特徴
一言でいうと「大人用に作られたインゴムショーツ」
また「白い布地にフロントリボン」という
典型的なおパンツとしてのデザインもあるため
そういうのが好きな奴にはこれ一択だと思われる
綿100%の製品が多く、それも肌さわりの良さに貢献している
長所
先にこの状態での短所を言うと
「見た目がガキのおパンツっぽくダサい」というのが短所だが
機能性においては殆どのパンツの上位互換となっている
腹部の保温性
深穿きの名の通り、縦方向の布地面積が大きく
最大まで引っ張り上げると、へそを越えて腹部をすっぽり覆うほど
この性質により、冬場に腹が冷えるのを軽減できる
圧倒的伸縮力
インゴムショーツ特有の圧倒的伸縮性
購入時点でおおよそウエストゴムが20cm近く伸び縮みするため
Mサイズが適正サイズの人間がLLサイズを買っても
足回りと腹回りのゴムがちゃんとしまって固定できるほど
チンポジ維持力
男性なら股間についてるアレを固定する力も高い
男性用のボクサーパンツやブリーフと違い
「締めて固定」というより、「ゆったりと支える形」で固定する不思議な履き心地となる
不意の勃起に対してもゴムの伸縮で対応するため、窮屈な感じがまったくない
前後が一目でわかる(リボンつき限定)
白の布地だと、どちらが前後が見分けがつきにくいが
穿く時にリボンさえ探せば一目で前後がわかるのが特徴
洗うタイミングがわかりやすい(布地の色が白限定)
白なので汚れが目立ちやすいが
逆に言うと「洗うタイミング」がわかりやすい
最大の弱点
長所で書いた通り、「理論上最強に近いおパンツ」だが
もちろん、欠点はある
男物のパンツを長く使い続けると、じわじわ発生してくる
「伸縮力の低下」が発生するが、もちろん、このおパンツも例外ではない
一説にはおパンツの寿命は90日と言われてるが
インゴムショーツは伸縮力が高いため、1年ぐらいは余裕で戦える
が、2~3年も穿き続けると、さすがのインゴムショーツも
毒ダメージが響いてくるように、伸縮力の低下が誤魔化せなくなってくる
びろびろ化
2~3年も穿き続けた時点で、伸縮力が元の50%以上低下すると思ったほうがいい
当然、いくら伸縮力が高いインゴムおパンツでも、いろんな機能がダメになってくる
深穿きが不能になる
ウエストゴムがビロビロになるので
深穿きができなくなります
おパンツ上げても、すぐ下がってお腹丸出しになる
動くたびにじわじわ下がる
ウエストゴムもそうだが、足回りのゴムも相応に伸びてしまうため
締めて固定できなくなり、動くたびに下がっていく
チンポジ維持力の低下
ゴムが緩むと、当然チンポジの安定維持も難しくなる
立てて収めるとウエストゴムが前方向に重みで伸びてしまうため
安定感を重視すると、まだ伸縮力が残ってる足回りのクロッチ部分に持っていく事になるが
当然足回りもだいぶ緩んでるため、ガバガバ足回りが開きながら固定することになる
デカパン化
女物の下着でもサイズ表記と大きさは男物と同じなので
LLサイズだと、ゴムがビロビロになるほどに、元々の105cm近いデカい布としての正体が露見してくる
「白いフロントリボンのインゴムショーツ」という
典型的な女物のおパンツでありながら、見た目のデカさが伸び切った男性用パンツと同レベルという
とんでもない見た目になる
通気性およびゆったり感の上昇
唯一の長所だが、腹回りも足回りも締まりが悪くなってガバガバになり
デカパン化してくるので、おパンツの中の風通しがよくなり、さらに履き心地がゆったりしてくる
そのため、夏場とかにはメリットにはなる
総評
長年穿く事で履き心地が変化してくると言えば聞こえは良いが
「ゆったり感と締まりが共存したおパンツ」から
「締めきれなくなった布地が縦にも横にもガバガバ広がる」
だらしない見た目と履き心地になっていく
初期性能が高い変わりに、経年劣化によるゴムの緩みで
著しく機能が低下してくる
ただ、「ゴムが伸び切ったデカいインゴムショーツ」も
ある意味味があるため、ゆったりしまくりなおパンツが好きなやつは
ゴムが伸び切ってからが本番とも言える
年季が入ったおパンツは、あちこちビロビロで当然なのだ