2025年7月25日に三重県鳥羽市で毎年恒例の「鳥羽みなとまつり花火大会」が開催されました。
鳥羽駅や中之郷駅を利用する人が多く、近鉄では臨時列車や運転区間延長列車が多数運転されるので一昨年、昨年に続いて撮影に行きました。
昨年の記事では「来年以降も撮影するかは微妙」と言いましたが、この記事の最後に紹介する列車が最大の理由で今年も撮影することになったのでぜひ最後までご覧ください。
急行五十鈴川行き1521列車→臨時普通鳥羽行き7871列車 VC21+VX06
3年連続で五十鈴川駅で撮影スタート。
恒例の大阪上本町から定期急行でやってきて五十鈴川18:13発の臨時普通に化ける列車ですが、今年は所定で5200系が入る運用となりました。
かなりの逆光ではあるものの大阪線所属の5200系で唯一標識灯が未更新のVX06が先頭で良かったです。
発車シーンの動画です。
延長急行鳥羽行き1631列車 FW07+X27
名古屋からの五十鈴川行き急行が鳥羽まで延長されたもので、昨年同様L/Cカーに改造された2610系が入っていました。
回送→急行名張行き1820列車 VC21+VX06
最初に撮影した化け運用で鳥羽に行った編成が回送で戻ってきて、今年も乗り場変更の上で当駅始発の名張行き急行として運転されるのですが到着時の行先表示は大阪上本町行きになっていました。
同じ場所で撮影していた方が乗務員さんに伝えたためすぐに修正されましたが、ちょうど7715列車に登板していた「ミジュマルライナー」と並んだところで撮影できました。
臨時普通鳥羽行き7873列車 AX17
明星始発の臨時普通です。
一昨年、昨年は当日の874列車で明星入庫した編成が充当されており、今年の場合は5200系列が所定の運用となったのでこの日874列車に充当されていたVX10が来るのかな？と思っていましたが、実際に来たのは明星所属で大阪線用編成の2800系AX17。
当日8823列車運用後は休んでいた編成なので収容力で有利なロングシート車として抜擢されたのかもしれませんね。
臨時普通鳥羽行き7971列車 FW08+FC93
少し時間を空けて五十鈴川19:39始発の臨時普通を撮影。
この列車も毎年運転されていますが、なんと言っても4番線から鳥羽方面に出発するのが最大の見どころで、今年初めてタイミングを合わせて撮影することができました。
定期ではこのような4番線での折り返し、下り始発列車は設定されておらず、非常にレアな光景です。
7971列車の編成は今年は撮影を見送った延長急行の1731列車として鳥羽に向かった編成が回送で戻ってきたもので、4番線での短い折り返し時間の間に同じく撮影を見送った臨時普通7875列車に充当されていたAX11の折り返し回送が到着、発車していきました。
7971列車の発車シーンです。
臨時急行伊勢中川行き8030列車 FW04+AX13
時間は21時頃、場所は宇治山田駅に変わります。
今年も花火臨ならではの鳥羽発伊勢中川行き急行を撮影。
宇治山田駅で8030列車の接近放送を収録したことで、一昨年、昨年を含めて五十鈴川、宇治山田、伊勢市の3駅で伊勢中川行き臨時急行の放送を収録したことになりました(笑)
臨時普通白塚行き8170列車 AX11
やはり毎年恒例で1本が設定されていますが、4両編成の白塚行き臨時普通を今年初めて撮影。
先ほど軽く触れたAX11が再度鳥羽へ回送された上で充当されました。
若干冒頭が切れていますが接近放送も収録しました。
臨時特急名古屋行き5112列車 AL15+AT61
松阪駅に移動し、今年も撮影に向かった最大の理由である列車を撮影することに。
その列車は鳥羽発津行き臨時特急で、昨年まで名古屋行きでしたが今年2月のダイヤ変更で名阪特急ひのとりが増発されたことにより名古屋線内の特に津から先の走行スジを取られてしまい、津で打ち切ってひのとり721列車に接続する形とした列車です。
津行き特急は毎日深夜に名古屋発の下り1本が運転されていますが、鳥羽方面からの運転は今回が史上初かもしれません。
個人的には縁のない列車だと思っていましたが、実際に見ることができて感無量でした。
本題から逸れるのですが、特急ではなく上りの臨時急行の津行きは運転実績があり、こちらの記事で紹介しています。
発車シーンの動画は撮影できましたが、接近放送については雑音が入ってしまい残念ながら没となってしまいました。
ちなみに接近放送では停車駅案内が省略され、"停車駅は伊勢中川です"という放送は流れませんでした。
今回はここまでです。
かれこれ3年連続で鳥羽みなとまつりの臨時列車を撮影しましたが、やはり津行き特急の放送が没になったのは残念なのでもし来年以降も同様なダイヤで運転されたらまた撮りたいなという感想になりました。
最後までご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m