スゥ・サビドゥリーア

Last-modified: 2023-05-11 (木) 01:06:55

「知識を得てどう生きるかを考える事。それこそが我が一族の命題なのですね」

Sue Sabiduria

プロフィール
シンボルハテナマーク状に体を曲げた蛇 [添付]
種族蛇のファウナス
武器メモリア・アンティグア?
性別
年齢20
外見
服の色
アクセサリーコルセット/フード
肌の色
身長152cm
髪の色
瞳の色
モチーフ白蛇(グリム童話)
センブランスセンブランスは?
ステータス
所属ビーコンアカデミー
職業ハンター見習い→ハンター
チームPRSN
-ポルヴェ・ノッテ
-リッター・アイゼン
-ネルケ・クローブ
テーマソングLily -咲き誇るは白百合の花-
パートナーポルヴェ

外見

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白いレオタードに黒と茶色のコルセット、ショートパンツにローブ。

EeWOm2EUYAUvUU0.jpg 設定画6_レオタコルセット2カラー.jpg
前髪で右目を隠しているショートボブ。ファウナスの特徴として目元と手先足先が冷たい鱗に覆われている。また、瞳孔が若干縦に長い

【設定画】
※表情集と簡易設定画で髪型がちょっと違ってますが表情集の方が正しい髪型です
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【表情集】
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【武器ラフ】
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人物

小柄なファウナスの女性。感情の起伏があまり感じられない淡々とした高く涼やかな声で喋る。クールなように見えるが感情豊かな自信家。
俗世の喧噪から離れ、知識を集積することで自己を研鑽することを選んだ「白蛇」を名乗るファウナスの一族の出身であり、本人も非常に博学。
自然の中で生きる一族の中にあって、動物と対話する能力を持って生まれたため神童と崇められており、森では対等に接してくれる人がいなかった。
また、神童の称号は彼女にとっては重荷であったらしく、森にいたころは常に結果を出さねばならない強迫観念と何を成し遂げても「才能」の一言で片づけられてしまうことへの不満を抱えていた。
そういった事情もあってか、自信家のわりには持って生まれた才能を誇ることはせず、自身が後の人生で積んできた努力を自慢することが多い。

また、他者と意見を交わすことを好んでおり、チームメイトや友人を誘っては学んだことやこれから学ぶことに関しての意見交換を行っている。

なお、その博識ぶりは本や文献などで参照できる分野のものにのみ発揮され、流行りものの知識には非常に弱く、知ったかぶることもある。
そしてその知ったかぶりは大体外れている。彼女が度々口にする「わたし知ってますよ」という一節は、周囲には「これからスゥが涙目になるサイン」として認識されている始末である。
いじられ役に回りやすい気質ではあるが、対等であるが故にこうした関係性が築けている、と本人は認識しているようで、間違いに突っ込んでくる友人の存在は、対等な友人が欲しかった彼女にとってはむしろ喜ばしい物であるようだ。
なお、それはそれとして涙目にはなるのだが。

森暮らしではあるものの、知識を集積するという一族の性質上機械にも強い。とはいえ最先端の流行などには疎いため、あくまで「一応詳しい」程度のものである。

また、得意分野であれば非常に頭が良いのは前述の通りだが、その場で咄嗟に戦術を考えるのはあまり得意ではなく、ありていに言ってしまえば「脳筋」の部類に入るタイプである。
腰を据えての戦略考察は得意なため、アドリブが苦手なタイプだと言えるだろう。

何かを食べることが好き。食べ残しが嫌い。自然との対話を行えるが故に、食すことになる生物には感謝を欠かさない。
好きな言葉は「いただきます」と「ごちそうさま」

性格

一言で表せば、人懐っこい小動物のような女性。人助けが好き。
声が小さく静か。常に落ち着いた淡々とした声で話し、森の民以外には常に敬語のため、彼女と初めて出会った他者からは冷静な人物だと思われることが多い。
実際のところ、喜怒哀楽は意外とはっきりしており、口と眉の形に感情が出やすい。
大きな声を上げないだけで表情自体はコロコロ変わるうえ、声音もたんたんとした口調のままではあるが割とわかりやすく変化する。第一印象と実際の性格の差異が激しいタイプである。

前述の通り、故郷での経験から対等な友人を求めており、第一印象に反して積極的に他人に話しかけに行くフレンドリーな少女であるといえる。特に本が好きそうな生徒に話しかけることも多い。

入学当初は無垢に善なるものを信じており、善なることには善なる結果が巡ってくるものだと考えていたが、今の彼女は4年の学園生活や任務を経て、現実はそうではないと理解している。
その現実を見据えたうえで、彼女はなおも「自分は人を助け続けたい」という思いを胸に抱いている。
天然気質な女性ではあるが、その内側には確かな芯が宿っているのだ。

趣味は読書にゲームに映画鑑賞。加えてセンブランスを活かした動物との会話。よく服の隙間やフードの中に小動物が潜り込んでいる。
彼女の一族は映画などの作品に触れた際、その分析・感想を紙に記すことが多く、彼女もその気質を受け継いでいる。文体はほとんど論文のそれである。
ゲーム・映画1本、本1冊につき数万文字の長文を書き記すため、彼女の棚やベッドの周りには大量のルーズリーフが山積みになっており、時折こっそり自費出版で製本している。

能力

チェーンソーの刃と巨大な毒牙を備えた、バズーカ砲に変形する可変大剣「メモリア・アンティグア」を使用する。
メモリア・アンティグアには大口径のダスト弾を発射する機能が備わっており、それを用いた強引な高速移動を行うこともある。
メモリア・アンティグアは集落の祖が奮ったとされる武器を模した大鉈に、白蛇の森で培われた様々な技術・発想を組み込んだ武器であり、その成り立ち故にスゥはこの巨大な武器をとても気に入っている。

 
彼女の武器は非常に重く、体格の小さい彼女では強く振るだけで武器に体を持っていかれて体勢を崩してしまうが、彼女はその体勢の変化そのものを戦術に組み込んでいる。
当初は荒い部分も多く、隙を晒すことも多かった彼女の不安定な我流剣術は、研鑽を経てしっかりとした戦術と呼べるものに昇華されており、
スゥは重心の移動を巧みにコントロールすることで、見切りにくい独特なリズムを伴った大剣技を実現せしめている。
この独特な戦闘技術は、明らかに身の丈に合っていないこの武器をどうしても使いたいスゥの努力の結晶であり、
そういう意味では、「一念岩をも通す」という故事成語の実例と言えるのかもしれない。

センブランスは動物との会話。主な用途は索敵と情報収集だが、熊などの大型動物と縁を結ぶことで共闘を行うこともある。