実況パワフルプロ野球について
2016年現在、国内No1売り上げを誇るプロ野球ゲーム。
1993年の登場以来、ファミスタをはじめとするそれまでの野球ゲームの大半に採用されていなかった投球・打撃に高低の概念を採用。
他にも実況、ウグイス嬢の採用、球場の実名使用など様々な要素を盛り込んだ。(8からは球場の看板も再現された)
3では自分で選手を育成するサクセスモードが初登場。当初は野手のみだったが4からは投手も作成できるようになった。
サクセスモードはその後様々な発展を遂げ、Peercastでは99の冥球島TAや8の伝説最強TAが行われていた。
他、14・15・2009に搭載されている栄冠ナインも人気。栄冠ナインはPS3移行後しばらく廃止されていたが2014で復活した。
NEXT、2010(PS3版)ではついにオンライン対戦が実現。PPLなどで盛り上がりを見せていたが現在は下火に。
初期作からあったペナントモードも徐々に進化し、こちらも中々のボリュームに。
一方で13以降シナリオモードが消えてしまったのが残念。
プロスピに遅れること3年、2011からこちらも支配下全選手登録になった。チーム選手枠も2014から最大70人に拡張された。
パワプロクンポケットシリーズについて
パワプロの人気モードであったサクセスモードを重視して作られた作品。任天堂の携帯ゲーム機で発売されていた。
8以降ジャンルが野球バラエティに変更された。
サクセス内には妙に黒いシナリオや(いろんな意味で)危ないイベントがあるが、このゲームは全年齢対応である。
2011年にニンテンドーDSで発売された14を最後に新作が出ていない。
実況パワフルメジャーリーグシリーズについて
2006年に登場したパワプロシリーズのMLB版。ただし随所でパワプロシリーズとの違いが見られる。
ストライクゾーンが横に長かったり、外野の守備適正が三箇所に分かれているなど。
2009ではパワプロにはない能力エディット(ただし既存選手のみ)を搭載。WBCモードもあり。
2010年以降は発売されていない。
2011年9月にPS3でMLBボブルヘッド!という似たようなゲームが発売された。
Xbox360では海外版にあたるMLB Bobblehead Prosが配信されていた(現在は配信終了している)。
プロ野球スピリッツシリーズについて
2001年にプロ野球JAPAN2001として誕生したコナミのリアル系野球ゲームの2004年以降の名称。
当初はパワプロのリアル版といった感じだったが、2から投手の球種別の球威、変化量、制球が設定されるなど大幅に進化。
パワプロより早くオンライン対戦(Xbox360版3にて)を実装。4以降はPS3版でオンライン対戦が行えるように。
5完全版以降は支配下登録選手全選手収録。このゲームでしか登場しない選手も多々見受けられる。
2013年の大谷翔平の登場から8以降のパワプロでは出来ていた二刀流プレイを段階をおいて遊べるようになっていった。
余談だが2016年現在のパワプロでは出来ない試合中の指名打者制の解除が行える。