い他路線と並走あるいは近接している区間が多いことから、利用者・本数はあまり多くない(一の瀬近辺から水京線水谷方面へは、本数の多い京街道線を利用して実里園駅へ向かうほうが利便性が高い)。
高速七松一の瀬線「通勤高速バス (・∀・)イイ!!ライナー」
- 高速:一の瀬・上の宮・中宮IC西口~七松バスターミナル(七松駅)
京街道沿道から七松都心へのアクセス路線として開設された高速バス路線。中宮営業所との共管路線。
同地区から七松都心へは、水京線の予定ルートになっていたが、地価高騰のためルートから外されたという歴史的経緯がある。このため路線バスと鉄道を乗り継いでの移動が必要であったが、当路線の開設により乗り換えなしで行けるようになった。
リクライニングシート・トイレ付の50人乗り(42席+補助席8席)のバスを使用し、混雑の激しい一般路線バス・鉄道に対して快適性を売りにしている。また、移動時間も有効に利用できるよう、車内に電源コンセントを設置するとともに、無線LANによるインターネット接続サービスを提供。車内でPC・スマートフォンを使用することができ、ビジネス・情報収集・ニコ動視聴などに活用できる。