トゥール・スーチャ

Tulz Sucha

外見

前髪も後ろ髪も伸びっぱなしでボサボサの長髪。色は光り輝く玉虫色。病的に痩せていて肌の色は死人のよう。顔立ちは綺麗だが妙な悪寒を感じる。年中支給されたスーツを着ている。いつも腰にブックバンドで大きな革張りの本を吊っている。

人物

自分のセンブランスを使える数少ない仕事の一つとしてアイギスに参加。それ以前は一般学生であり、ハントレスとしての訓練を受け始めたのはアイギスに来てから。センブランスはそれ以前から獲得している。

性格

いつも下を向いて足取りのおぼつかない様子で歩き回っている。
コミュニケーション能力は皆無に近く、特定の人物以外が近寄るだけでその場から動けなくなるほど体がすくむ。彼女の事を良く知っている人物ですら彼女の声を聞いたことはない。どうやら言葉を話せない模様で、コミュニケーションは筆談かスクロールによるチャット。
アイギス内では嫌われてこそいないもののあまりにも異様で浮いている。

能力

武器のトラペゾへドロンは玉虫色に輝くねじれ双角錐のダスト塊大きさはトゥールの掌ほど。変形機構はなく、それそのものに攻撃性能はない。トゥールのセンブランスのブースターとして機能する。
普段はトゥールの腰にある革張りの本の中にしまわれている。
センブランスは「物体の壊死、腐敗」
トゥールが触れたもの全てが否応なく腐敗し壊死する。生物、非生物、無機物、有機物問わず。トラペゾヘドロンを触媒とすることでセンブランスを遠距離に射出出来る。
触れている時間によって効果の大小はあるが、おおよそ10秒程度で触れられたものすべては赤黒い不定形の泥に変化する。
なお、このセンブランスによって失われたありとあらゆるものは復元しない。