クラウズーラ・ファーブラ

Last-modified: 2015-08-02 (日) 17:57:35
Clausura fabula
所有者ネフ・ウルカ
分類ITGS
武器タイプ白兵、防衛
武器形態操り人形→特殊鎧

概要

[添付]
 着る者のいない空っぽなドレスと鎧の中間のような意匠を感じる巨大な操り人形。
大きさにしておおよそ2メートルと少し。
女性的なシルエットに、鎧と言い切るにはやや華美な装飾、ドレスというにはあまりにも堅牢な装甲を持っている。
全体としてのカラーは深い黒緑色であり、アクセントとして白銀。ところどころに赤。
あまりにも巨大なため持ち運びには向いていない。
ネフの両腕に取り付けられるダスト射出式糸巻き器と糸を手繰る手袋に連動して繊細な動作を可能にしている。
ネフは愛称としてこの武装をクラウと呼称している。
クラウの武装はその2メートルを超える体躯と同じ程に長大なツヴァイヘンダー1本のみ。
一見すれば大味な高威力が売りのようにも見えるが、実際のところはネフの卓越した操作技術による機敏でテクニカルな戦闘が主体。
ネフが常に持ち歩いている糸巻き器、またその糸もそれ単体を武器として使用することが可能。もっとも、クラウを使用できない緊急時にとりあえずの自衛が出来る程度である。
 

デ・イグマ (DeExMa)
 クラウズーラ・ファーブラの変形形態であり、最終武装でもある。
一度デ・イグマに変形させると使用者のオーラが完全に枯渇するまでデ・イグマはオーラを吸収し続ける。
クラウズーラ・ファーブラの結合部が分離し、使用者がその鎧を着込むような変形機構。
ネフの身長が140センチメートルに満たない程度であるのに対し、クラウズーラ・ファーブラは2メートルを超えるため、当然余剰部位、パーツが発生するが、その余剰パーツはデ・イグマの背部に翼のような形状で配置される。
クラウズーラ・ファーブラと武装は変わらず2メートルを超えるツヴァイヘンダーのみだが、機動性、耐久性、膂力その他の基礎性能が使用者の大量のオーラと引き換えに見違うほどに強化される。
オーラ残量にもよるがそれでもやはり駆動時間が極端に短く、5分と経たずに使用者のオーラが枯渇、強制的にデ・イグマは解除される。
局地極短期決戦用であり、汎用性や利便性を犠牲にして短時間での圧倒的制圧力のみを突き詰めている。
また、デ・イグマは武装そのものにも重大な負荷を与えるため短期間での連続使用はできず、一度デ・イグマを使用した場合再使用までにオーバーホールを行うことが推奨されている。

 デ・イグマを使用する時、ネフの毛髪や瞳は烈火のような赤色に染まり、デ・イグマそのものも同じような赤色に変色する。

補足

モチーフはデウス・エクス・マキナ